− 10/11(木) − 「新元号」という“特有の事情”により、来年はお祝いムードで満たされなければ... 山岡マネージャー:色々なことがあります。今年よりも来年、もっと世界では様々な変動があるのかもしれない、そんな気がしてならない今日この頃ですが、でも、日本に関しては「あんまり関係ない」と言う人もいらっしゃるかもしれませんけれど、来年は「新元号」であり、退位される今の天皇陛下、新しく天皇陛下になられる今の皇太子殿下のためにも暗く落ち込んでいる場合ではありませんからね。よその国のことはわかりません。でも、日本に関してだけは新しい時代を迎える「新元号」という“特有の事情”により、来年はお祝いムードで満たされなければならないわけです。 海原総料理長:そういうことじゃな。今は西暦でいうところの21世紀だが、21世紀の最初の年であった2001年には9月に対米テロという悲惨な出来事があった。しかし、20世紀が終わり、21世紀という新しい世紀になる時というのはちょっとしたお祝いムードがあったことは事実であり、それと「新元号」というのは同じような大きな時代の変わり目でもあり、もしかすると新しい世紀になるよりも日本にとっては大きな変化かもしれない、そのぐらいのことなのだから山岡君が言うように陰気くさいムードを作ってしまうことは“不敬”であり、あってはならないことだろう。しかも、2019年はあのラグビーで強敵の南アフリカを破ったワールドカップ、その日本大会が開催されるし、その勢いで再来年は東京オリンピックへ突入していくのだから日本中が盛り上がらなければならない。勿論、勝負事だから勝てる保証はないとはいえ、それでも勝ち負けに関係なく盛り上げムードを作ることが求められるわけだから、世界で何があろうと日本だけは盛り上がるに違いない。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。なにせ日本は「違う惑星」ですからね(笑)。世界が絶好調の時でも日本はバブル崩壊の後始末で1990年代は陰気くさかったですけど、今の日本はアベノミクスで世界とは違うペース、違うノリで回復していますし、このまま「新元号」とスポーツの大きなイベントとで独自の繁栄と盛り上がりをみせていくことになるのだと思います。来年は世界は沈んでいくのかもしれない、ところが日本だけは世界とは無関係に明るいムードを保ち、世界中から人が訪れ、投資資金も流入し続けるのだと思います。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。化粧品や食品などのプラスチック容器を製造している4248竹本容器だが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した前2017年12月期に続き、今期も増収増益が計画されており、株価にはまだまだ上値の余地があると予想する。国内や中国で化粧品向けボトルの受注が好調で業績が押し上げられている。先に報じられていた上半期決算でも通期計画に対する進捗率が営業利益で57%、経常利益が57.87%、最終利益が58.42%と50%をいずれも超過していたこともあり、2018年12月期通期の売上高予想、最終利益予想などを増額修正していた。市場では2019年12月期以降も安定した増収増益を観測しており、買い安心感が感じられる。なかなか良い株だ。 山岡マネージャー:会員向け法律相談と弁護士向け営業支援のサイト運営をしているおなじみの6027弁護士COMですが、ここで市場全体の調整の影響もあって株価が25日線水準に達しており、押し目買い機運となってきたことが指摘されており、当面は戻りを試す展開が予想されます。企業間の契約書類や発注者などのクラウド契約サービス「クラウドサイン」の導入企業が着々と増えています。先の報道にあったように、この10月にはクラウドサインの導入企業数が野村證券やスクウェア・エニックス、リクルートホールディングスなどの大手企業をはじめとし、30,000社を突破した模様です。また、このクラウドサインは「2018年度グッドデザイン賞」を受賞したということも株価には好材料と言えそうです。10月29日に発表される予定の第2四半期決算に関しても市場では好決算を期待しているようです。 海原総料理長:最近は「3点まとめて1000円の新型店」「米でスーパー新規出店」などといった新しい手掛かり材料が出てきていた7532ドンキホーテホールディングスだが、引き続き業績も拡大が続いており、株価には出遅れ修正を狙った買いに支えられた上値の余地がまだまだ残されていると予想する。業績は引き続き拡大しており、8月に発表されていた2018年6月期本決算も売上高・営業利益・経常利益・最終利益が過去最高を更新している。足もとの8月の月次売上高も既存店が1.4%増、全店で5.9%増と特に不振になってはおらず、安定した成長が続いている様子が伺える。11月6日には今期の“滑り出し”となる第1四半期決算が発表される予定だが、今期の好調さを改めて浮き彫りにする好決算が予想されている。当面は株価6000円程度までは値上がりが見込めそうだな。 山岡マネージャー:カジュアル衣料大手の2685アダストリアですが2日に発表した9月の既存店売上高が前年同月比3.2%増と好調だったことなどが材料視されているようで株価には根強い先高感が感じられる状態にあります。地震や台風の影響で客数は0.5%の減少となりましたが秋物商品を値引き販売しなかったことで客単価が3.7%上昇。9月28日に発表した2018年3〜8月期の連結最終損益が5億5400万円の赤字(前年同期は47億円の黒字)に転落していましたが、2019年2月期通期の純利益の予想を前期比約5倍の44億円が見込まれています。