− 10/10(水) − インテリW、デサント、リソー教育、インフォコム、システムリサなどが高値を更新 朝方の東京市場は全般高安マチマチで推移している。本日のNY市場では米中の貿易摩擦や中国経済の減速への警戒感から建機のキャタピラーなど中国売上比率が高い銘柄を中心に売りが優勢となり、ダウは小幅続落となる56ドル安(ナスダックは2ポイント高)となったことを受けたが朝方の東京市場はシステム障害のトラブルが解消したこともあって見直し買いが入ってきているようだ。日経平均は小幅にプラスで推移している。業種別では鉱業、水産・農林、石油・石炭、金属製品、非鉄金属、陸運、情報・通信などが高い。個別ではインテリW、デサント、リソー教育、インフォコム、システムリサなどが高値を更新している。9:04現在の日経平均株価は35円高の23,505円、為替相場は1ドル112円97〜98銭で推移している。 【東証1部】ストライク、クラリオン、邦チタ、アイビーシー、アドソル日進、スカラ、ビジョン、アニコムHD、ネクステージ、EG、アルヒ、日本カーボン、イリソ電子、東海カーボン、カワタ、Gunosy、エフオンなどが高い。 【東証2部】アルデプロ、スマートバリュ、マルマエ、インテリW、キョウデン、REMIX、ベネ・ワン、三社電機、ウインテスト、プラズマ、エルナー、フライト、アライドHD、SECカーボンなどが堅調。 【マザーズ】フロンティアM、シェアリングテクノロジー、エーアイ、エニグモ、ビリングシステム、SOU、エクストリーム、JIA、ロコンド、弁護士COM、ベイカレント、アズーム、オイラ大地、FFRI、ロジザード、JIG−SAW、アクリートなどがしっかり。 【ジャスダック】極東産機、ソフトフロン、RISE、リプロセル、エスプール、テラ、メイコー、リリカラ、テクノホライゾン、セリア、イボキン、和井田製作所、カイノス、夢の街創造、JALCO、アビックス、アエリア、イメージワン、ルーデンなどが個別に物色されている。 ※9:15現在の東証一部の新高値銘柄(数)は19、一方、新安値銘柄は53だった。 ※9:15現在の東証一部の値上がり銘柄数は1641、値下がり銘柄数は347だった。 ※8:30現在のグローベックス24時間取引のS&P先物はプラス1.50ポイントの2889.75、ナスダック100はプラス5.25ポイントの7404.25とそれぞれ小高く推移している。 【主な活発銘柄】 ●エスケーエレク(6677) 2110円買い気配 「平成30年9月期の第4四半期(平成30年7月1日〜平成30年9月30日)において、中国向け第10.5世代および第11世代用フォトマスクの売上が増加したことにより、全体のプロダクトミックスが大幅に改善されました。その結果、平成30年5月14日に公表した業績予想を上回ったことから、業績予想を修正いたします」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●リソー教育(4714) 966円5円高 「個別指導塾を運営するリソー教育は9日、2019年2月期の連結純利益が前期比16%増の16億円になる見通しと発表した。従来予想(9%増の15億円)を1億円上回る。小中高生を対象とする塾の好調に加え、未就学児向け事業で生徒数を増やす」と報じられたことを好感、シッカリしている。 ●コーテクHD(3635) 1982円買い気配 「コーエーテクモホールディングスは9日、2018年4〜9月期の連結純利益が前年同期比19%増の60億円になったと発表した。従来予想(23%減の39億円)から21億円上方修正した。同期間では2年連続の過去最高益となる。新作スマートフォン(スマホ)ゲームなどが寄与した。株高で想定を上回る投資有価証券の売却益を計上した」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●アルデプロ(8925) 52円買い気配 「当社は、平成30年9月14日付『平成30年7月期決算短信〔日本基準〕(連結)』において、平成31年7月期通期連結の業績予想については、当社グループが保有する販売用不動産や販売用不動産信託受益権の売却状況によって大きく変動する可能性が高いため、合理的に予測可能となった段階で公表する旨を発表しておりました。このたび、業績予想数値の算定が可能となったため、お知らせいたします」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●ダイフク(6383) 5440円110円高 「ユニクロを運営するファーストリテイリングは9日、物流機械大手のダイフクとパートナーシップを締結したと発表した。最新鋭の自動化設備を導入し、自社倉庫の作業効率を高め人手を減らす。有明倉庫(東京・江東)を皮切りに、全世界の拠点で自動化を実施する。物流改革を通じ、服作りの工程からムダを減らし、同社が掲げる次世代型アパレルを目指す」と報じられたことを好感、堅調に推移しいている。 ●日立建機(6305) 3730円35円高 「日立建機は9日、欧州で12月にも情報通信技術(ICT)対応の建設機械の受注を始めると発表した。受注開始に先立ち、オランダ・アムステルダムの工場内のデモ施設をICT建機の使用体験ができるよう2倍の約5千平方メートルに拡張した。建設現場でICT製品の普及が進む欧州で受注を目指し、2021年3月期に50台の販売を目指す」と報じられたことを材料視、小ジッカリで推移している。 ●アルプス(6770) 2915円買い気配 「米投資会社、エリオット・マネジメントがアルプス電気株を買い増したことが9日、明らかになった。エリオットが同日関東財務局に提出した変更報告書によると、エリオットの保有割合は6.26%から9.22%に上昇した。エリオットはアルプスと2019年1月に経営統合を予定するアルパイン株も7.33%保有している」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●近鉄百(8244) 3830円45円高 「近鉄百貨店が9日発表した2018年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%増の19億円となった。関西を訪れる訪日客が増加し、免税品売上高が2.5倍の133億円と全体をけん引。旗艦店であるあべのハルカス近鉄本店を中心に好調だった。大阪北部地震や西日本豪雨など災害の影響を吸収した」と報じられたことを好感、プラスで推移している。 |