− 10/30(火) − 修正高が起きるのは時間の問題であり、それは日本株全体に言えること... 山岡マネージャー:よく最近の日本株に対して「売られ過ぎ」「過剰反応」などといったことが指摘されますが、確かに同感するところが私にもあります。例えば中国関連として知られるロボットの安川電機とかファナックですね。米中貿易摩擦の影響で受注が減少傾向にあり、安川もファナックも年初の高値水準から揃って株価は「ほぼ半値」です。まるで経営難に陥ったかのような株価推移ですが、いくらなんでもやり過ぎだと思います。 海原総料理長:そういうことじゃな。安川やファナックだけではなく、明らかに売られ過ぎている主力株が目につくのは事実だろう。米中貿易摩擦で中国における設備投資意欲が低下しているとか米利上げで世界経済の減速懸念なんかが世界の需要を背景に業績を拡大させてきた安川やファナックの将来を悲観し、株式を手放しているということだが、しかし、冷静に考えてみれば異常な動きだということが誰でも理解できるだろう。中国の景気減速などがファナックや安川の株価が年初から半減ということにつながっていると言ってもだ。世界の人口は着実に右肩上がりで増え続けているわけで、世界中で必要とされる省力化だとかロボットなどというものの需要が将来的に減り続けていくことなど考えられないはずだ。世界の中で中国という地域が高成長だっただけに、その中国の需要が少し落ち込むと「ダメだ」となってファナックや安川を売り叩くというのにも限度があるはずだ。限度があるというよりも売り込めば売り込むほど異常な行動ということになるわけで、修正高が起きるのは時間の問題であり、それは日本株全体に言えることでもある。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。安川やファナックが年初の水準から株価が半分になるというのは言う人に言わせれば「不思議なことではない」と言うのかもしれませんが、しかし、総料理長がおっしゃるように世界人口70億人のうち、中国は13億人ですし、中国経済が少し成長が鈍化したといっても世界全体からすればそれほど深刻なことでもなければ中国経済がマイナス成長になったわけでもないのですから、ちょっと考えただけでも安川やファナックの株価が半分になってしまうなんてのは異常であり、正常な考えではそんなことは起きないはずですし、明らかに行き過ぎたことであるということが想像できます。その修正高というのがいつになったら起きるのかと考えた場合、この11月相場ではないかと思います。決算発表が報じられ、先行きの見通しが特に悲観的になる必要もないということが明らかになるはずですから、そこで頭を冷やして株価を見直してみると「年初の水準から半値になっている」ということに改めて驚き、そして、買いを入れることになる、そんな展開が11月相場は待ち受けているような気がしてなりません。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。スマホ、ビッグデータ、クラウド等を活用し、経営課題解決を支援するサービスを提供している3962チェンジだが、旺盛な需要に支えられ、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2017年9月期に続き、11月14日に発表される2018年9月基本決算も大幅な増収増益で着地する模様で、株価にもまだまだ活躍の余地があると予想したい。会社側では企業の「働き方改革」を追い風に主力のシステム開発の伸びが牽引し、2019年9月期も増収増益を計画している模様だ。また、ここでは米国をはじめ各国の政府および軍・安全保障機関、ならびにFortune500の多数の企業向けに各種セキュリティ製品を提供するBlackBerryLimitedより、2018年度の“APJパートナーアワード”を日本企業で初めて受賞したことも引き続き株価を下支えしているようだ。株価もさらなる上方へチェンジしそうだな。 山岡マネージャー:創業1899年(明治32年)で来年は創立120周年を迎える製粉・飼料等の食品機械およびプラント工事業を展開している老舗企業、6334明治機械ですが、日経の「会社情報」にも“受注堅調”などといった記述があるように今期は順調に受注を積み上げており(8月16日には大型配合飼料生産プラント工事を約36億円で岡山県の企業から受注したなどと報じられていた)、11月13日に発表される予定の4〜9月期決算も好決算が期待されており、株価には活躍の余地がまだまだあると予想します。今月中旬には「海外事業推進の第一弾として、平成3年の国内販売開始から25年以上、食品加工場等向けに納入実績のあるフェライト・マイクロウェーブ・テクノロジーズ社製の業務用マイクロ波解凍機を東南ア ジア4ヵ国(タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア)で販売開始することとし、FMT社と独占販売契約を締結した」などと報じられるなど同社の高い信頼と豊富な実績が評価された結果といえます。PERも11倍台と割安状態にあることも買い方には好都合と考えられます。 海原総料理長:たびたび取り上げるオリジナルバッグ、財布などの企画・販売を展開している3550スタジオアタオだが、引き続き上半期が高い進捗率だったこともあり、少なくとも株価は売り込みづらい動きが続くと予想する。先に報じられていた上半期決算は大幅な増収増益となった。自社ブランドのポータルブログを活用した020(オンラインtoオフライン)戦略や顧客向けポイントアプリの充実などネットや既存店の強化を推進したことなどにより、ネット販売、店舗販売ともに好調に推移した。働く女性向けにノートPCやタブレットが入る通勤バッグなどが好評で、秋物の立ち上がりも順調な模様だ。引き続き、O2O戦略の促進に注力するほか、ネット販売は「ATAO」を中心とした定番商品の販売拡大、「IANNE」の定番商品の育成やポータルブログを活用したユニークユーザーの獲得を図り、既存店の強化にも注力する模様だ。上半期が高い進捗率だったことで通期が増額修正含みであることを意識した底堅い動きが続きそうだ。 