− 10/31(水) − 11月中旬までの決算発表シーズンや来月の初旬ぐらいまでが年内最後の稼ぎ時... 山岡マネージャー:ハロウィーンの大騒ぎも終わり、クリスマスのイルミネーションの点灯も始まり、一年の最後の大相撲も始まり、段々と「年の瀬」が感じられるようになってきた今日この頃ですが、一方では決算発表も続いていることもあり、「年の瀬」」の気忙しさと決算発表が相次いでいることで「かき入れ時」のような雰囲気もあると思います。 海原総料理長:そういうことじゃな。早いもので暦の上でも明日からは11月であり、激動の2018年相場も間もなく終盤戦に差し掛かっていくわけだが、12月にもなると中旬ぐらいから外資系の連中はいなくなるため、実際はもう年内は1カ月ちょっとという市場参加者も多いわけだから、今が「かき入れ時」というのは特に間違ってもいないだろう。海外の連中はクリスマスのシーズンになったら本当にバッサリといなくなるのが通例だ。まず例外などない。「なんでクリスマス休暇なのに仕事をするんだよ」とバッサリだ。だから、ここの11月中旬までの決算発表シーズンや来月の初旬ぐらいまでが年内最後の稼ぎ時であり、「かき入れ時」でもあり、ここは我々も集中しなければいけないだろうな。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。ここは稼ぎ時でもあり、「かき入れ時」ですよね。本当にポーっとなんてしていられません。それに、まだ決算発表も始まったばかりかもしれませんけれど、米中貿易摩擦の影響を考慮し、先行きの見通しを控え目に慎重にみていた企業が多かったのか「増額修正」をする企業が多いような気がします。外部環境には不透明さが残っているものの、それでも企業業績が想定よりも良好という企業が多く、そうした企業への買いに支えられた底堅い相場つきが続く、そんなことも十分に考えられます。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。飲食店の出前仲介サイト「「出前館」を運営しているおなじみの2484夢の街創造だが、ここで市場全体の下落などの影響で同社株も売られ、投資妙味が増していることで、ここからの戻りを試す展開を予想したい。市場では先に同社が公表した2021年8月期までの中期経営計画を引き続き好感している。会社側によると、昨年に本格稼働した新聞の配達員が出前を受け持つ『シェアリングデリバリー』の拡大や、出前館をリピートで利用するアクティブユーザーを増やすことで、最終年度の営業利益を2018年8月期実績比で6倍の50億円にすると発表しており、その高い目標と高成長に対して市場も改めて評価しているようだ。また、26日にSMBC日興が目標株価を3790円に引き上げてきていたことも一つの株価のした支え要因と考えられよう。 山岡マネージャー:板紙・ダンボールの最大手として知られる3941レンゴーですが、段ボールの価格上昇が浸透していることで業績が上向いてきていることが意識されており、王子HDらと共に物色の矛先が向かいやすい状態にあると考えられます。先に発表されていた第1四半期決算でも大幅な増益決算となったことが一つの話題になっていました。主力の板紙・紙加工品関連事業では製品価格の改定や原料価格の低下などが増益に大きく貢献。また、海外関連事業も連結子会社が増加したことに加え、段ボール事業が堅調に推移し、増収増益に寄与しています。市場では11月2日に発表される上半期決算、及び通期見通しの増額修正を予想する声もあり、目先、底堅い動きが続きそうです。 海原総料理長:ICT技術を活用しいたシステムコンサルティング事業はソリューション事業などを手掛けているおなじみの3996サインポストだが、株価が堅調さを保っていることが示すように業績が拡大しており(日経の『会社情報』にも“受注堅調”といった記述があるように)、株価にもまだまだ上値の余地があると予想する。先に報じられていた上半期決算も好調だった。上半期も収益構成で70%を占めるコンサルティング事業が牽引している。コンサルティング事業では地方銀行の勘定系システム移行プロジェクトマネジメント業務等を中心に前期からの継続取引の他、4行から新規契約を受注している。プロジェクト完了による減収要因があったものの、継続取引先からの受注が拡大している。クレジットカード会社及び投資運用会社のシステム部支援業務、地方公共団体等の公共機関へのコンサルティング業務を継続的に行った結果、売上高は12億800万円(前年同四半期比28.1%増)、セグメント利益は2億7700万円(24.1%増)となり、増収増益に貢献している。2019年2月期通期も増収増益が見込まれている。ズバリ、押し目買いだな。 山岡マネージャー:グループウエアソフト開発の4776サイボウズですが、高い成長が続いていることもあり、株価にはまだまだアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想します。ここで先週の発表にあったように同社は通期の業績見通しを増額修正しています。従来の予想も増収増益が見込まれていましたが新しい見通しでは営業利益・経常利益・純利益が揃って過去最高を更新する見通しです。グループウエア「サイボウズオフィス」、業務アプリ構築「キントーン」などが好調。国内のクラウドサービスが企業向けを中心で2018年12月期通期の連結業績予想が6月下旬に発表したものを上回って着地する、そのような見通しになった模様です。11月13日に発表される第3四半期決算の進捗率にも市場は改めて関心を寄せることになりそうです。 海原総料理長:山岡君のレンゴーではないが、製紙国内トップの3861王子HDだが、好調だった4〜6月期に続き、明日11月1日に発表される予定の上半期決算にも期待が寄せられているようで、株価は目先底堅い動きが続くと予想したい。