− 11/7(水) − 日本企業の多くは特に米中貿易摩擦に脅かされることなく成長を維持できる... 山岡マネージャー:引き続き米国の通商政策・米中貿易摩擦などが相場の重しとして意識され、あるいは警戒されたりしているわけですが、ザックリと言って、結局は解決するのだと思います。というよりも、解決できないことというのはそうそう世の中にはないと思いますし、遅かれ早かれ解決することでしょうから、やはり、株はどこかでまた猛烈に値上がりすることになるんだと思います。 海原総料理長:そういうことじゃな。ワシもそういう見方には特に異論はない。前にもあった。前にもというか常にあることだが相場にとっての悪材料というのは常に何かがある。ちょっと前であればギリシャの財政問題というものがあった。そもそもがチョンボをやってユーロに加盟したということからしてアウトだったわけだが、チョンボをしたギリシャを“退場処分”にすれば問題は解決するというわけではなかったことが問題になったわけで、ユーロを作り上げたドイツやフランスが「ギリシャの退場によってユーロが崩壊することだけは避けなければならない」となって大慌てになったわけだ。ドル、円と並ぶ悲願の「三大通貨」として誕生させたユーロだから、どんな手段を使ってでもユーロの解体だけは回避しなければならなかったわけだが、結局のところギリシャに厳しい財政規律を要求して事なきを得たようにだ。今回の米中貿易戦争にしても戦争の真っ只中にある今現在は深刻な雰囲気もある。戦争の真っ只中なのだから、それも当然だろう。しかし、解決できるのかできないのかと考えたら、間違いなくできるだろう。それこそ解決までに5年とか10年などという時間がかかっても解決はできるはずだ。そうした中にあっても日本企業の多くは特に米中貿易摩擦に脅かされることなく成長を維持できるはずだ。 山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。市場参加者の心理、投資家のマインドとしては米中貿易摩擦が続いている間は米中の貿易交渉の展開や貿易交渉に関するニュースや報道に一喜一憂したり神経質になったりすることが幾度となく繰り返されるのだと思いますが、それはそれだと思います。そのような市場の雰囲気やムードが続く可能性はありますけれど、でも、米中貿易摩擦が続くことで著しく日本企業の業績が悪化するなんてことはありませんし、そもそも先日のコマツの決算ではありませんが一見すると中国に依存度が高いような企業で、実際に株価も影響を受けていたような企業であっても決算の蓋をあけてみれば「なんでもなかった」「むしろ好調だ」というところがあるようにです。考え過ぎて躊躇していると貴重な貴重な“仕込み好機”というものを逃してしまう恐れすらあると思います。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。11月14日に上半期決算の発表を予定している9605東映だが、今通期の見通しが期初よりも改善していることもあり、上半期決算の発表を前に見直されやすい場面が続くと予想する。先に発表されていた4〜6月期決算も好調だった(営業13%増益)。コンテンツ事業で「ワンピース」や「聖闘志星矢」などのアニメ映画の北米向け映像配信権の販売や、国内外で「ドラゴンボールシリーズ」のゲーム化権販売が好調だったことなどが奏功。通期音純利益の見通しも期初の35%減という予想から18%減に上方修正されるなど強含んだ状態にある。第1四半期の勢いを引き継ぎ、14日に発表される予定の上半期決算も好決算が見込まれている。 山岡マネージャー:展示・商業施設向けディスプレーでは業界トップとして知られている9716乃村工藝社ですが、主要企業の業績が好調であることなどが追い風になって業績が拡大しており、株価にもまだまだ活躍の余地は十分にあると予想します。先に発表された上半期決算も市場の期待に応える好決算となりました。大幅減益だった第1四半期から一転、上半期は純利益が前年同期比3%増の27億円と急速に改善。専門店や複合商業施設向けは低調だったものの、6〜8月期に企業ショールームやオフィス向けで採算性の高い大型案件があったことや受注管理やプロセス管理の徹底なども寄与し、利益率が改善したといいます(売上高は1%減の522億円、営業利益は同2%増の34億円だった)。通期の見通しも増収増益で前期に続いて売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新します。 