− 11/6(火) − 【推奨銘柄】 ●3085ALサービスHD・・・・・・カツ丼専門店「かつや」、からあげ店「からやま」などを展開しているアークランドサービスホールディングスですが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2017年12月期に続き、今期も見通しが明るいということもあり、株価にも上値の余地が十分にあると予想します。足もとの9月の月次売上高も既存店が3.7%増、全店が6.9%増と好調な状態を保っています。ここで10月30日に発表された第3四半期決算も15.8%増収、営業8.0%増益、最終利益は5.7%増益と増収増益で着地しています。2018年12月期通期は13%の増収、営業利益・最終利益と揃って2桁の増益を見込んでいます。ここで大手の大和が目標株価を2530円(31日)に引き上げてきていたことも一つの株価の下支え要因と考えられます。 ●3186ネクステージ・・・・・・中古車販売大手のネクステージですが売上高・営業利益・経常利益・最終利 益が揃って過去最高を更新した2017年11月期に続き、今期も順調に推移しており、株価にも上値の余地があると予想します。先に報じられていた第3四半期も計画線をやや上回る好決算となりました。引き続き主力の中古車販売事業、及び新車販売事業と新規出店を支えに伸びが続いています。第3四半期における中古車販売事業は関西地方1拠点(1店舗)、及び九州沖縄地方1拠点(1店舗)、併設店として買取専門店2店舗、東海北陸地方に単独店として買取専門店1拠点(1店舗)を 出店した一方、関東甲信越地方及び九州沖縄地方の併設店(2店舗)を統合。関東甲信越地方に併設店として買取専門店1店舗を出店したことにより、拠点数は52拠点(81店舗)となっています。新車販売事業は関東甲信越地方4拠点(4店舗)を出店し、拠点数は12拠 点(12店舗)となり、拠点数は64拠点(93店舗)となっています。2018年11月期の連結業績(2019年1月に発表予定)は売上高が前期比13.5%増の1350億円、営業利益が同9.4%増の38億円を計画するなど高い業績変化が見込まれています。押し目は仕込み好機と考えられます。 ●3388明治電機工業・・・・・・FAエンジニアリングに強みを持つ制御・計測機器の技術商社である明治電機工業ですが、売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した2018年3月期に続き、今期も好業績が見込まれていることもあり、株価はアップサイド・ポテンシャルを十分に有していると予想します。その今期の見通しについて、同社では先の上半期決算の発表時に増額修正を発表しています。上半期決算では同社の主要ユーザーであるトヨタ自動車などの自動車、及び電気・電子・半導体、工作機械関連業界向けに産業機器、制御機器、実装機器などの販売が堅調に推移し、売上高が前回発表予想よりも15.2%増加して着地しています。利益面についても増収効果で大幅な増加となった結果、通期の売上高、及び各利益がそれぞれ従来の予想を上回る見込みとなったため、それぞれ増額修正をしています。業績が好調、配当利回りも高く、また、PERは9倍以下と割安感も強いこともあり、息の長い上昇トレンドを保つ可能性があります。 ●4595ミズホメディー・・・・・・11月9日に第3四半期決算の発表を予定しているミズホメディーですが、インフルエンザの予防接種のシーズンになってきたということもあり、インフルエンザ検査薬などを主力とする同社は見直されやすい状態にあると考えられます。業績は引き続き高い伸びが続いています。売上高・各利益が揃って過去最高を更新した2017年12月期に続き、2018年12月期も高い業績変化が見込まれています。インフルエンザの大流行の影響で上半期決算は予想を大きく上回って着地していましたが通期の見通しについても期初の予想を上回る公算となっています。また、複数の感染症向けの遺伝子解析装置とマイコプラズマ肺炎の遺伝子検査キットを10月15日から販売を始めていますが、折しも東京都や千葉県を中心に風疹が流行していることもあって見直される可能性がある材料と言えそうです。 |