− 10/9(火) − 【推奨銘柄】 ●3064 MonotaRO・・・・・・工具・工場用品販売のモノタロウですが、引き続き高成長を維持していることもあり、株価は水準訂正は進んでいるもののまだまだ値上がりの余地があると予想します。先に報じられていた上半期決算も好決算となりました。上半期はウェブサイトを通じた新規顧客の開拓が進んだほか、物流拠点の自動化による効率化などが寄与し、純利益は前年同期比16%増の46億円となっていています(1〜6月期としては過去最高を記録)。足もとの月次売上高についても(全店売上高)、6月は22.8%増、7月は29.8%増、8月は25.3%増と極めて高い伸びを保っており、今後も高成長と共に株高が続くことが予想されます(10月26日発表の第3四半期決算にも期待が寄せられているようだ)。 ●4331 T&G・・・・・・ハウスウェディングの先駆け的存在として知られるおなじみのテイクアンドギヴ・ニーズですが、売上高は過去最高を保ち、利益面でも回復基調が続いていることもあり、株価にも根強い先高感が感じられます。同社は第2四半期決算を11月9日に発表する予定ですが、その第2四半期決算を増額修正したことを引き続き市場では材料視しているようです。先に報じられていたように第2四半期決算ですが、売上高は受注組数が堅調に推移をしており、また、損益面でも収益改善取組みとして内製化の推進などによる収益力の向上や継続的なコスト削減の推進により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益について、業績予想を上回る見込みとなった、と報じられています。株高が続き、雇用情勢も良好なこともあって景況感の改善が続いていることも景気敏感な同社株の追い風になっていると考えられます。 ●4595 ミズホメディー・・・・・・インフルエンザ検査薬など体外診断薬のミズホメディーですが、引き続き業績が好調なことに加え、ここでは新規の買い手掛かりが出てきていたこともあり、株価には根強い先高感が感じられます。先の報道にあったように同社では複数の感染症向けの遺伝子解析装置とマイコプラズマ肺炎の遺伝子検査キットを10月15日から販売すると発表。将来の業績への寄与に市場でも期待を寄せているようです(遺伝子解析という検査の精度の高さに加え、早期診断が可能となるため、需要拡大が期待できるという)。また、業績についても売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2017年12月期に続き、2018年12月期も高い業績変化が見込まれており、また、来月11月にはインフルエンザの予防接種が始まることもあってシーズン・ストックの一つとして改めて注目されそうです。 ●5727 邦チタニウム・・・・・・JXTG系のチタン精練大手である東邦チタニウムですが、足もとで円安が進んでいたこともあり、再び増額修正される可能性があると判断した買いが流入しているようで株価には根強い先高感が感じられる状態にあります。同社は第1四半期の決算発表時(7月27日)に2019年3月期の連結純利益が前期比9%増の37億円になりそうだと発表しています。従来予想(9%減の31億円)を6億円上回り、一転増益になると報じられています。為替レートを1ドル105円で想定していましたが、が足元で円安に進んでいるのを受けて同110円に変更(輸出採算が改善する)。ところが、さらに直近では1ドル114円台半ばまで下落していたことで、さらなる通期の見通しが増額修正される可能性があると市場では見込んでいるようです。押し目を拾えれば確度の高いリバウンドが狙えると予想します。 |