− 10/12(金) − 国内に特段の悪材料や懸念要因が見当たらないこともあり、また戻すことになる... 山岡マネージャー:山高ければ谷も深し、などという言葉があるように日経平均が27年ぶりの高値水準にあったということもあり、今年の2月相場のような株価のちょっとした下落が今週はあったわけですが、でも、2月3月と不安定な動きが続いたものの、結局、その後は戻したようにです。少しぐらいの株価の急落があったところで国内に特段の悪材料や懸念要因が見当たらないこともあり、また戻すことになるのだと思います。 海原総料理長:そういうことじゃな。まず間違いないだろうな。これで米中摩擦や米長期金利の上昇という外部環境の変化だけでなく国内も不景気で企業も新卒採用に消極的で経済が不安定な状態にあるとしたらダラダラと株安が続くことになるのかもしれないが、現実はその反対なわけだからな。いくら米国株が下落したり、為替が円高に振れたりしたところで雇用情勢は良好であり、企業はIT投資など設備投資に積極的であり、上場企業は上場企業で株式価値向上のためにも積極的に株主還元に勤しんでいるわけだし、株価が下落すればするほど株式のお買い得感が増すことなり、投資妙味が膨らんでくるわけだ。日経平均が30,000円台になるまでには今週のような現象は何度も何度も訪れるだろうし、そのたび絶好の仕込み好機というものが訪れるに違いない。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。これから米国株がどうなっていくのか?対外債務が多い新興国の経済はどんなことになってしまうのか?米中貿易摩擦の結末はどのような形で訪れるのか?気になることや不透明なことがたくさんある時代です。でも、過去10年20年といったスパンの米国株の推移をみれば日本株も同様だと思います。株安場面、株価の急落場面、株価の突っ込み場面がことごとく絶好の買い場になってきたように、これからも同様の事が続くのかなと考えて大きな間違いはないでしょうね。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。業績が好調なことで9月に続いて10月相場も堅調に推移していた集合住宅向けWi−Fi事業などを展開している9450ファイバーゲートだが、ここでの突っ込み場面は仕込み好機と考えられる。大幅な増収増益で売上高・各利益が揃って過去最高を更新したが前期に続き、今期も増収増益が計画されている。前期決算では基盤事業であるレジデンス(集合住宅向け)Wi−Fi事業が牽引(賃貸マンション・アパート向けに全戸一括で入居者利用料無料のインターネット接続サービスを提供)。賃貸物件での需要および契約戸数が増加傾向にあり、「全戸一括型マンションISPシェア調査」によると、年間12〜14%(約20万戸超)の増加傾向にあるという。フリーWi−Fi事業ではフリーWi−Fiサービスを直接販売に加えて、各種サービス事業者等の販売パートナー企業との営業活動により、各種店舗・商業施設向けに提供しているが訪日外国人向けのフリーWi−Fi設備需要拡大を受け、観光施設や宿泊施設、商店街、観光バス等への導入が増加している。今2019年6月期の連結業績は売上高が前期比25.1%増の49億7600万円、営業利益が同19.7%増の6億7000万円を計画している(第1四半期決算を11月13日に発表予定)。16日は訪日外客数の発表も控えており、インバウンド関連として見直されそうだ。 山岡マネージャー:英ピルキントン買収で板硝子では世界トップクラスの5202日本板硝子ですが、ここで「総額約226億円を投じ、南米アルゼンチンでガラス工場を増設する(2020年前半の稼働を目指す)」などと伝えられていたように新規の買い手掛かり(同国で需要が伸びる見通しの建築・自動車向けに供給力を高め、近隣のパラグアイやウルグアイにも出荷する計画)が伝えられていたのに加え、業績見通しも良好で株価には先高感が感じられます。業績見通しですが、欧州で建築用ガラスが伸びているほか、自動車向けも「自動運転」の普及によって精度の高いガラスへの引き合いが強く、収益が押し上げられているといいます。好調だった前期に続き、今期も増収増益が計画されている(上半期決算を11月1日に発表する予定)。PERも10倍以下と株価指標面の割安感も投資妙味つながっていると考えられます。 海原総料理長:たびたびお伝えしている5302日本カーボンだが、引き続き業績見通しが非常にポジティブなわりには株価には強い出遅れ感が感じられるということもあり、「押したら買い」の繰り返しによって当面はトレーディングが可能な銘柄と考えられる。主力事業であるファインカーボンなどの炭素製品が半導体、太陽電池、自動車産業向けの需要から収益を支えており、今期に入っても相次いで業績の上方修正を発表している。特に黒鉛電極事業の急回復が牽引している。製鉄業での過剰生産能力と環境汚染を削減するという中国政府の取り組みを受け、過去18カ月間に黒鉛電極の価格は急上昇し、メーカーの利益率が大幅に改善。中国が生産調整を実施した結果、世界的に鉄鋼市況は上昇し、環境汚染の少ない電炉による鉄鋼生産高が急増し(黒鉛電極は電炉での生産に必要な消耗品)、同社を始めとして昭和電工、東海カーボンといった業界全体の収益が押し上げられている。押し目を拾えれば確度の高いリバウンドが狙えそうだ。 山岡マネージャー:最近は「来年に新型のニンテンドースイッチを投入」などといったことが報じられて話題になっていた7974任天堂ですが、将来性に対しても引き続き高く評価する声が多く、ここでの押し目場面は改めて仕込み好機の到来と考えられます。