海原総料理長:全国の生産者、農産物直売所と提携し、農家とスーパーをつなぐ流通を提供している3541農業総合研究所だが、引き続き、日本郵政子会社の日本郵政キャピタルと資本提携すると先頃発表されたことを材料視する買いが流入しているようで株価には根強い先高感が感じられる状態にある。日本郵政キャピタルは農業総研の筆頭株主から52万5000株(議決権割合12.5%)を取得。今回の提携によって農業総研は郵便局を活用した流通網拡大で取扱高の増加が期待できる上、物流のコスト面でも有利になることを市場でも好感されているようだ。日本郵政の子会社が筆頭株主になることで同社の親会社が日本郵政であるかのような安心感にもつながっていると考えられる。押し目は買いだな。 山岡マネージャー:テレビアニメなどのDVD・ゲーム・音楽などを企画・制作している7844マーベラスですが、先に報じられていた上半期決算が好調だったこともあり、株価には先高感が感じられる状態にあります。先の上半期決算では売上高が20.9%増、営業56.8%増益、最終57%増益と高い業績変化となりました。牽引したのは収益構成で35%を占めるコンシューマ事業でした。同事業においては、自社販売部門で、国内ではシリーズ最新作の「Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラリンク)(PS Vita・PS4)」を2018年6月に発売したほか、完全新作として「リトルドラゴンズカフェ-ひみつの竜とふしぎな島-(Nintendo Switch・PS4)」を同年8月に発売。昨年国内で発売しヒットした「シノビリフレ-SENRAN KAGURA-」の海外版を同年9月に北米・欧州で配信を開始しており、アミューズメント部門においては、好評稼動中の「ポケモンガオーレ」は稼動開始から3年が経過したが、今夏は過去最高水準の好調な業績推移となっています。売上高は57億1600万円(前年同期比63.4%増)、セグメント利益は20億3600万円(前年同期比116.7%増)と目覚ましい結果となりました。通期の見通しも減収減益予想が覆される可能性があります。 海原総料理長:カラオケ事業、女性フィットネス(カーブス)などを主力事業としている2157コシダカホールディングスだが、大幅な増収増益で売上高・営業 利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2018年8月期に続き、今期も主力のカラオケ事業、フィットネス事業が揃って好調で、株価にも値上がりの余地は残されていると予想する。前期は郊外から首都圏にカラオケ出店の軸足を移したことが奏功したようで店舗ごとの客数、客単価が増加し、収益が大幅に改善し、カラオケ事業のセグメント利益が53%増と大幅に伸びたことが増益に寄与した(前期の純利益は前期比36%増の44億円と大幅な増益だった)。今期もカラオケ事業、フィットネス事業の伸びを見込むがフィットネス事業は男性からの要望が増えてきたことで新たに男性専門店を起ち上げるとしていることも収益拡大につながることとして好感されているようだ。忘年会シーズンも意識されそうだ。 山岡マネージャー:くい圧入抜機では業界トップ(地下駐車場・駐輪場の施工も手掛けている)として知られる6289技研製作所ですが、業績が好調なことなどを手掛かりに買い進まれ、株価は水準訂正が進んでいるものの今後も安定した成長が続くと観測されていることもあり、株価にはまだまだアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想します。前期も増収増益で売上高・各利益が揃って過去最高を更新しましたが今期に関しても相次ぐ自然災害を背景にくい打ち機の需要が増加しています。災害復旧や事前防災に対し、「地滑り抑止工法」が採用されるなど適用範囲が拡大し、需要の伸びが続いています。また、海外の売上拡大も注目されています。ニューヨークを含む米国の主要都市では、トランプ政権によるインフラ投資計画の下、道路・地下鉄・地下ライフラインの老朽化対策、高潮対策等が順次具体化される見通しで、同社の圧入工法の市場性が見込まれており、同社デハ米国を始めとした海外の売上高を全体の7割とする長期ビジョンを掲げていることも投資資金を呼び込みやすい側面と考えられます。その子さんは何か材料株情報ございますか? その子さん:ていうかぁー、よく知らないけどさ〜、あのサウジアラビアの記者がサウジの暗殺部隊に暗殺されたとかってあったじゃない?あんなことで株が売られたり円高になったりってのも迷惑な話なんだけど、でもさ〜、あんなのはいつまでも材料視されたりなんかしないわよ絶対に。