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カブーフレンズ:速報性を重視!妙味株満載!
街の噂・気になる話


 − 10/19(金) −


【出席者】

タカダ:ディーラー、ババ:アナリスト、トシ:業界誌記者、ハコ:歩合外務員、モトハル:カブースタッフ


モトハル:こんにちは、週末本音フリートークを始めます。好調で高値を付けた10月初っ端の相場でしたが、足元で急激な調整の動きとなっています。株価などと言うものは何処までも上がるものでもないですし、何処までも下がるものではない訳で、その意味ではこのように急激に上げた相場が急激に下げる、調整すると言ったような動きが、当然至極のことなのかも知れません。急な変化に弱いと言う投資家の方も多いのかも知れませんが、変化があってこその相場だとすると、次の儲けのチャンスが来たと言うことである意味ではポジティブな考え方も出来るのかも知れません。尤も多くのポジションを保持されていた投資家の方にとっては大きなダメージになったのかも知れませんが、それでも終わった相場ではありませんし、年末に向けてまだまだ期待できる展開と言うことになりそうです。と言うことで今週も特選情報を宜しくご紹介ください。

ハコ:波乱含みの相場となり、目先は調整ですね。2万4000円突破となり27年ぶりに日本株は高くなり、アベノミクス効果期待があったのですが、ここで全体波乱となり調整、しばらくは日柄調整がありそうですね。NY株の落ち着きも待ちたいところとなりますね。このように手詰まり強い相場では、2134 サンキャピタルのようなマネーゲーム的な株が人気となったわけですが、その前に1435 TATERUなども大きく売られたところからの反発があったわけですが、8925 アルデプロなども短期急騰しているのは、まさにその場のマネーゲームであり、そのまま上がると思っている人は少なく、その場で上がれば利用するという流れですね。これらの株はその場人気ですから、多くはデイトレード資金であるため、上がるのも早いですが、下がるのも早い。この点では割り切った運用が必要となりますね。ここで大人気となって株価10倍増にもなった9820 MTジェネックが利食い売りに急落、同じタイミングで上げていた3356 テリロジーも急落しましたね。一度利食い売りが入いると一般の狼狽売りなどもあり投げさせられてしまいますから、そうなると数日は売られる可能性がありますね。重要な点は、それで終わってしまうのか、再び、上げ行くのか、しっかり動きを見ることですが、一般投資家としてはこれからの動きは非常に乱高下激しいので敬遠した方がいいでしょうね。難しい相場となる。思惑としては株主が変化して、放出した株券はどこに行くのか、そんなことの思惑妙味もあるのですが、すでに大相場を出した株だけに、一般は深追いは禁物となりますね。

トシ:全体が調整となり、NY株も下げたら、しばらくは様子見となりますが、それでも、6758 ソニーなど日本のまともな銘柄は狙いでしょうし、短期で大浮上した9984 ソフトバンクなどもどこまで下げるか見ていき、しっかり調整場面を狙うことになりますね。大きく下げたところでこれらの株はしっかり上がると思いますね。ソフトバンクは年内は1万3000円の戻りも期待できますね。大きな相場となり来年相場でもしっかり上がる期待がありますね。9983 ファストリもいいですね、世界にユニクロを展開。どこの国でも日本でいえば銀座の中心に店を作るような感じで中心に店舗展開、しかも、どの国でも方式は日本と同じ、買ったものをレジで並びお金を払う方式、製品の良さは定評があり、安いという点でも世界受けしている。株価は昨年も今年も大きく上げましたが、これから6万円突破からさらに来年相場では75000円も期待される。大きな相場となると思いますね。この株は日経平均への貢献度が大きいため、次に日経平均が上がる相場では、しっかり値幅をとってくれる株になるとみてます。後は225株の出遅れですね。6501 日立製作所、6752 パナソニックなどもこの位置は狙いとなりますね。7735 スクリンなどの大きく売られた株の戻りも期待したいですね。波乱で下げてるときは狙いとなりますね。パナソニックなどは戻りに入ると1500円突破来年相場では2000円も狙う相場になると思いますね。6501 日立製作所は1000円突破、来年相場では1200円も狙えそうですね。評価する証券は多く、これら家電大手の株はしっかり狙いですね。