通期の高い業績変化を評価した買いに支えられ、株価は当面、水準訂正が続くと予想します。 海原総料理長:印刷物・紙製品の製造を手掛けている7919野崎印刷だが日経の「会社情報」にも“増収増益”などといった記載があるように減収減益だった2018年3月期から一転、今期は高い業績変化が見込まれていることもあり、株価にも根強い先高感が感じられる状態にある。先に報じられていた第1四半期決算も好決算だった。主力の包装資材及び紙器、紙工品部門において、紙器は化粧品メーカーや自動車部品メーカーへの拡販が奏功したことなどにより、この部門全体の売上高は20億7000万円(前年同期比0.0%増)と安定した推移となり、また、情報機器及びサプライ品部門において、タグ・ラベルは堅調に推移している。情報機器類においても省力化機器の提案営業により受注が増加したことなどにより、この部門全体の売上高は11億200万円(前年同期比3.6%増)となり、増収に寄与している。2019年3月期の連結業績は、売上高が前期比2%増の156億円、営業利益が同70.9%増の2億6000万円と大幅な増益を計画している。まだまだ見直されそうだな。 山岡マネージャー:ドラッグストアでは業界トップの3141ウエルシアHDですが、上半期決算の発表後には手掛かり出尽くし感で一時は売られる場面もあったものの引き続き業績が拡大していることもあり、株価には根強い先高感が感じられます。先に報じられていたように同社の上半期決算は改装や調剤施設の併設店舗の拡大で客数が増え、グループ全体の既存店売上高は前年同期に比べて5.2%増となり、全体の売上高も14%増となりました。純利益も前年同期比2%増の98億円となり、営業利益は4%増の150億円となっています。2019年2月期通期の業績見通しは売上高が前期比12%増の7800億円、純利益が11%増の190億円を見込み、売上高・各利益と揃って過去最高を更新します。足もとの9月の月次売上高も既存店が3.8%増、全店が8.6%増と引き続き好調な状態を保っています。当面は株価7000円程度まで見込めそうな勢いです。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、よく言われていることで、山岡さん達も話題にしたりする場合があると思うけど、アメリカの長期金利の上昇で対外債務の多い国がマジでヤバイことになるかもしれないんでしょ?あの国家存亡の危機に瀕しているベネズエラは“ご臨終”だけど、ベネズエラまでいかないが“白旗”を揚げているのがアルゼンチンとパキスタンで、まだ“白旗”は揚げてないけど瀕死の状態に陥っているのがトルコであり、イタリアであり、ブラジルなんかがそうらしい、あまり話題にならないけどロシアとの対立がよくいわれるウクライナなんかもほぼほぼ心肺停止みたくなっているみたいだし、国の名前からして「ヤバそう」と連想してしまうベラルーシだとかヨルダン、レバノン、オマーン、エジプトなんかも“破滅予備軍”にシッカリと入っているらしい。だから、ちょっと何かドーンとアメリカの長期金利が大幅上昇みたいなことになったり金融市場の大変動が起きたり、原油相場の急伸などといった「急変」が起きたりすると弾け飛んでしまう国が続出する、そんな噂で持ちきりらしい。でもさ、所詮といっては悪いけど、所詮、アルゼンチンがどうなったところでアメリカと日本は風邪をひくどころかクシャミすらしないでしょ?もっともっと極端な言い方をすれば中国がどうにかなってしまったってアメリカと日本は平気だと思う。中国が自惚れているだけよ。もともと中国経済なんてものは存在していなかったようなものなんだから、今になって消えてなくなるようなことがあっても元に戻るだけのことでしょ?実際には中国経済が減速することはあっても消えてなくなるなんてことは非現実的過ぎるけどね。要するにそのぐらいのことだってこと。もともとは世界の為替取引だってドルと円が支配していたわけだし、バブルの時代まではアメリカ経済と日本経済だけで世界の4割とか半分ぐらいを占めていたわけだしさ〜。アルゼンチンやトルコに何の恨みも辛みもないけれど、次々と財政破綻でぶっ飛んでしまってもどうってことはないってこと。本当にそうなんだから。てなわけで、3810サイバーステップ。アメリカの株が安い、円高が進んだ、米中がケンカを始めたとか関係ないでしょ?オンラインゲームにそんなのかんけぇねー!ってやつ。来週15日に四半期決算、それも注目らしい。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。就職情報大手の2301学情だが、ここで経団連が就活ルールの廃止を発表したことで硬直化していた合同企業説明会のシーズンが流動化することで業界全体に追い風が改めて吹くと考えられ、見直されやすい状態になっていくと考えられる。業績に関しても依然として成長が続いている。先に報じられていた同社の第3四半期決算も売り手市場の就職市場で、企業からの参加が相次いだことから売上高は14%増の46億円(転職者向けサービスの売り上げは48%増の8億円と好調だった)、営業利益は9%増の10億円(人件費や広告費が増加するも増収効果でカバー)、経常利益は前年同期比8%増の11億円となっている。2018年10月期通期(12月初旬に発表予定)の業績見通しは売上高が前期比10%増の62億円、営業利益が21%増の17億円、税引き利益が2%増の12億円を見込み、売上高・各利益が過去最高を更新する見通しにある。やはり、就職情報や雇用に関する業界というのはまだまだ強そうだな。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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