− 10/16(火) − 年末に向け景気も株価も一段と上向くことになる、そんな気がしてならない... 山岡マネージャー:景気が良くなってきていることを示すサインとしてクリーニング屋さんが忙しくなってきたという話を聞きます。今は冬場が近いということもあって昨シーズンに冬物衣料を洗い忘れたものを出すとか夏物衣料の片付けという需要もあるらしいのですが、そうではなく、それとは別に普段使いの衣類をクリーニングに出す需要もジワリと伸びているらしいです。機能性繊維の普及で自宅で丸洗いをするだけでいいのが増えたというクリーニング業界にとっての逆風もありましたが、乗り越えたらしいですね。 海原総料理長:そういうことじゃな。それはワシもチラッと耳にしたことはあるな。最近は景気が拡大していることや所得水準もよくなったし、人手不足によって新卒が将来性の豊かな企業に就職しやすくなってきており、自分の将来に自信を深める若者が増えていることで結婚式場の予約も盛況で、その結果、礼服や婚礼衣装のクリーニング需要というのも少しずつ伸びているという。クリーニングの需要の多寡というのは景気動向を占うバロメーターなのかもしれんな。恐らくクリーニング店の従業員も今は人手不足で足りなくなってきているのかもしれない。景気は動いているし、ますます上向くことになりそうだ。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。景気が良くなり、経済活動が活発化してくれば衣料品の使用頻度も高くなりますし、使用頻度が高くなれば劣化が進むことによって新たなものの購入機会も訪れるし、個人消費も進む、そういうことなんだと思います。これからはハロウィンがあったりクリスマスがあったりで街の中も賑やかになってきますし、年末に向け景気も株価も一段と上向くことになる、そんな気がしてならないのは私だけではないと思います。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。独立系のエステル化成品中堅の4187大阪有機化学工業だが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新したのに続き、2018年11月期も見通しが良好ということもあり、株価にも上値の余地があると予想する。その通期の見通しに関して同社では先頃、増額修正を発表している。報道にあったように、半導体材料や化粧品原料の販売が好調に推移していることを反映し、2018年11月期の連結純利益が前期比23%増の26億円になりそうだと発表されている。従来予想(12%増の24億円)から上方修正されている。あわせて年間配当予想を従来の32円から36円(前期は29円)に増やし、株主還元策の強化を市場でも評価している。PERも12倍台と特段の割高感が感じられないこともあり、押し目を拾えれば確度の高いリバウンドが狙えそうだ。 山岡マネージャー:あまり出来ていない株ですが漬け物では業界トップクラスとして知られている2925ピックルスは業績が拡大しており、株価もまだまだ活躍の余地があると予想します。売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2018年2月期に続き、今期も見通しは良好、先に発表されていた上半期決算も高い進捗率となりました。上半期決算は2017年12月に株式会社手柄食品を子会社化した効果や「ご飯がススムキムチ」シリーズを中心としたキムチ製品の販売が好調に推移。また、仕入商品の売上増加などが増収に貢献したほか利益については株式会社ピックルスコーポレーション西日本の佐賀工場の新設に伴う費用が発生したものの、増収効果や前年同四半期と比べると原材料価格が安定して推移したため営業利益等は増益となっています。上半期決算の通期計画に対する進捗率は営業利益が70.17%、純利益は71.22%にそれぞれ達しており、このままであれば期初の計画を大幅に上回って売上高・各利益が揃って過去最高を更新します。 海原総料理長:農家と契約し、野菜・青果物をネットを通じて主婦らに販売するビジネスを展開している3182オイシック・ラ・大地だが、引き続き株式分割を発表したこと(9月30日時点の1株を2株に分割)で最低投資資金が低下し、投資資金が流入しやすくなっていることが好感されているほか、今通期の見通しが良好ということもあり、まだまだ株価には上値の余地がありそうだ。売上高・営業利益等が揃って過去最高を更新した2018年3月期に続き、今期の見通しは好調。先の4〜6月期決算も主力の宅配事業で20分で献立が完成する調理キットなどの利用が働く女性を中心に伸び、会員数が増加したほか、1人当たりの注文単価も上昇し採算が改善したことなどで売上高は前年同期比76%増の168億円、営業利益は4.3倍の6億1000万円、純利益は7.4倍の 5億3700万円となった(2月に買収した同業のらでぃっしゅぼーやの3〜6月の業績が加わり、増収に寄与)。2019年3月期通期の予想は売上高が53%増の610億円、純利益は3.8倍の9億円と高い業績変化を計画している。 山岡マネージャー:靴や衣料品の通販サイトを運営する3558ロコンドですが、好決算が期待されていた上半期決算が市場の期待通りに好調だったこともあり、株価には改めて動意の気配が漂っています。先に発表されていた同社の2018年3〜8月期の単独決算ですが、売上高が前年同期比62%増の28億円と大幅な伸びとなり、事業拡大を市場でも評価されました。タレントのデヴィ・夫人を起用したテレビCMなどの広告宣伝費を増加させたことで営業赤字となりましたが、「認知度」が向上したことで計画通りの増収となっています。