ハコ:ここで6506 安川電機の下方修正はやっかいでしばらくは調整ですが、下方修正された場合には下方範囲と、その株の実力をみて下値は狙いとなりますね。いつまでもどこまでも売られるのではなく、期待がある株の場合には売られて、誰も狙わなくなったら下値は狙いになりますね。イオンは好調でしたね。3-8月、純利益2.5倍、GMSの赤字幅縮小などから、これは刺激になりますね、特に海外べトナムや中国などの収益が伸びている点に注目ですね。マレーシアなどでもイオンは大きく商売してますが、今後は日本の伸びとともに海外注目ですね。ここで新興市場株では、6027 弁護士ドットコムの押し目は狙いとなりますね。サイト好調であり、参加弁護士も増加でここで調整してますが4000円割れでもあれば買い場となりそうですね。「クラウドサイン」の導入企業数が3万社を突破したとの報告がありましたが、これは凄い。株価は一定時間かけて5000円相場に向かう可能性がありますね。ここで新興市場株は全体相場の調整で利食い売りが入った、これは当然の展開ですが、これから押し目を狙う株しては今後の業績がしっかり上向きの会社は狙いとなりますね。2484 夢の街創造も高値からは1000円調整してますが、今後期待があるので押し目は狙いですね。出前館は今後とも成長する期待があり、今後はどのように日本全土で加盟店を増やしていくかが課題ですし、大日本のウーバーが拡大してくると脅威ですが、ここ1年くらいはもたつきも考えられるのでそこが出前館としてはチャンスですね。先駆者利益をしっかりとり、加盟店と利用者をここで増やしておく必要がありますね。特にいままで利用できなかった店が使えるようになるとさらに利用者は増えますからね。

トシ:波乱含みとなり、いままで相場をリードしてきた今年の大化け株である9820 MTジェネックが急落しました。仕込みの主体になっている資金が逃げたのか、他の資金が売り、利食い売り加速したのか、明確に説明できる人はいないと思いますが、同時に上げていた3356 テリロジーも急落して大きく調整してます。このような株が下げるとき半端な戻りではかえって売りが出てしまうので、徹底して投げる人には投げさせてしまう、というのが鉄則となります。つまり下げ続けて、売り尽きるまでは、死んだふりという感じの相場になると思います。それから復活ある場合には一気に戻すでしょうし、終わってしまうなら、瞬間の戻りがあっても戻り鈍く、下値になっていくとなりますね。大相場を出した株ですから、しばらくは様子をみて損しないようにしなければなりませんね。ここでは新興市場株では下げる株も増えているのですが、事業内容などに妙味があり期待がある株としては5699 イボキンは有望ですね。けったいな社名ですが、工場解体、産業廃棄物処理、特に金属処理は定評があり技術力がありますから、今後とも業績は上向きとなりそうですね。4390 ipsは急落することもありますが、押し目からの戻り狙う。日本の雇用の中で海外、特にアジアの人材が必要となります。ベトナム、タイ、さらに他のアジアではフィリピン人の雇用が必要となる。これに強いのが同社ですね。在日フィリピン人を掌握する会社です。ここからの押し目狙いとしては、3989 シェアリングT、6626 SEMITEC、2471 エスプール、3641 パピレス、6069 トレンダーズ、4382 HEROZ、6233 極東産機などの押し目は狙いですね、これらの株は復活する期待がありますね。

