− １０／２４（水） − クラリオン、ロゼッタ、アドソル日進、ソースネクスト、リソー教育などが高値を更新 朝方の東京市場は全般堅調に推移している。本日のＮＹ市場では中国などの海外株安で投資家心理が悪化したほか、建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエムが朝方発表した2018年７〜９月期決算も市場の失望を誘い、ダウは続落となる125ドル安、ナスダックは31ポイント安となったことを受けたが、朝方の東京市場では前日に日経平均が大きく下げた反動で自律反発狙いの買いが優勢となっているようだ。日経平均は小幅に反発して推移している。業種別で高いのはゴム製品、建設、情報・通信、電力・ガス、小売業、証券・商品など。個別ではクラリオン、ロゼッタ、アドソル日進、ソースネクスト、リソー教育などが高値を更新している。9:03現在の日経平均株価は114円高の22,125円、為替相場は１ドル112円42〜43銭で推移している。 【東証１部】クラリオン、Ｕｂｉｃｏｍ、東和薬品、東京製鐵、ポーラＨＤ、サイバー、メンバーズ、ヴィンクス、日電産、リソー教育、ネオス、レノバ、アークス、ビーグリー、コシダカＨＤ、蝶理、Ｇｕｎｏｓｙなどが高い。 【東証２部】クロスキャト、ＰＡＴＨ、ＴＢグループ、システム情報、フライト、ＭＣＪ、ファーマフーズ、京進、アウン、アライドＨＤなどが堅調。 【マザーズ】イーソル、ユーザベース、レントラックス、ロゼッタ、エディア、テモナ、ＡＬＢＥＲＴ、エクストリム、サイバダイン、サインポスト、ＳＨＩＦＴ、エニグモ、チムスピなどがしっかり。 【ジャスダック】ＳＡＭＵＲＡＩ、ジェクシード、ジャストプラ、ＤＩシステム、ユニバーサル、地域新聞社、セリア、トレイダーズ、アイフリーク、システムズ・デザイン、オプトエレクト、アイサンテク、国際チャートなどが個別に物色されている。 ※9:15現在の東証一部の新高値銘柄（数）は１６、一方、新安値銘柄は１７１ ※9:15現在の東証一部の値上がり銘柄数は１２４７、値下がり銘柄数は７０５だった。 ※8:30現在のグローベックス24時間取引のＳ＆Ｐ先物はマイナス1.25ポイントの2745.00、ナスダック100はマイナス7.25ポイントの7133.00とそれぞれ小甘く推移している。 【主な活発銘柄】 ●松風(7979) 1317円29円高 「売上高は、海外は堅調に推移したものの、国内において市場競争の激化により苦戦を強いられ、業績予想比減収となる見込みである。利益面は、一部の販売活動費用が下期の発生となることや、営業外損益が好転したことにより、各利益段階で業績予想比増益となる見込みである」と報じられたことを材料視、シッカリしている。 ●ＯＫＩ(6703) 1449円買い気配 「2019年3月期第2四半期連結累計期間におい て、プリンター事業では構造改革を中心に収益が改善したことに加えて、情報通信事業の売上案件の構成差が改善するなど、各事業が堅調に推移したことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに、前回発表予想と比べて改善する見込みである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●サクラＫＣＳ(4761) 999円買い気配 「売上高につい ては、金融機関の情報化投資抑制の影響が想定以上に大きく、システム構築が低調であったことを主因として、前回発表予想を下回る見込みである。損益面については、減収の影響があったものの、原価率が改善したことに加え、投資及び経費支出の抑制に努めたこと及び一部実施が先送りとなったことにより販売費及び一般管理費が減少したため、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表予想を上回る見込みである」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。 ●シーズＨＤ(4924) 3870円買い気配 「米ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）は23日、化粧品ブランド『ドクターシーラボ』を手がけるシーズ・ホールディングス（ＨＤ）株をＴＯＢ（株式公開買い付け）で取得すると発表した。筆頭株主である創業者の資産管理会社からも全株式を買い取り、完全子会社化を目指す。日本での化粧品事業をてこ入れするとともに、シーズＨＤ製品の海外展開を強化する」と報じられたことを好感、買い気配となっている。 ●東京製鉄(5423) 772円買い気配 「東京製鉄は23日、2019年３月期の単独税引き利益が前期比６％増の120億円になりそうだと発表した。従来予想（110億円）から上方修正した。主力昇幅が想定より小さかったことも利益を押し上げる」と報じられたことを材料視、買い物となっている。 |