− 10/22(月) − “ならず者国家”を貿易戦争で畳みかけることは世界にとっては損失ではなく有益... 山岡マネージャー:ご承知の通り、中国株、中国経済が怪しくなってきたということで世界経済への影響を懸念する動きが各所で出ているわけですが、でも、どうでしょう?世界経済はリンクしている時代ですから中国や新興国経済が悪化することになれば米国や日本にも何らかの影響があることは事実だとしてもです。そうだとしても中国や新興国と米国や 日本が“共倒れ”になってしまうなんてことは、まずあり得ないことですよね? 海原総料理長:そういうことじゃな。そんなことは100%あり得ないと言っても決して言い過ぎではないだろう。米国の立場としても米国の利益や富を優先するための「米国第一主義」であり、それに基づいて起きている米中貿易摩擦だとしたら、米国がより潤うことになるわけなので、どこをどうやったら米国が中国と“共倒れ”になってしまうのか、わかりやすく誰かに解説してもらいたいものだ。今は米国と中国は軍事的な戦争ではなく経済的な戦争をやっており、圧倒的なパワーで米国が中国を敗戦に追い込もうとしているわけだ。このままいけば米国が戦勝国、中国が敗戦国になるわけだが、戦勝国と敗戦国が“共倒れ ”になるなんてのは奇妙であり面妖なことだ。ハッキリ言ってしまえば世界全体にとっては中国という“ならず者国家”を貿易戦争で畳みかけることは世界にとっては損失ではなく有益なことになるに違いない。貿易戦争、大いに結構だということだな。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。ですから、同じ“ならず者国家”である北朝鮮を経済制裁などで窮地に追い込むことは世界にとっても不可欠なことであり、窮地に追い込んで崩壊させることができれば極めて有益なことになりますし、それは米国と貿易戦争をやっている同じ“ならず者国家”の中国の場合でも同様ということですよね。貿易戦争では中国は米国に勝ち目はないし、万が一、米国と軍事的な戦争になっても、これまた100 %、中国は勝ち目がありませんし、いずれの場合でも中国は“ならず者国家”からの変身を迫られているわけで、そういった過渡期・変革期に今はあるのだと思います。だからこその投資チャンスなのかもしれませんね。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。イオングループでショッピングセンターの開発を専業としているおなじみの8905イオンモールだが、業績は着々と拡大しており、株価にもまだまだアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想したい。先に発表されていた上半期決算も営業収益が前年同期比9.6%増の1546億3700万円、営業利益が同9.3%増の246億8900万円、経常利益が同8.8%増の238億8500万円、純利益が同22.4%増の156億2800万 円と好成績となっていた。今期も内外で新規モールを開業し増収に寄与し、また、中国・アセアンの運営が安定して採算が改善していることも増益に貢献している。2019年2月期通期の連結業績は営業収益が前期比11.1%増の3200億円 、営業利益が同8.7%増の535億円を計画している。市場では2020年2月期以降も安定した増収増益を保っていくと予想している。PERが14倍台と株価指標面で特段の割高感が感じられないことも投資資金を呼び込みやすい要因と言えそうだ。特に“死角”らしいものが見当たらない銘柄だな。 山岡マネージャー:物流大手の9143SGHDですが、旺盛な需要に支えられて業績が拡大しており(株価も水準訂正が進んでいる)、まだまだ株価には上値の余地があるのではないかと予想します。前期は売上高・各利益が揃って過去最高を更新しましたが、今期に関しても増収増益予想ですが、8月の第1四半期の決算発表時には増額修正をしていました。傘下の佐川急便で運賃の引き上げが想定以上に進んでい ることを受け(平均単価の目標も引き上げている)、2019年3月期通期の連結純利益が前期比10%増の395億円になりそうだと発表していました(従来予想より25億円の上方修正)。売上高も3%増の1兆750億円と従来予想から250億円上方修正しています。11月2日に発表される予定の上半期決算にポジティブ・サプライズが生じる可能性もありそうです。 