− 10/9(火) − 米国と日本などに関しては“安泰”であり、今後も安定した状態が続く... 山岡マネージャー:この世界、「一寸先は闇」とまでは言いませんが、でも、それに近いようなところがありまして、国内要因だけで動いているならわかりやすいところもありますけれど外的要因の影響も大きいじゃないですか?注目されていることとして、これだけ米長期金利が上昇してしまうと対外債務が多く、財政力が弱い新興国は厳しくなってきますし、金融市場の先行きに不透明感が意識されるようになると思います。でも、それもそうかもしれませんが、肝心なのは米国や日本がどうなるかであり、その米国と日本などに関しては“安泰”であり、今後も安定した状態が続くのだと思います。 海原総料理長:そういうことじゃな。色々な見方はあるし、様々な評価や分析があるわけだが、しかし、「米国第一主義」を掲げたトランプ政権がやってきたことは特に非人道的でもなければ反民主主義的でもないし、米国の国益に反するようなことでもないわけだから、これまでトランプ政権になって株価が値上がりしてきたことは十分に説明できることでもあり、少なくともEUから離脱してどこに行こうとしているのわからない英国とは違うだろう。あれほどの広大な国土で、あれほどの大きな経済力を持つ国を特に分断させることなくマネージメントしているのだから、よくやっていると言うべきだろう。専制政治や独裁政治で国をまとめることは、ある意味では簡単だ。法律を作ってしまえばいいわけだからな。そうではなく民主主義を維持しながら政治面でも経済面でも世界をリードするというのは同盟国ともライバル国とも敵国ともうまくやっていかなければ成せることではない並大抵のことではないし、それを絶妙のさじ加減で実現しているのが米国だとワシは思う。色々な悲観論や警戒論はあるが、これまでと同様、上手く乗り切っていくのだろう。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。トランプ政権、ドナルド・トランプ氏に対してはどうしてもメディアは批判的です。大統領選前からもそうでしたし、今現在でもそうです。どうしてもメディアはリベラルであり、左翼的な性質を持っている関係上、あのようなトランプさんのようなタイプは攻撃の対象になりやすいのかもしれませんが、でも、日本のメディアと同様、「よくやっている」という点にはあまり触れないし、粗探しばかりをしがちだという傾向はありますよね?つい先日も台風や自然災害で首都圏の電車がストップしてしまったというのがありました。JRが珍しい計画運休なんてことをやったら知らなかった人は乗れなかった人がたくさんいて猛烈に批判されたということがあったりしましたが、でも、日常的には何百万人、何千万人という途方もない数の乗客を滞りなく日常的に乗り降りさせているということに対しては特にメディアは褒めたり評価しないのもどうかと思います。そっちのほうがよほど凄いと思いますが、100あるうちの一つのミスを「大問題だ」とするのがメディアであり、トランプさんもそのような扱いを受けているのだと思います。でも、市場というのは冷静であり公平であり、偏った考えを排除する性質を持っていますから、ですから、実体を正しく反映し、株高が続いてきたのだと思います。そして、これからも良好な日米経済、良好な企業業績を評価した株高が続いていくのだと思います。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。ハウスウェディングの先駆け的存在として知られるおなじみの4331テイクアンドギヴ・ニーズだが、売上高は過去最高を保ち、利益面でも回復基調が続いていることもあり、株価にも根強い先高感が感じられる。同社は第2四半期決算を11月9日に発表する予定だが、その第2四半期決算を増額修正したことを引き続き市場では材料視しているようだ。先に報じられていたように第2四半期決算だが、売上高は受注組数が堅調に推移をしており、また、損益面でも収益改善取組みとして内製化の推進などによる収益力の向上や継続的なコスト削減の推進により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益について、業績予想を上回る見込みとなった、と報じられている。株高が続き、雇用情勢も良好なこともあって景況感の改善が続いていることも景気敏感な同社株の追い風になっていると考えられる。右肩上がりを保ちそうだ。 山岡マネージャー:JXTG系のチタン精練大手である5727東邦チタニウムですが、足もとで円安が進んでいたこともあり、再び増額修正される可能性があると判断した買いが流入しているようで株価には根強い先高感が感じられる状態にあります。同社は第1四半期の決算発表時(7月27日)に2019年3月期の連結純利益が前期比9%増の37億円になりそうだと発表しています。従来予想(9%減の31億円)を6億円上回り、一転増益になると報じられています。為替レートを1ドル105円で想定していましたが、が足元で円安に進んでいるのを受けて同110円に変更(輸出採算が改善する)。ところが、さらに直近では1ドル114円台半ばまで下落していたことで、さらなる通期の見通しが増額修正される可能性があると市場では見込んでいるようです。押し目を拾えれば確度の高いリバウンドが狙えると予想します。 海原総料理長:インフルエンザ検査薬など体外診断薬の4595ミズホメディーだが、引き続き業績が好調なことに加え、ここでは新規の買い手掛かりが出てきていたこともあり、株価には根強い先高感が感じられる。先の報道にあったように同社では複数の感染症向けの遺伝子解析装置とマイコプラズマ肺炎の遺伝子検査キットを10月15日から販売すると発表。将来の業績への寄与に市場でも期待を寄せているようだ(遺伝子解析という検査の精度の高さに加え、早期診断が可能となるため、需要拡大が期待できるという)。また、業績についても売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2017年12月期に続き、2018年12月期も高い業績変化が見込まれており、また、来月11月にはインフルエンザの予防接種が始まることもあってシーズン・ストックの一つとして改めて注目されそうだ。