− 10/23(火) − オプトエレクト、ブロッコリー、アイエスビー、CRI・MWが高値を更新 朝方の東京市場は全般軟調に推移している。本日のNY市場では中国株高を受けて買いが先行したものの、上値を追うような材料に乏しかったほか、金融や石油株への売りが相場の重荷になり、ダウは小幅反落となる126ドル安(ナスダックは4営業日ぶりの反発となる19ポイント高)となったことを受け、朝方の東京市場もダウの下落が重しになっているようだ。日経平均は250円近くのマイナスとなっている。業種別で高いところは見当たらない。個別ではオプトエレクト、ブロッコリー、アイエスビー、CRI・MWなどが高値を更新している。9:02現在の日経平均株価は251円安の22,363円、為替相場は1ドル112円72〜77銭で推移している。 【東証1部】大陽日酸、アイモバイル、加賀電子、ベル24HD、インソース、クラリオン、ネオス、アークス、トランザク、Gunosy、ソフバンテク、イオンディラ、ユニゾHD、ショーケース、パソナG、パルHDなどが高い。 【東証2部】PATH、ウインテスト、川金HD、システム情報、フライト、昭和HD、土屋HD、ラピーヌ、森組、MCJなどが堅調。 【マザーズ】農業綜研、ブリッジ、OTS、フィンテック、シンメンテ、CRGHD、イーソル、オークファン、弁護士COM、トレンダーズ、アライドアーキ、イントランス、サイバダイン、イグニスなどがしっかり。 【ジャスダック】アクサスHD、夢みつけ隊、ジャストプラ、JALCO、MTジェネックス、オプトエレクト、イメージワン、テリロジー、エスプール、博展、ニューフレア、ラック、国際チャート、イボキンなどが個別に物色されている。 ※9:15現在の東証一部の新高値銘柄(数)は23、一方、新安値銘柄は89だった。 ※9:15現在の東証一部の値上がり銘柄数は225、値下がり銘柄数は1750だった。 ※8:30現在のグローベックス24時間取引のS&P先物はマイナス3.00ポイントの2753.50、ナスダック100はマイナス8.25ポイントの7147.00とそれぞれ小甘く推移している。 【主な活発銘柄】 ●CEHD(4320) 769円買い気配 「電子カルテシステムについては、昨年8月に販売を開始した新製品『MI・RA・Is/AZ(ミライズエーズィー)』の受注獲得に注力した結果、当初計画から受注高は増加したものの、売上計上時期が遅れたことにより、通期売上高は前回発表予想を下回る見込みである。利益面においては、売上減に伴う利益の減少はあるものの、固定費を中心とした製造費用の削減や販売費及び一般管理費の減少などにより、営業利益及び経常利益は前回発表予想を上回る見込みである。親会社株主に帰属する純利益については、特別損失を計上したものの、経常利益の増加などにより前回発表予想を上回る見通しとなったため、前回発表予想を修正するものである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●櫻島埠頭(9353) 2860円30円高 「ばら貨物の取扱数量が好調に推移したことなどにより、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、前回発表を上回る見込みである」と報じられたことを材料視、シッカリしている。 ●ホットリンク(3680) 751円買い気配 「2018年10月22日、e-mining事業を中心としたリスク関連事業を完全連結子会社である株式会社リリーフサインに承継し、RSの発行済株式の過半数以上を有限会社エスフロントに譲渡する取引を実施することを決定し、10月23日においてSFとの間で株式譲渡契約を締結することになった。本株式譲渡実施により、2018年12月期決算においてIFRS会計処理により特別利益(3億8300万円)の影響を考慮し、連結業績予想を修正するものである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●両毛シス(9691) 1570円買い気配 「企業収益の改善や設備投資の増加を背景に、すべてのサービス分野(ソフトウェア開発・システム販売、システム機器・プロダクト関連販売、情報処理サービス、その他の情報サービス)で堅調に推移したことにより、売上高が前回予想を上回る見込みである。利益面では、増収による増益効果により営業利益は1億800万円(当初予想比117.0%増)、経常利益は1億1800万円(当初予想比97.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7900万円(当初予想比97.8%増)と、それぞれで前回予想を上回る見込みである」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●アールビバン(7523) 796円買い気配 「版画等の発送が順調に推移したこと及び版画等の原価率を抑えることができたこと、『健康産業事業』におけるホットヨガスタジオ『アミーダ』の出店費用が順調に予算内で推移したことなどにより、営業利益は予想を上回る見込みである。2018年10月2日付『連結子会社におけるデリバティブ取引による営業外収益の計上のお知らせ』にてお知らせしたとおり、デリバティブ取引(株価指数先物取引)の決済及び決算日における評価益により6億100万円(第2四半期累計8億9100万円)のデリバティブ利益を営業外収益へ計上することにより、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を上回る見込みである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●エスティック(6161) 5050円買い気配 「売上高については、ナットランナが当初計画を大幅に上回り、全体としても当初計画を上回る見込みとなった。各利益については、利益率の高いナットランナの販売が当初計画を上回ったことにより当初計画を大幅に上回る見込みとなった。下期の売上高については、ナットランナの受注が上期の好調を維持することが予想されることから、当初予想を上回る予想とした。各利益については、利益率の高いナットランナの売上高の増加が見込まれることから当初予想を上回る予想とした」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●加賀電子(8154) 2523円買い気配 「電子部品商社の加賀電子は、2022年3月期をメドに連結営業利益を前期実績比で約6割増となる130億円程度に伸ばす方針だ。海外向けを中心に好採算の電子機器の受託製造サービス(EMS)を増やす。19年1月に同業の富士通エレクトロニクス(横浜市)を買収することも収益を押し上げる」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●OTS(4564) 157円買い気配 「2018年10月20日(現地時間)、第43回欧州臨床腫瘍学会年次総会(ESMO2018、開催地:ドイツミュンヘン)にて、当社が塩野義製薬株式会社にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチンS-588410に関する探索的研究成果のポスター発表が行われましたので、概要をお知らせいたします」などと報じられたことを材料視、買い気配となっている。 |