広告費増加で営業損益は4億2400万円の赤字(前年同期は6200万円の黒字)となりましたが、関係会社株式の売却益を特別利益として計上したことで税引き利益は23%増の6500万円と最終黒字を確保しています。通期に関しては上半期と同様に大幅な増収を見込んでいます。 海原総料理長:ゲームセンター向け景品やキャラクター関連商品を主力としている7608エスケイだが、ここで12日に第2四半期決算を発表。同時に通期の見通しを増額修正したこともあり、株価は現在、値上がりしやすい状態にあると考えられる。報道によれば、2019年2月期通期について、第3四半期以降の相次ぐ自然災害や米国の保護主義的な通商政策による世界的な貿易摩擦の懸念など先行きに対する不透明感があるものの、「星のカービィ」等の定番キャラクターが当面好調に推移することや自社オリジナルキャラクター「忠犬もちしば」の増販等が予想され、売上高、各利益共に前回発表の予想を上回る見通しとなったので通期業績予想を上方修正すると発表している。通期の純利益予想は最高益だった2018年2月期とほぼ横ばいとなる「ほぼ最高益更新」となる見通しだ。 山岡マネージャー:海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油・ガス生産設備の建造、チャーター、オペレーション&メンテナンスサービスを提供する日本で唯一の企業として知られている6269三井海洋開発ですが、ここで業績が上積みされる新し新規の手掛かりが出てきていたこともあり、改めて見直される可能性があると予想します。ここで報道されていたように同社は先頃、イタリア大手石油会社Eni S.p.A.の100%子会社であるEni Mexico S. de R.L. de C.V.より、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)1基の建造及びチャーター契約の発注内示書を受領した模様で、市場では今後の業績への貢献に関して注目しています。建造の受注高は約1000億円と推測され、来2019年12月期以降の業績に上積みされると観測されています。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、相変わらずアメリカのトランプさんは色々な物言いが物議を醸していることもあってメディアなんかから批判される場合が多いんだけど、でもさ、そうは言っても中国だとかロシアだとかに比べたら全然違うでしょ?だって、何やかや言ってアメリカも日本も民主主義陣営の最たる国であり、完全なる法治国家であり、三権分立がキッチリと確立されているわけだから、いくらトランプが何を言ったところで悪いことをやったら捕まっちゃうし、大統領の仕事だって奪われるわけじゃない?どんなことを言おうが何を語ろうが口にしようが、どんな振る舞いをしたところで法律には勝てない。それだけは天地がひっくり返ってもあり得ないし、アメリカの国民は許さないし、許されるようなことがあったらアメリカじゃないし、アメリカという国の歴史そのものを否定することになるわけだから、どこかの一党独裁の国家のように言論を封じ込めたり、言論の自由を奪ったり、政権に都合の悪いことを言ったり書いたりしたら自由を拘束するなんてことはあり得ないわけじゃない?だからアメリカはまだまともなのよ。一見するとトランプの出現によってアメリカがおかしくなりつつあるんじゃないか?などと考える人も世の中には多いのかもしれないけど、どういたしまして、トランプは軍やペンタゴンのやることや決定することに口を出していないし、介入することもしないし、それ以外の様々な政府機関に対してもトランプは介入していないし、それぞれの政府機関もトランプに介入されてもいない、ある意味では先の大統領選で変わったのは単純にトップの首が変わっただけだと言っても言い過ぎではないのよね。そこのところがアメリカの強みなんだと思う。トランプの一挙手一投足はトップなんだから目立ってしまうし、その言動によってアメリカ自体の印象やイメージも左右されるのかもしれないけれど、でも、アメリカの実体はオバマ時代もトランプ時代も特に大きく変わったわけではないし、オバマ時代だってオバマが特に口にしなかっただけで「アメリカ第一主義」みたいなところはやっていたはずだし、これからもアメリカはそんなに変わることがない日本と同じ価値観を共有する国として前進していくんだと思う。てなわけで、3989シェアリングテクノロジー。もう高いだろって?高いから買われるというのも相場よね。今日は訪日外客数の発表ということもあり、民泊型ホテル事業なんかは見直されやすいんじゃないかしら? 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。 歯科治療器具の7716ナカニシだが、売上高・純利益が過去最高を更新した2017年12月期に続き、今期も順調に推移しており、株価にもまだまだ“伸びしろ”が十分に残されていると予想する。8月に発表された上半期決算も好調だった。同社の2018年1〜6月期の連結決算は主力の歯科治療器具の国内販売が大幅に増え、脳外科や整形外科向けの手術用ドリルも伸びたほか、外国為替相場も想定より円安・ユーロ高に振れたため、新工場立ち上げに伴う償却負担の増加を吸収し大幅な増益となった。上半期の純利益は前年同期比32%増の43億円となった。通期計画に対する進捗率は63%に達しており、見通しが強含んだ状態にある。ディフェンシブ的な銘柄、安定成長が見込める銘柄として粘り強い株価の動きが予想される(第3四半期は11月9日)。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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