押し目は強気で臨みたい。 山岡マネージャー:ネット広告配信サービスの6579ログリーはネット広告市場の拡大を背景に成長が続いており、株価にもまだまだ上値の余地はあると予想します。先の第1四半期決算も好調でした。「運用型広告」が前年より拡大し、前年比127.3%の9,400億円となっています。動画広告の拡大や運用型広告をブランディング目的で活用する動きが活発化したことや、広告主側においてアドベリフィケーション(広告価値毀損への対応策、またはそれを実行する仕組み)の活用が進んだことが追い風となりました。また、特許侵害における訴訟リスクが排除され、かつ、技術が公的に認められたことによるサービス(2016年11月に提供を開始したメディアの価値を最大化するツールである『Loyalfarm』など)の提供が拡大したことで新規メディア獲得や既存メディアとの関係強化に貢献することができたため、安定した広告受注に繋がり、第1四半期の売上に寄与しています。2019年3月期通期の見通しは売上高が前期比26.2%増の20億2600万円、営業利益が同43.5%増の1億8000万円を計画するなど大幅な増収増益を計画しています。 海原総料理長:工具・工場用品販売の3064モノタロウだが、引き続き高成長を維持していることもあり、株価は水準訂正は進んでいるもののまだまだ値上がりの余地があると予想する。先に報じられていた上半期決算も好決算となった。上半期はウェブサイトを通じた新規顧客の開拓が進んだほか、物流拠点の自動化による効率化などが寄与し、純利益は前年同期比16%増の46億円となっていている(1〜6月期としては過去最高を記録)。足もとの月次売上高についても(全店売上高)、6月は22.8%増、7月は29.8%増、8月は25.3%増と極めて高い伸びを保っており、今後も高成長と共に株高が続くことが予想される(10月26日発表の第3四半期決算にも期待が寄せられているようだ)。 山岡マネージャー:セブン−イレブンやイトーヨーカ堂を傘下に持つ持ち株会社の3382セブン&アイ・ですが、業界内における高い競争力を武器に成長が続いており、株価にも根強い先高感が感じられます。営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2018年2月期に続き、今期も売上高は11%増、営業利益は6%増、最終利益は15.9%増と最高益が見こまれています。今週11日に発表される予定の上半期決算に関しても先の日経新聞の業績観測記事にもあったように好決算が見こまれています。国内のコンビニエンスストア事業は人手不足の影響が響き減益だったようですが、海外コンビニが好調で総合スーパーのイトーヨーカ堂も採算が改善し、営業利益は前年同期比3%増の約2000億円と従来予想(1%増の1967億円)をや上回った模様です(同期間で6年連続の最高益更新)。先週3日に野村が目標株価を6600円に引き上げてきたことも一つの株価の下支え要因と考えられます。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、株はボチボチだけど最近はひっさびさにFXで儲かったわよ〜。アメリカの大統領選の時はさんざん損ばかりさせられて嫌になったけど、ここにきてやっと読めるようになったじゃない?で、111円台前半でドル円を仕込んでたんだけど、思惑通りというかみんなそうだろうと思っていたと思うけど、トントン拍子で値上がりしたじゃない?で、114円台前半で利食いして、と同時にドル円のショートもやったわけ。だって、テクニカル的には過熱してるって言われていたじゃない?将来的にはドル高方向かもしれないけどテクニカル的には一旦は売りだってことでロングを利食いし、そこで一旦ショートをしたら、それも少し儲かったってわけなのよ。ロングで37万円ちょっと、ショートで2万円ちょっと(スワップのマイナスもあり)、合わせて40万円ぐらい儲かったわよ〜。みんなもやってた?でもさ、相場の世界って、自分がやっていることは多くの人も同時にやっているはずだから、多分、日本中で先週はドル円で儲かった人が結構いたと思う。で、儲かったら儲かったで、その儲けでまた次の儲けを狙うってことになるわけだからさ、また相場が動くことになるんじゃないかしら?ドル円も動く、株も動く、そういうことになっていくと思うんだけど、どうかしら?てなわけで、4388エーアイ。先週も山岡さんなんかが取り上げていたけれど、アタシもいいと思う。音声合成市場っていうの?災害から多いから防災行政無線だとかもそうだし、コールセンターのオペレーター業務なんかも人間がやっている場合じゃないでしょ?伸びると思う。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。金融・通信向けなどに業務ソフトの受託開発を手掛けている3677システム情報も新規の買い手掛かりが出てきたことと、引き続き業績が拡大していることを評価した買いに支えられているようで株価には根強い先高感が感じられる。ここで先週発表されていたように同社はRPA(仮想知的労働者)の世界トップカンパニーであるユーアイパス社の日本法人と「開発リソースパートナープログラム」の契約を先週の10月1日に締結している。人手不足を背景に金融や通信業界を始め、様々な業界で現在はRPAへのニーズが高まっており、今回の契約提携を通じて同社のさらなる収益の拡大に市場も関心を寄せているようだ。業績に関しても11月に発表される予定の2018年9月期通期の見通しを9月に増額修正しており(保険会社や小売企業のシステム構築、更新の需要拡大などが収益を押し上げる)、市場では来期の業績についても好調を維持すると観測している。株価の水準訂正は進んでいるものの、まだまだこんなもんじゃないだろうな。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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