海原総料理長:ネット広告配信サービスの6579ログリーだが、これも業績が拡大しており、株価にもまだまだ活躍の余地があると予想する。売上高・各利益が揃って過去最高を更新した2018年3月期に続き、今期の“滑り出し”となった先の第1四半期決算でも売上高が5億3900万円、営業利益が4600万円、経常利益が3300万円、税引き利益が2100万円となって いた。「運用型広告」が前年より拡大し、前年比127.3%の9,400億円となった。動画広告の拡大や運用型広告をブランディング目的で活用する動きが活発化したことや、広告主側においてアドベリフィケーション(広告価値毀損への対応策、またはそれを実行する仕組み)の活用が進んだことが背景にある。そのため、特許侵害における訴訟リスクが排除され、技術が公的に認められたことによるサービス(2016年11月に提供を開始したメディアの価値を最大化するツールである『Loyalfarm』など)の提供が拡大したことで新規メディア獲得や既存メディアとの関係強化に貢献することができたため、安定した広告受注に繋がり、第1四半期の売上に寄与している。2019年3月期の業績見通しは売上高が前期比26.2%増の20億2600万円、 営業利益が同43.5%増の1億8000万円を計画するなど大幅な増収増益を計画している。11月9日に発表される予定の上半期決算にも期待が寄せられているようだ。 山岡マネージャー:働き方改革が追い風になっている信用リスク保証の8771イー・ギャランティーも業績が拡大しており、株価にもまだまだ値上がりの余地があると予想します。売上高・各利益が揃って過去最高を更新した2018年3月期に続き、先に報じられていた今期の“滑り出し”である第1四半期決算も好調でした。「働き方改革」を進める企業が増えている中で与信管理業務を外注するニーズに応えるなどのコンサルティング営業を展開。契約の増加により保証残高は3,630億円(前年同期末比18.7%増加)となり、増収に貢献しています。2019年 3月期通期の連結業績は売上高が前期比11.6%増の57億円、営業利益が同10.3%増の25億1000万円を計画するなど最高益更新を見込んでいます(10月30日に上半期決算を発表する予定)。ここで先週の報道にあったことですが、投資会社のベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーが5.21%の株式を保有したと報告があったことも買い安心感につながっていると考えられます。 海原総料理長:引き続き市場ではビッグデータ関連に投資資金が集まりやすい状態にあると考えられ、有力銘柄の一つである3655ブレインパッドには注目する必要があると考える。業績は前期も売上高・各利益が揃って過去最高を更新している(大幅な増収増益を伴い)。前期の売上高は主要3事業(アナリティクス事業、ソリューショ ン事業、マーケティングプラットフォーム事業)ともに前期までに採用した人員の戦力化が進み、前年度比22.8%の成長となった。利益面も、売上高に追随して伸長しているほか、案件の大型化・長期化および効率的なプロジェクト管理により案件利益率が高まる傾向が続いており、前年に比べ大きく増加している。2019年6月期の連結業績は売上高が前期比20%増の52億円、営業利益が同19.7%増の7億円と高い業績変化が見込まれている。すでに株価の水準訂正は進んでいるものの押し目を拾えれば確度の高いリバウンドが狙えそうだ。 山岡マネージャー:ここで先週、SMBC日興が目標株価を2500円にしてきたことなどが一つの話題になっていた4680ラウンドワンですが、米国内におけるシェアの拡大に期待 が寄せられているようで、株価にもまだまだ上値の余地があるのではないかと予想します。先に報じられていた第1四半期も増収、大幅な増益決算となっていました。第1四半期は日本国内にて「1,000円キャッシュバックイベント」、「小中学生無料キャンペーン」の継続実施や、アルコール飲料を100円で販売する「ラウンドワンDE乾杯!」を全店舗(一部店舗除く)において新規実施。また、営業基盤の拡大を狙い、2018年6月にメイン店(メイン州)、コロナド店(ニューメキシコ州)の2店舗を出店しており、今後も米国内における出店攻勢を進める模様です。足元の月次売上高の動向も既存店が7月0.2%増、8月0.1%増、9月3.0%増、全店では7月0.1%増、8月1.1%増、9月3.7%増と高い伸びではないものの落ち込みは見 られません。