− 11/1(木) − 4〜9月期決算で悪材料の出尽くし感が意識され、株価は修正高へ 9616 共立メンテナンス 学生寮・社員寮、ビジネスホテルの「ドーミーイン」を展開している共立メンテナンス。自然災害などの影響で訪日客が減少し、11月9日に発表される4〜9月期決算は当初の予想をやや下回ることが予想されている(実際に9月の北海道地震の影響で地震被害はなかったものの北海道全域が停電となり、震源から遠い函館などでもホテルの稼働や受付を停止した)。しかし、地震の影響が薄れていくのと同時に中国などからの訪日客は再び戻り始めており、特に11月16日に発表される予定の「10月の訪日外客数」は今年8月までの水準を取り戻すと予想されており、現状の株価水準には強い出遅れ感が感じられるのと共に4〜9月期決算で“悪材料の出尽くし感”が意識される可能性が高いことから現状が“仕込み好機”とも考えられる。今後も訪日客はリピーターなどに支えられて右肩上がりで増加していく見通しにあり(現状で年間約3000万人の訪日客を再来年2020年には4000万人にまで引き上げるという政府目標には大きな狂いは生じそうにないため)、2019年3月期以降も売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新し続け、株価も右肩上がりを維持していくものと考えられる。 5000円狙いで下値強気仕込み 4061 デンカ デンカの押し目は狙い。ここで、日本株の下値は買い場。ある条件が見えてくると、日本株は1200-1500円の戻りも期待。その時戻る株は、日経平均浮上への貢献度が高い9984 ソフトバンク、9983 ファストリなどの株と、ファンド好みの225株の下支え株となりそう。徹底して狙う。特にコード番号01、02番は業種を代表する株だけに注目される。デンカは業績面からも、また実力からも、しっかり押し目は狙いとなる。株価は4100円から3500円台に調整したが、今後の戻りは3600-3800円、さらに4000円突破も期待する。しっかりした相場となりそう。この位置はまだまだ狙えそうだ。 |