海外需要が拡大しているパルプ価格、及びアマゾンなど通販用の需要が好調な段ボール価格の上昇がそれぞれ浸透したことなどが増益に貢献し、4〜6月期決算では純利益が前年同期比3.1倍の172億円、売上高は8%増の3791億円となっていた。2019年3月期の通期の見通しも純利益は前期比38%増が見込まれている。また、拡大する東南アジアの段ボール需要を取り込むために2022年3月期をメドに東南アジア地域で展開する段ボール事業の営業利益を前期実績の2倍の100億円に増やすという方針を打ち出していることも引き続き材料視されているようだ。 山岡マネージャー:イオン製水器では国内首位の6788日本トリムですが、先に報じられていたように主力の整水器販売事業(収益構成で93%を占める)が好調なことなどを理由に通期の見通しを増額修正しており、株価にも先高感が感じられます。先に発表されていたように4〜9月期おける製水器販売事業では直接販売部門(職域販売部門(DS)、取付・紹介販売部門(HS)及び店頭催事販売部門(SS))については、職域販売部門において、健康経営提案によるB to Bの展開からCへとつなげる営業に注力。営業社員の販売力強化の取り組みの成果により、販売効率の指標としている1セミナー当たりの販売台数や営業社員一人当たりの販売台数は前年比で伸びています(今後のさらなる伸長のための取り組みとして、10月より、職域販売においてこれまでアプローチできていなかった大手企業の開拓を目的とした新たな展開を試験的に実施している)。その結果、ウォーターヘルスケア事業の売上高は73億円(前年同期比12.3%増)、営業利益は13億3100万円(32.1%増)となっています。当上半期の業績が好調に推移したことに伴い、通期業績予想を、売上高は154億3000万円(前期比10.0%増)、営業利益は24億4000万円(51.9%増)、経常利益は23億4500万円(39.4%増)、親会社株主に帰属する純利益は14億6000万円(23. 5%増)に上方修正しており、高い業績変化が見込まれています。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、ほんと忙しいわね〜。本当に忙しさを感じる毎日だわ。なんでかわかる?前も言ったでしょ?家にいながらにして色々なことができる時代になったからよ。ネットの普及・スマホの普及で人との交流にしても仕事にしてもショッピングにしても映画を観るとかゲームをやるとかの遊びや娯楽にしても色々なことが家から出なくても家にいながらにしてできるようになってしまったからよ。「あれもしたいこれもしたい」という欲求や願望が「あれもできるこれもできる」という容易に満たされてしまう時代なので、「あれもしようこれもしよう」という予定やプランを立ててしまい、それをやってしまおうとしているもんだから、ほら、全然暇がないでしょ?全くない。人にちょっと電話をするにしてもメールするにしても決まって「いま大丈夫ぅ〜?」などとお伺いたてたり、「忙しいところ申し訳ありません」などと予め謝ってから話をするのが常識になっているとかね?もちろん、何もしない、一切のことに関わりを持たないという“選択肢”もあるし、何もしようとしなければ特に忙しくもないわけだけど、それって自ら孤立の道を選ぶようなものだし、自ら絶海の孤島に移り住むようなものだからさ。そういう道を選ぶのであれば今の時代に生きている意味がないというか勿体ない生き方になってしまうじゃない?だから、やっぱり、今の時代を有意義に生きようとしている現代人は忙しいし、本当にクタクタの毎日って感じなのよね。でもさ、色々なことをしたいし、色々なことができる時代だから余計にお金がかかる時代ということにならないかしら?絶海の孤島に住んでいればお金をかける場所がないけれど、色々なことが家にいながらにしてできる時代ということはコストが余計にかかる時代ってことだからさ、やっぱり、投資をしたり貯蓄をしたり勤労したりでお金を余計に稼がないといけない時代ってことになると思う。結局、そういうことなのよね。てなわけで、スマホゲーム開発支援の6033エクストリーム。今日は株式分割の基準日ってことで、改めて見直されているらしい。スマホゲーム開発へのエンジニアの派遣も好調みたいだし、悪い結果になる投資にはならないと思う。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。戻り高値を更新中で目立った動きをみせている9503関西電力だが、業績の拡大を促すことになる原発の再稼働の恩恵を市場では意識しているようで株価には根強い先高感が感じられる。今夏は記録的な猛暑に加え、大飯原発3、4号機の再稼働による値下げ効果が出て、2018年7〜9月期の販売電力量は前年同期比で4年半ぶりにプラスとなり、2020年3月期以降の利益拡大を見越した買いが流入しているという。関西電力は9月に企業向けに加え、新電力など非家庭用他社向けが好調なことなどを理由に2019年3月期の販売電力量が前期比2%増の1175億キロワット時になりそうだと公表している(通期で販売電力量が増加すれば8年ぶりのこと)。さらに大飯原発の再稼働に伴う電気料金引き下げの効果も加わり、下期も販売電力量は好調に推移する可能性が高いとされており、証券各社も先行きの見通しを修正し始めていると言われている。世界的な株安の中を逆行高する、その安定感、及びディフェンシブ性が改めて見直されそうだ。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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