だって、その国その国の事情ってものがあるじゃない?報道や発言の自由があるはずのジャーナリズムを抹殺したから、だから自由や人権の先頭に立つアメリカやフランスへの挑戦だ、民主主義陣営に対する脅威だとか言ったところで、そんなのは限界があるし、あんまりやると内政干渉になってくると思うし、結局のところは揉み消されることになるはずだと思うし、アメリカやフランス、あるいは日本もあまり突っ込まない方が身のためだと思う。本当にその国その国の事情ってものがあるし、サウジの事情、サウジの価値観からして「国益に反する人間」だったんだから、だから抹殺されるとか暗殺されるというのは、それはそれで仕方がないことだと思わない?アタシはそう思う。だから余計な口出しはしないほうがいいと思う。その意味では日本がこれから再びのバブル経済に入っていくってことも他の国が余計な口出しはしないで欲しいし、余計なチャチャを入れられても困るし、恐らくは容認されるんだと思う。よその国はこれからドル高の影響で深刻な景気後退になるのかもしれない、だけど、日本は「我が道を行く」のノリでバブル経済に入っていくことになりそうだし、株価も期待以上の相当に凄いことになっていくんだと思う。てなわけで、3628データホライゾン。明日、第1四半期決算を発表するらしいんだけど、重症化の予防につながるデータヘルスのサービスが伸びているということで好決算が見込まれているらしい。「会社情報」にも“増益”って買いてあるでしょ?そんなに割高感があるわけでもないし、目先は面白そう。 山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。 海原総料理長:そうじゃな。スマホゲームの攻略の掲示板アプリや漫画アプリなどを展開していることで知られる7035and factoryだが、高い業績変化を伴って売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2018年8月期に続き、今期も見通しがポジティブということもあり、株価も見直しの余地は十分にあると予想したい。前期における主力事業の一つであるスマートフォン・APP事業だが、「最強シリーズ」においては、継続的なUI等の改善、安定した収益獲得のための広告サービスの提供に注力し、パートナー企業との協業を強化した結果、売上は堅調に推移している。また、もう一方の主力事業であるIoT事業ではIoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」の企画、開発が好調に進んだことで、ホステル開発に係るコンサルティングや不動産の仲介等の売上が順調に推移し、収益に大きく貢献している。2019年8月期の業績見通しは売上高が前期比60.2%増の30億7000万円、営業利益が同40%増の5億1100万円を計画するなど、今期も高い業績変化を保つと観測されている。また、2020年8月期以降も高成長が続くと市場では予想しているようだ。投資する妙味は大いにあるな。 確実な資産形成を実現するためのソリューションが『カブーフレンズ』 幸か不幸か私達には金融市場を通じて資産を形成しなければいけない時代が訪れています。人口減少・高齢社会の到来によって現役世代にとっては社会保障負担が増す一方であり、通常の労働による報酬だけでは生活が立ち行かなくなる、そんな時代が訪れつつあります。では、自身の生活・家族の暮らしを守り、それと同時に資産を形成して豊かな人生を歩むにはどうしたらいいか?そのためには欧米諸国がやり遂げたのと同様、金融市場を通じて資産を形成しなければいけないのです。ただし、失敗は許されません。経済的な変動や社会情勢の悪化によって資産形成をするという目標が「やってはみたが不運に もできなかった」では許されません。そうした不安や問題を解決するソリューションが当キッチンカブーの有料サイト『カブーフレンズ』です。『カブーフレンズ』を念入りにご購読し、ご活用いただければ皆様方が直面する「資産形成を試みたが不運にもできなかった」などという問題や不安を間違いなく解消できることをお約束致します。『カブーフレンズ』の1カ月のご購読料金は8,078円(7,480円+消費税)です。お支払いは便利なクレジットカード決済です。カブーフレンズの案内は≪ここ≫をクリックして下さい。 ※未確認情報が含まれています。投資判断は自己責任でお願いします。 |
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