− 10/29(月) − ここを通過してしまえば、また「株高局面も戻ってくる」、そのような見方で... 山岡マネージャー:株は上がったり下がったりを繰り返すものですから、ついこないだまでは「日経平均が27年ぶりの高値水準になった」などと喜んでいましたが、それは要するに上がったり下がったりの「株高局面」という一面であり、今月10月相場は上がったり下がったりの「株安局面」ということであり、ここを通過してしまえば、また「株高局面も戻ってくる」 、そのような見方で大きな間違いはないと思います。 海原総料理長:そういうことじゃな。確かに山岡君が言うように株は上がったり下がったりであり、だから「買うも相場、売るも相場、休むもまた相場」などと言われる所以であり、かつての1990年代のように企業のバランスシートが深刻な状態にあり、日本経済が構造的な調整を強いられていた時は上がったり下がったりではなく、下がったり下がったりが繰り返されていたわけだが、今はそんな時代ではない。金融政策にしても株価指標面でも企業業績に関しても、どれもが株高のためにお膳立てをしてくれている状態にあるわけだから、この10月のような「株安局面」があっても“長期上昇トレンドを形成している中での健康的な調整局面だ”と論じ ることができるわけだ。24,000台から21,000台にまで下落した日経平均だが。また買われるのは間違いなく、次は25,000円が目標になろう。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。長期上昇トレンドがどこからどう見ても崩れてしまったということであれば別ですが、あの2015年の「チャイナ・ショック」でもギリギリのところで長期下落トレンドに陥るのに待ったをかけましたし、今回も同様だと思います。株が値上がりする条件は整っているし、上がらないわけがないんです。これから日本中がオリンピックの歓迎ムードになってきますし、「記念に株式投資を始めよう」という機運も盛り上がる可能性がありますので、また必ず値上がりするはずです。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお 願いします。 海原総料理長:そうじゃな。遺伝子組み換え技術に強みを持つホルモン製剤の4552JCRファーマだが、製薬会社にありがちな安定した業績拡大を続けており、株価にも上値の余地があると予想する。25日に報じられていた上半期決算も好調だった。上半期だが、遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクトR」は薬価の引下げがあっりましたが販売数量の増加により売上高は伸長し58億4500万円(前年同期比2億4300万円増)となっていた。遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤「エポエチンアルファBS注JCR」および再生医療等製品「テムセルRHS注」も順調に売上高が伸長し、売上高はそれぞれ、21億6600万円(前年同期比6800万円増)、9億8900万円(前年同期比4億300万円増)と なっている。2019年3月期の連結業績は売上高が前期比6.3%増の219億円、営業利益が同13.3%増の42億9000万円を計画するなど、売上高・営業利益が揃って過去最高を更新する。また、ここで全身に様々な症状が出る難病の「ハンター症候群」の治療酵素製剤について、米食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)の指定を受けたと発表されたことも(同社が開発した細菌や有害物質の侵入を防ぐ『血液脳関門』と呼ぶバリアーを通過できる技術を適用したもの)、今後の業績に貢献する可能性があることとして引き続き意識されているようだ。 山岡マネージャー:10月12日に新規公開した4420イーソルは相場全体が米国株安などの影響で下落する中、強い動きを見せていることもあ り、株価には根強い先高感が感じられる状態にあります。組込み機器向けのOS開発、組込みソフトウェアの受託開発等を手掛ける同社ですが、株価も堅調なスタートを切ったことが話題になっていました。自動車向けを中心とした組み込み機器に搭載される基本ソフトの開発などを手掛けており、関係会社を通じてデンソーとも提携。クラリオンやパイオニア向けの車載カメラやメディアプレーヤー、カーナビなどにも実績を有しており、今後も自動車向けの用途拡大に伴う需要の増加から、成長への期待が強まっているといいます。 海原総料理長:高齢者向けの配食サービスを展開していることで知られる9262シルバーライフだが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新し た前期に続き、今期も見通しが明るいこともあり、株価も浮上の余地が十分にあると予想する。前期は「まごころ弁当」および「配食のふれ愛」の2ブランドによる積極的な店舗展開を図ったほか、株式上場による知名度の向上も手伝って順調に店舗数が増加し、収益が拡大した。今期に関してもフランチャイズ加盟店向け、高齢者施設等向けの伸びが寄与し、2割程度の増収、2桁の増益を見込んでいる。足元の市場全体の値下がりでテクニカル面の過熱感が後退していることも買い方には好条件といえそうだ。 山岡マネージャー:電炉大手の5423東京製鐵も引き続き今通期の見通しが引き上げられたことなどが好感されているようで株価にもまだまだ上値の余地があるのではないか、そのように予想 します。先に報じられていたように鋼材需給の引き締まりで市況が回復し採算が改善することなどで通期の単独税引き利益は前期比6%増の120億円になりそうだと発表。従来予想の3%減の110億円を上回る見通しです。鋼材は都市の再開発に加え物流倉庫など民間向けの建設需要が旺盛で、自動車向けも国内外で伸びており、販売単価が上昇しているといいます。