− 10/25(木) − @ 3925 ダブルスタンダード ビッグデータを活用した企業向けの事業・業務改善支援を展開しているダブルスタンダード。現在、ビッグデータ関連は株式市場でも長く有力な投資テーマとして意識されてきたこともあり、その有力銘柄の一つである同社も投資資金を集め、株価も水準訂正が進んでいるわけだが、今後も高い成長が見込める業界であるだけに、株価には一段高の可能性を秘めていると考えられる。売上高・営業利益・経常利益・最終利益が過去最高を更新した前期に続き、今期も見通しは非常にポジティブであり、8月には通期の見通しを増額修正していた(既存案件の追加受注及び新規顧客の獲得が好調に推移していること、並びに複数の新サービスのリリースが予定されていることから、通期の売上高、及び利益は当初予想数値を上回る見通しとなった)。11月13日の上半期決算の発表時にも通期見通しの“再上方修正”ということが起きる可能性もゼロとは言えない。株価は当面、25日線水準に支えられながら8000円程度を目指し、来年4月中には5桁に乗せることも考えられる。 A 4061 デンカ 化学中堅のデンカ。業績が好調、新規に買い手掛かりが出てきたこともあり、株価にも活躍の余地が十分に残されていると予想する。売上高・営業利益・経常利益・最終利益が過去最高を更新した2018年3月期に続き、今期も見通しは良好、先に発表された4〜6月期決算も好調だった。電子回路基板や電子部品・半導体搬送用部材の機能フィルムの販売が伸びたうえ、原材料価格の上昇を販売価格に転嫁したことも寄与し、純利益は4〜6月期としては過去最高を更新した。また、ここでは子会社のデンカ生研株式会社が体外診断用医薬品「クイックナビTM−Flu2」専用のデンシトメトリー(光学密度測定)分析装置「クイックナビリーダーTM」を2018年10月23日に発売すると報じられていたが、インフルエンザシーズンが近いこともあり、“シーズン・ストック”としても注目されそうだ。株価は当面、5000円近辺を目指し、来年4月中には6000円弱程度の相場を予想する。 |