「ニンテンドースイッチ」の大ヒットを背景に前2018年3月期の連結営業利益は1775億円と前の期の約6倍に膨らみ、前期は「復活」を強く印象づける決算となりました。2019年3月期に関しても今期の滑り出しとなった4〜6月期決算では営業88.4%増、純利益も43.9%増と大幅な増益決算となり、通期に関しても高い業績変化が見込まれています。同社はハードとゲームソフトを一体開発する世界でも希有な企業として知られていますが、「ニンテンドースイッチ」の需要の長期化が予想されることでゲームソフトの販売を通じて同社の利益の増加も長期化するなどと観測されています。 海原総料理長:業績が好調なことを反映するように株価も高水準で推移している9065山九だが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が過去最高を更新した2018年3月期に続き、今期も見通しが明るいこともあり、株価は粘り強い動きを続けるのではないか、そのように予想する。先に報じられていた第1四半期決算も大幅な増収増益となっていた。10月31日に上半期決算を発表する予定だが、その上半期計画に対する進捗率は営業利益が62.18%、経常利益が63.16%、最終利益が60.93%と計画を超過して推移している。連結グループの物流事業分野では、国内外で連動した国際物流貨物獲得や機工事業と連携した大型PJ輸送の取扱量拡大と既存作業の収益力向上施策を推進、その一方では機工事業分野ではSDM(大型定期修理工事)・製造基盤整備工事を中心に工事量拡大を図りつつ、工程効率化による原価率改善ならびに動員力の強化を進めてきたことが大幅な増収増益につながった模様だ。通期の見通しも増収増益で最高益更新が見込まれている。明るい。 山岡マネージャー:補聴器の草分け的存在である6823リオンですが、医療機器事業(補聴器など)、環境機器事業の2本柱が好調で売上高・各利益が揃って過去最高を更新した2018年3月期に続き、今期も増収増益が計画されており、株価にも上値の余地があると予想します。先に報じられていた第1四半期も主力2事業が好調でした。収益構成で57%を占める医療機器事業において、補聴器では2017年8月に発売した新製品が好調な売れ行きを示したことにより、第2四半期までの落ち込みをカバーし、売上高は前期を上回っています。医用検査機器では大型の聴力検査室の販売が好調であったことから増収となり、医療機器事業全体では前期と比べて増収となり、また、一方の収益構成で43%を占める環境機器事業において、音響・振動計測器では都市部を中心とした建設工事が活況であることから騒音計や振動計の販売が増加したほか、新製品の航空機騒音観測システムや自動車産業等における各種計測器の販売が好調であったため、増収となり、微粒子計測器では気中微粒子計の販売が堅調に推移したのに加え、半導体関連市場での液中微粒子計の販売が好調だったことから、売上高は前期を大幅に上回っています。押し目は強気で臨みたい銘柄です。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、今週が終われば来週は10月の後半戦ということになっていくわけだけど、10月どころか今年2018年もアッという間に終わってしまうのでしょうね。これから世間的にはハロウィンの馬鹿騒ぎがあり、来月になったらもうクリスマスのイルミネーションじゃない?本当に1年なんてアッという間。瞬く間に過ぎ去り、終わりを迎えようとしている2018年相場だけど、でも、今年は儲かった人が多いんじゃないの?だって、わかりやすいものとしては日経平均が27年ぶりの高値水準をつけたじゃない?「○○年ぶりの安値水準をつけた」では良くないと思うけれど、そうじゃないでしょ?だったら株で儲かった人も多かったはずだし、まだ2カ月余りを残している2018年相場だけど、今年の儲けをさらに上積みできるように残りの2カ月余りの2018年相場でもシッカリと稼がないとね。来年、再来年とさらに相場も上を目指すことになると思うし、儲けることも大事だけど、できるだけ軍資金・運用資金を増やすという狙いも重要だと思う。てなわけで、7199プレミアグループ。金融は金融でもスルガ銀行みたいのとは違ってオートローン、それも中古車の分割クレジットなんちゅう隙間ビジネスは案外伸びるんじゃないかしら?そいじゃ〜ね〜、また来週ぅ〜♪ 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。プリント配線板製造大手のおなじみの6787メイコーだが、引き続き業績見通しが明るいこともあり、ここでの押し目場面は仕込み好機と考えられる。先に発表されていた第1四半期決算も好調だった(上半期決算は11月9日に発表される予定)。車載向け6〜8層板の出荷が増加したほか、スマートフォン向けシェアも上昇したことなどで4〜6月期の連結決算では純利益が前年同期比4倍の22億円と拡大している。今2019年3月期通期も増収増益で売上高・営業利益は前期に続き、最終利益は11期ぶりにそれぞれ過去最高を更新するが、PERは依然として13倍台前半と株価指標面では割安状態であり、まだまだ株価には上値の余地が残されていると予想する(市場では2020年3月期以降も伸びが続くと観測している)。新興株の優等生的な銘柄の一つと言えそうだ。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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