また、上半期は電気炉で鉄くずを溶かすのに使う黒鉛電極の価格が大幅に上昇し、耐火れんがも4割高と上昇して利益が圧迫されましたが下期は電極やれんがの値上がりが一服していることで採算が改善することも増益に寄与するといいます。株価は当面900円台乗せから4桁を意識した展開が予想されます。 海原総料理長:不動産情報検索サイト 「HOME’S」を運営している2120LIFULLだが、業績が拡大していることに加え(2018年9月期は純利益が28億円と会社計画に沿った結果となるなど、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を増額修正した上で更新した)、ここでは引き続き配当性向を高める施策を発表し、株主還元策を強化したことが材料視されているようで株価にも根強い先高感が感じられる。先の報道にあったようにLIFULLは財務基盤が安定してきたことを理由に2018年9月期から純利益の25%を配当性向のメドとし、従来よりも5ポイント引き上げる模様だ。市場では今2019年9月期以降も高い業績変化が続くと観測しており、株価にもまだまだ息の長い上昇トレンドが続く可能性がありそうだ。 山 岡マネージャー:低価格をウリにしたカツ丼専門店「かつや」、からあげ店「からやま」などを展開しているおなじみの3085アークランドサービスホールディングスですが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2017年12月期に続き、今期も見通しがポジティブということもあり、株価も25日線水準に支えられた底堅い動きが目先は続くと予想します。足もとの9月の月次売上高も既存店が3.7%増、全店が6.9%増と好調な状態を保っています。7月27日に発表されていた第2四半期決算も計画通りの増収増益だったが、明日10月30日に発表される予定の第3四半期決算にも市場は期待を寄せているようで株価は目先、売り込みづらい動きが続くと考えられます(2019年12月期以降も出店攻 勢などで高い伸びが続くと予想されている)。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、11月相場よね〜。早いわね〜。今週は水曜日がハロウィン?そんでもって週末は都内でも色々とイベントがあるし、そうこうしているうちにクリスマスのイルミネーションも点灯してくるし、段々と秋から冬という季節の移り変わりを身近に感じられるようになる時期なんだけど、まぁ、アッという間よね。アッという間に2018年も終わり、来年は新元号となるから平成も間もなく終わるということで、季節の移り変わりだけでなく時代の大きな節目みたいなのも感じられる今日この頃なんだけど、世の中がどう変わったところでアタシたちのやるべきことは何も変わらない、来年も再来年 も「動く株につく」ってことだけなのよね。目先的にも11月の中旬ぐらいまで決算発表が続くわけじゃない?少なくともここからの2週間ちょいは“四半期ゲーム”ってやつが繰り広げられるわけだからさ。山岡さんたちの話じゃないけれど、シッカリと食らいついていかないといけないと思う。最近の日経平均の3000円安なんて動きで損をした人も結構いるらしいじゃない?相場の損は相場以外で取り戻すことはできないんだから相場の損は相場で取り戻さないといけないってことで、ここは普段以上にシッカリと相場の動きに食らいついてたんまりと稼がないとね。てなわけで、6572RPA。こないだも取り上げられていたけどね。スルスルと値上がりしていくんじゃないかしら?事務作業の自動化(ロボティック・プロセス・オートメーション)というのは一面では人手不足をカバーするということでもあるんだけど、見方を換えれば「使えない人間はコスト削減でやめてもらいたい」というリストラするための武器でもあるんじゃないかしら?アタシはどちらかというと後者なんじゃないかなと思う。だって、働く人は働くけど働かない人間も多いじゃない?そんな連中は無駄なんだからさ、RPA導入でバッサリ、そういうことなんだと思う。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。11月5日に上半期決算を発表する予定の8282ケーズHDだが、上半期決算に先立って発表された第1四半期決算(8月7日)が好調だったこともあり、上半期決算や通期の見通しに期待した買いに支えられた底堅い動きが続くと予想する。家電販売業界においては、依然として根強い節約傾向が続くものの、関東甲信では観測史上初となる6月の梅雨明けとなり、季節商品が前年同期に比べ好調に推移したことや、国際的なスポーツイベントの盛り上がり等で映像商品が堅調であったことなどが牽引し、全体として堅調に推移している。第1四半期の出退店状況については、後に直営店2店を開設し、直営店2店を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図っている。店舗数は496店( 直営店492店、FC店4店)となっている(そのほかに携帯電話専門店がある)。主な商品の販売動向については、パソコン・情報機器は前年のWindows Vistaサポート終了特需の反動減を受けて低調だったものの、エアコンは関東甲信の梅雨明けが例年より早まったことなどで好調に推移し、洗濯機も時短・節水の大容量タイプを中心に好調に推移したほか、利益面については、節電・省エネ・安心・安全・健康をキーワードに冷蔵庫、洗濯機、調理家電などの家庭電化商品やエアコンの需要が高まるなど、より良い生活が期待できる付加価値商品が販売されたことで売上総利益が改善している。家電量販店業界の中における同社の市場シェアが徐々に上昇しており、株価も尻上がりの展開が続きそうだ。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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