− 10/17(水) − ロコンド、シェアリングテク、メイコー、インテリW、チェンジ、技研製作所が高値更新 朝方の東京市場は全般堅調に推移している。本日のNY市場では16日朝に好決算の発表が相次ぎ、投資家心理が上向き(米長期金利の上昇一服や米株の変動性指数・VIXの低下も買いにつながり)、ダウは大幅反発となる547ドル高、ナスダックは214ポイント高となったことを受け、朝方の東京市場も米株高を好感した買いが優勢となっているようだ。日経平均は大幅続伸で推移している。業種別で高いのは証券・商品、銀行、電気機器、その他製品、化学、金属製品、ガラス・土石など。個別ではロコンド、シェアリングテクノロジー、メイコー、インテリW、チェンジ、技研製作所などが高値を更新している。9:03現在の日経平均株価は279円高の22,828円、為替相場は1ドル112円31〜32銭で推移している。 【東証1部】日本CMK、T&Gニーズ、川田テク、ASB機械、ヴィンクス、ファンケル、カナモト、西松建設、日本MDM、エムスリー、日進工具、アバント、シーズHD、N・フィールド、堀場製作所、キャリアデザ、アルバック、北の達人、日総工産、ナブテスコなどが高い。 【東証2部】ダイサン、アライドHD、川金HD、システム情報、アルデプロ、ピクセラ、テクノスマート、Casa、ベネ・ワン、プラズマ、フライト、SECカーボン、マルマエ、アイケイなどが堅調。 【マザーズ】TKP、すららネット、ダブスタ、テモナ、パルマ、UUUM、エリアリンク、大泉製作所、レントラックス、ラクスル、ロコンド、キャンディル、シェアリングテクノロジー、ウェルビー、アライドアキ、SHIFT、JIA、プロレドなどがしっかり。 【ジャスダック】シンバイオ、ヴィスコ、ビーイング、エスプール、応用技術、日特エンジ、フェローテック、ハーモニック、和井田製作所、ムラキ、メイコー、放電精密、UTグループ、ソフトフロン、シノケンGなどが個別に物色されている。 ※9:15現在の東証一部の新高値銘柄(数)は23、一方、新安値銘柄は14だった。 ※9:15現在の東証一部の値上がり銘柄数は1936、値下がり銘柄数は109だった。 ※8:30現在のグローベックス24時間取引のS&P先物はマイナス3.00ポイントの2814.75、ナスダック100はマイナス15.75ポイントの7338.00とそれぞれ小甘く推移している。 【主な活発銘柄】 ●ノジマ(7419) 2285円買い気配 「昨年グループ入りした子会社ニフティとのシナジー効果が出たことに加え、猛暑の影響でエアコンなどが好調に推移したため、デジタル家電専門店運営事業の収益が伸長した。子会社の不採算事業のリストラクチャリングも想定以上に進み、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益が、2018年5月8日に公表した業績予想を上回る見通しとなったので、業績予想の修正をする」と報じられたこ とを材料視、買い気配となっている。 ●SIG(4386) 2250円買い気配 「業績予想については、売上高はシステム開発事業及びインフラ・セキュリティサービス事業ともに活況な市場動向を背景に、事業分野全般で取引が拡大し予想を上回る見込みである。利益面については、増収に伴う増益分に加え、利益率の高い案件の獲得があったことや生産性の向上等により、予想を大きく上回る見込みである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●バーチャレクス(6193) 779円買い気配 「第2四半期累計期間の連結業績予想については、売上高はアウトソーシング事業で順調に推移したこと、IT&コンサルティング事業では上期予定を上回る案件の獲得があったことにより、前回発表予想を上回る見通しとなった。利益面については、売上増加に伴う利益増 加により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前回発表予想を上回る見込みである」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●サイバーダイン(7779) 782円10円高 「サイバーダインは16日、装着型ロボットHALの医療用下肢タイプなどがマレーシアの社会保障機構傘下のリハビリテーションセンターに導入されると発表した。導入台数は計24台で、1施設としては最大規模となる。同センターは最先端の技術や設備を使い労働災害の患者の社会復帰や自立度の向上を支援している」と報じられたことを好感、シッカリしている。 ●コーセー(4922) 18400円買い気配 「コーセーの2018年4〜9月期の連結営業利益は310億円程度と、前年同期比で3割増えたようだ。高価格帯化粧品の販売がインバウンド(訪日外国人)向けやアジアで伸びた。日本の災害が9月の売り上げに影響したものの、同期間として4年連続で過去最高を更新したとみられる」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●デンカ(4061) 4020円買い気配 「中堅化学メーカー、デンカの2018年4〜9月期の連結営業利益は前年同期に比べ微増の145億〜150億円程度だったようだ。2%減の140億円と見込んでいた従来予想を上回り、一転増益となる。主力の合成ゴムの価格転嫁が進み採算が改善。為替が円安方向に進んだことも利益を押し上げた。売上高は6%増の2000億円強とみられる。4%増の1950億円としていた従来予想を上回る」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●ゼンショーHD(7550) 2093円買い気配 「外食最大手のゼンショーホールディングス(HD)は16日、米国の持ち帰りすしチェーンを2億5700万ドル(約288億円)で買収すると発表した。宅配サービスが普及する米国で、新たな需要を開拓する。日本市場では出店余地が狭まるほか人件費の高騰などが進んでおり、海外に成長の活路を見いだす」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●コムチュア(3844) 4010円買い気配 「予てより、企業のIT投資の中でも成長領域であるクラウド・ビッグデータ・AIなどのデジタルトランスフォーメーション領域を中心に事業を拡大してきた。連結業績の第2四半期累計期間の利益については、一丁目一番地の施策である高付加価値化、コンサルティング事業の拡大、積極的な資格取得による社員の戦力化、生産性向上、プロジェクト管理の精緻化等により、売上総利益が対前年同期比17.3%増(2億9800万円増)となる見込みである。平成29 年10月1日付で連結対象から除外となったジェイモードエンタープライズ株式会社の販売管理費およびのれん償却額の消失等により、営業利益は対前年同期比55.0%増(4億3200万円増)の12億1400万円を見込んでいる。売上高については、対前年同期比8.2%増(ジェイモードエンタープライズ株式会社の影響を除いた場合は、対前年同期比10.5%増)の84億8400万円となる見込みである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●ラクス(3923) 2269円買い気配 「第2四半期累計期間については、クラウド事業、IT人材事業とも好調に推移したことから売上高が前回予想を上回る見通しとなった。利益面については売上高が増加したことに加え、広告宣伝費及び外注費の計上時期が下期に変更になったことから、前回予想を上回る見通しとなった」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 |