− 10/11(木) − @ 7713 シグマ光機 レーザー関連部品やユニット・システムの総合力に強みをもつことで知られるジャスダック上場、シグマ光機。旺盛な需要に支えられて業績が拡大を続けており(2018年5月期は売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した)、株価にはアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想する。前期に続いて今期も順調に推移している。スマートフォンやIoT関連の設備投資が引き続き拡大し、収益を押し上げられる見込みで、2019年5月期の連結純利益が前期比10%増の11億円になりそうだと発表されている(年間配当は40円と前期から6円増やす予定。増配余力が高い銘柄のランキングの“常連”でもある)。市場では2020年5月期以降も安定した増収増益を維持できるなどと観測している。今週5日に発表される予定の第1四半期決算もポジティブなサプライズが生じる可能性がありそうだ。株価は当面、3000円超を目指し、来年4月初旬頃までには4000円超の相場を予想する。 A 1430 ファーストコーポレーション 首都圏で中・小型のマンション建設を手掛けているファーストコーポレーション。良好な経営環境を背景に業績が拡大しており、株価にも見直される余地がまだまだあると予想する。先に発表された前期決算は小幅に減収だったが(0.6%減)、営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新している。建築請負を事業の中核とする同社だが、事業エリアである東京圏におけるマンション着工件数が一定規模で推移していることや供給見込の増加により、当面の受注及び施工物件の確保は可能と観測されている。2019年5月期の業績は売上高が前期比20.2%増の250億1800万円、営業利益が同7.6%増の24億1800万円を計画しており、売上高は2期ぶりに過去最高を更新、各利益は揃って連続最高益更新が見込まれている(来週10日に発表される予定の第1四半期決算も好決算を市場では見込んでいるようだ)。株価は当面、2000円超を目指し、来年の4月初旬頃までには3000円前後の相場を予想する。 |