モトハル:大きく調整している相場ですが、足元で米国では10月12日から米国企業の2018年7−9月期決算発表が本格化します。みずほ証券では好調な米国の企業業績を反映して、NYダウが年内に2万8000ドルまで上昇すると予想しています。トムソン・ロイターの10月1日時点の市場予想集計によると、主要500社の18年7−9月期利益伸び率は前年同期比+21.6%と、3四半期連続の2割超予想。米個人消費や設備投資の堅調推移、法人税減税により、企業業績は好調を維持したもようです。なお、アナリストは決算発表が近づくにつれ慎重な予想に修正し、結果的に実績が予想を上回る傾向があるそうです。直近20四半期(13年7−9月期〜18年4−6月期)の決算発表で、平均71%の企業が市場予想を上回る利益を発表。主要500社の利益伸び率は全20四半期で事前予想を上回り、上振れ幅は平均3.4ポイントとなっています。今年に入り、1−3月期利益伸び率は前年同期比+26.6%で上振れ幅は8.1ポイント、4−6月期利益伸び率は同+24.9%で上振れ幅は4.2ポイントと、上振れ幅が縮小。7−9月期利益伸び率は、事前予想の同+21.6%に上振れ幅の過去平均3.4ポイントを当てはめた同+25%程度の着地が想定されています。一方、18年通年利益伸び率は、四半期利益の市場予想比での上振れを受け、4月1日時点の前年比+19.8%、7月1日時点の同+22.4%、10月1日時点の同+23.%と上方修正が続いています。尚、9月に業種分類が変更されており、主な変更点として、@「通信」を「コミュニケーション・サービス」に改称し対象範囲を拡大、Aメディア関連企業を一般消費財からコミュニケーション・サービスに移動、Bアルファベットやフェイスブック等の一部ネット関連企業を情報技術からコミュニケーション・サービスに移動、等があります。コミュニケーション・サービスは成長性の高い業種となり、情報技術はハードウエアや半導体関連の比重増で業前の景気連動性が上昇、一般消費財はアマゾン・ドットコム等の成長株の比重増で、業績の景気連動性が低下する見込みです。2018年7−9月期利益伸び率予想を業種別にみると、金融、エネルギー、素材が全体を上回っています。金融は、金利上昇を背景にJPモルガン・チエースの純金利収入が増加したとみられています。また、昨年8〜9月に米南部や自治領プエルトリコを襲ったハリケーン被害への保険金支払いで17年7−9月期に大幅赤字を計上した一部保険会社の黒字転換も、大幅増益に寄与する見込みです。エネルギーは平均原油価格が17年7−9月期比で4割超上昇して原油掘削事業が急回復したとみられ、素材は米景気拡大を背景に工業用素材への需要が堅調であったもようです。2018年4−6月期決算発表では、自動車メーカーが鉄鋼・アルミ製品への追加関税を背景とした原材料価格の上昇等を理由に利益見通しを引き下げる等、貿易摩擦による一定程度の業績影響がみられています。7月以降、米国による計2,500億ドルの中国製品への追加関税や、中国からの報復関税で輸出入コストが上昇したとみられ、18年7−9月期業績や18年利益見通しへの影響が懸念されています。ただ、これまでのところコスト増を価格転嫁や販売増、調達・生産の見直しで吸収している企業も多く、全体として貿易摩擦の業績影響は限定的で、今回の決算発表でも関税影響が限定的であることを確認できれば、米国株は業績評価で上昇基調を維持し、年内のNYダウは28000ドルを視野に上昇しようとの見方です。推奨銘柄では中古車販売の大手3186 ネクステージですが、18年11月期第3四半期の経常利益は13.7%増益と好調な業績推移となっているようです。それではその他情報がございましたら宜しくお願いします。

タカダ:貸会議室の運営などを展開しているおなじみの3479 TKPですが、これも業績が引き続き拡大しているということもあり、株価には見直し余地が十分にあると予想します。先に発表されていた第1四半期決算も好調でした。運営する会議室や宴会場が増え、稼働率も高水準だったほか、主に新しいビルに開設する高単価の会議室「TKPガーデンシティプレミアム」の利用も堅調。第1四半期の売上高は26%増の91億円、純利益は33%増の9億9200万円と大幅な増収増益を達成。2019年2月期通期に関しても売上高は前期比20%増の345億円、純利益は2%増の21億円が見込まれています。市場では週明け15日に発表される予定の第2四半期決算にも関心を寄せているようで、目先、底堅い動きが続く可 能性がありそうです。