2019年3月期の連結業績は売上高が前期比5.7%増の1014億円、営業利益が同9.6%増の115億5000万円を計画。市場では2020年3月期以降も高い業績変化を保っていくだろうと観測しています。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、アタシはそんなに普段は車は使わないけど車を使う人にとっては今のガソリン価格の上昇はちょっと困った問題なんじゃないかしら?ガソリンが高いってことは航空機の燃料だって高くなるはずだし、そしたら航空料金も高くなるだろうし、灯油だって高くなるから、これからの冬場の需要期には家計にも影響を与えることになるじゃない?そんなに収入が増えているわけじゃないのに物価ばかりが上がるし、おまけに来年は消費税が10%に なるわけじゃない?そんなに世の中には「経済的勝者」ばかりがいるわけじゃない、どちらかというと「経済的弱者」のほうが多いわけだからさ。できるだけお財布に優しい世の中が続いてくれるといいと思うんだけど、でも、願ったところで祈ったところでどうにかなるものでもないわけだからさ。そうなったら、やっぱり、アタシたちが日常的にやっている株式投資だとかで稼いで“補填”するしかないんだと思う。なんにもしなかったら、それこそ取られるというか奪われるだけじゃない?物価はどんどん高くなる一方だし、銀行に預金をしていても利息がつくわけでもないし、他行から引き出したら引き出し手数料でマイナスになっていくだけだし、そんな時代なんだから投資やトレーディングで稼ぐしかな いんだと思う。絶対にそう。何もしなければただただお金が目減りしていくだけなんだからさ。生活を切り詰めて貯蓄をしていくといってもそんなに切り詰められるもんじゃないでしょ?ず〜〜〜〜っと社会人になってから切り詰めて切り詰めて30年で2000万円を貯めました、なんてOLさんがいたりするけど、でも、その30年、何か楽しいことがあったの?と素朴に聞いてみたい。社会人になって働き続け、切り詰めて切り詰めて生活をして中高年になって貯金が2000万円になったといっても、「あなたの人生、どうだったの?」と質問をしてみたい。人それぞれの選択だから何をやってもいいんだけど、それが理想的な人生かどうかと問われたらどうかと思うけどね。やっぱ、アタシは間違いなく投資家やトレーダー を選ぶわね。そうだと思わない?てなわけで、6182ロゼッタ。ソースネクストとかきてるじゃない?相変わらず?こういった翻訳業界、AI関連というのは根強いテーマとして意識されるんだと思う。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。JR系の警備サービス大手の9740CSPだが、引き続き先に報じられた第2四半期が好調、通期の見通しも高い業績変化が見込まれており、株価も動意づきやすい状態にあると考えられる。先に報じられていた上半期決算が大幅な増収増益だったことが一つの話題になっていた。上半期は収益構成で96%を占めるセキュリティ事業が牽引している。常駐警備部門については沖縄の海上警備が昨年末より開始し、鉄道関連向けの臨時警備が好調だったこともあり、売上高は167億9400万円(前年同期比32.3%増) となった。機械警備部門については画像関連サービスなどの販売に尽力した結果、売上高は87億8000万円(前年同期比4.3%増)となり、運輸警備部門については売上金の集配金サービスなどの販売に尽力した結果、売上高は18億8600万円(前年同期比2.7%増)となっている。工事・機器販売部門については画像関連のシステム販売などが堅調であったこともあり、売上高は25億8300万円(前年同期比8.7%増)となり、それぞれ増収増益に貢献している。2019年2月期通期の連結業績は売上高が前期比14.9%増の617億円、営業利益が同77.7%増の30億8000万円を計画するなど、売上高・各利益が揃って過去最高を更新する。業績が好調、ファンダメンタルズも良好と、なかなかの投資対象と言えそうだ。 確実な資産形成を実現するた めのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運にもできなかった」では許されません。そうした不安や問 題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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