山岡マネージャー:歯科用・産業用拘束回転機器メーカーの7716ナカニシは主力の歯科治療器具が内外の旺盛な需要に支えられて受注を伸ばしており、前2017年12月期は増収増益で売上高・最終利益が過去最高を更新していましたが今期の見通しに関しては増収ながらも最終減益が見込まれています。これは為替の動向が不透明なことなどを会社側としては理由としていますが、2月に発表されていた2018年12月期通期の為替の想定為替レートは1ドル105円、1ユーロ120円としており、実際に8月に発表された上半期決算では想定より円安・ユーロ高に振れていたことなどで大幅な増益につながっています。売上高に関しても主力の歯科治療器具の国内販売が大幅に増え、脳外科や整形外科向けの手術用ドリルも伸びたことなどで上半期は15%の増収となり、通期計画に対する利益の進捗率は60%前後に達しています。為替の推移(想定より円安・ユーロ高)、販売が好調なことから11 月9日の第3四半期決算の発表時には「通期は減益予想」から「通期は増益予想へ」と見直される可能性があると予想されています。増額修正含みであること、また、業界内での高い競争力を評価した買いに支えられた底堅い動きが目先は続くと考えられます。 海原総料理長:関西を地盤に有料老人ホームを運営しているおなじみの6062チャーム・ケア・コーポレーションだが、また仕込み好機が到来しているようだ。旺盛な需要を追い風に前期は売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新したが、今期についても増収増益が見込まれており(来週11月5日に発表される予定の第1四半期にも期待が寄せられているようだ)、株価は出遅れ修正を狙った買いによって戻りを試す展開が予想される。前期も大幅な増収増益での着地となっていた。前期の運営状況については運営ホーム数の合計は46ホーム、居室数は3,214室となっている。ホームの入居状況については開設2年目を経過した既存ホームにおいて97.2%(前年同期97.0%)と高い入居率を維持している。今2019年6月期の業績は売上高が前期比25.2%増の170億円、営業利益が同28.1%増の13億5000万円を計画しているわけだが、今期の“滑り出し”となる第1四半期の伸びにも注目が集まりそうだ。 山岡マネージャー:介護業界を対象に展示会の開催やM&A仲介サービスなどを展開しているマザーズ上場、9272ブティックスですが、業績は拡大が続いており、株価にもまだまだアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想します。日本の高齢化率が年々上昇し、介護サービスの需要が拡大していることを背景として介護高齢者マーケットへの参入意欲は引き続き旺盛であり、同社にも追い風が吹いている状態です。商談型展示会「CareTEX」と商品ジャンル特化型展示商談会「CareTEX One」の開催エリア拡大を図っており、2018年度においては「CareTEX」」を東京、大阪、福岡で、「CareTEX One」を神奈川、埼玉、愛知でそれぞれ開催することで各エリアの介護事業者及び各種サプライヤー(介護用品メーカーなど)といった取引先の需要を満たしており、2018年5月の「CareTEX One大宮2018」も来場者から高い評価を得た模様で、サプライヤーからの出店料増加につながり、収益拡大に寄与しています。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、こないだの報道にあったけど安倍ちゃんってのは就任から6年で世界の全ての国に訪問したんですってね。色々な国に歴訪しているという話は何度も聞いたことがあるけれど、世界の全ての国に訪問したってのは、それはそれで凄いことだと思うし、それだけ世界中に顔を売ったということでもあり、これで世界中が注目するオリンピックの際にも登場して改めて世界に顔を売ることになれば日本という国を理解する人も増えるわけだから、有形無形の国富につながることになるんだと思う。安倍政権が続けば続くほど、安倍ちゃんのやる仕事も積み重なっていくわけだから、それだけ安倍ちゃんの功績となるわけだし、かつての民主党政権がますます深刻さを深めていくことになるということよね。あの民主党政権は本当にヒドかった。まだ野田ちゃんとか前原はマシなほうよね。最悪の最悪、政治家としても認められないぐらいにヤバかったのがハトポッポよね。あんな人が一時期でも日本のトップをやっていたというんだから背筋が凍るようなことだと思う。ハトポッポだけはヤバ過ぎた。だから、何やかや言われても自公政権しかないし、自公政権が続いている限りは経済もそんなに悪化することはないし、株価も安泰だと思うんだけど、どうかしら?てなわけで、4348インフォコム。前から期待はされていたけど業績が好調で通期の見通しを上方修正したことで、ここは素直に買いついてもいいんじゃないかしら。電子コミック配信なんて外部環境にも特に関係ないし、その意味ではディフェンシブ的でもあると思うし、いいと思う。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。電気計測器の中堅として知られる6866日置電機だが、大幅な増収増益だった前2017年12月期に続き、今期も高い業績変化が見込まれており、株価にも動意の気配が漂っている。先に発表されていた第3四半期決算も計画線を上回る高い進捗率となっていた。主要顧客である自動車および電子部品業界において、自動車の電動化やスマートフォンの高機能化により、研究開発、生産設備の増強などの設備投資が活発化しており、同社の計測器の需要も拡大している。販売面では6月に台湾、9月にインドネシアに販社を設立し、これまで展開していた海外販社を中心に今後はさらにHIOKIブランの浸透を図り、売上高の伸長を目指す模様だ。第3四半期は11.1%増収、営業33.0%増益、純利益は44.3%増と高い伸びとなった。通期は売上高は前期に続き、営業利益は12期ぶり、純利益は3期ぶりにそれぞれ過去最高を更新する。ポジティブな印象だ。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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