ババ:家賃債務保証や不動産管理支援サービスを手掛けている東証2部、7196 Casaだが、旺盛な需要に支えられ、売上高は過去最高を水準を保っており、株価にもまだまだアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想する。先に報じられていた上半期決算も通期の計画に対して良好な決算となった。上半期は家賃の集金代行と保証がセットになった「Casaダイレクト」、および集金代行に加えて孤独死に備えた保険サービスを付帯した「家主ダイレクト」等の販売を強化したことで売上高は前年同期比2%増の42億円、営業利益は回収コストの減少によって粗利益率が2.4ポイント上昇し、前年同期比34%増の6.6億円と大幅な営業増益を達成している。会社側の2019年1 月期通期の単独業績予想は、売上高が前期比7%増の89億円、営業利益が同7%増の12億円と期初計画を据え置いているものの、市場では「慎重過ぎる」などとしているようだ。

タカダ:来週16日はまた「訪日外客数」というのが発表されますが、関連では今週も高い場面があった4344 ソースネクストですかね。例の翻訳機「ポケトーク」の導入が続いており、収益が拡大しているだけでなく、どんどん「認知度」というものも高まっており、株高が続いているのも納得できるところがあります。全てはお伝えしきれませんが、最近の各企業による“導入実績”としては例えば化粧品のファンケル、東京駅構内の商業施設である「グランスタ」の各店舗だとか、日本交通のハイヤーの接客ツールとして採 用されただとか、J1サッカークラブ・ベガルタ仙台のコミュニケーション・ツールとして採用されたとか、品川区の北品川商店街の接客ツールとして採用されたとか、ライフスタイルストア「PLAZA」、あるいは「東京ミッドタウン日比谷」での接客ツールに採用とか、JR東北バスの観光バスの接客ツールに採用など、それこそ枚挙に暇がないという“導入実績”であり、ラグビーワールドカップが開催される2019年、オリンピックの2020年と今後も間違いなく各方面で採用されていくはずですので、将来の収益拡大を織り込むように株高もまだまだ続くはずです。

ババ:スポーツクラブ大手の2378 ルネサンスも業績が拡大しており、株価にもまだまだ上値の余地があると予想する。売上高・営 業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新し た2018年3月期に続き、今期も見通しはポジティブであれい、先に発表された第1四半期決算も在籍会員数の増加等により、売上高は前年同期比2.3%増となっていた。グローバル市場への取り組みにおいては ベトナムにおけるフィットネスクラブ、スイミングスクールの直営展開も順調に進んでいます。また、同社がスポンサーになっている競泳の池江璃花子選手(日大へ進学が決定)が2020年の東京オリンピックでメダル獲得が有望視されていることも株価の一つの下支え要因と考えられよう。10月26日に発表される予定の第2四半期決算にも“ポジティブ・サプライズ”が生じる可能性もありそうだ。

モトハル:朝晩、随分と涼しくなってきました。今年の夏は暑かったと言う印象が強いのですが、その一方で自然災害も多かったと言うことで、特に大型台風が各地で被害をもたらしたことかもしれません。特に日本だけではなく、世界各地でハリケーンなど同じような熱帯低気圧が発達した訳ですが、例年に比べても回数も規模も大きかったと言うことになります。気象庁に拠りますと、秋の間にエルニーニョ現象が発生する可能性が高い見込みだそうで、この影響でこの冬は暖冬になるのではないかと言ったことになるとのことで、あくまでも可能性の話ですから、何とも言えませんが、それでも異常気象の延長線上で色々と問題があるかも知れませんね。それでは今週はこの辺りで御終いです。来週までごきげんよう。


※カブーフレンズのコンテンツ「フリートーク」を1週遅れで掲載しています。