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− 10/23(火) −
もう一段下落したら、11月6日以降の反転を狙う作戦も
中期的なトレンドの判断にとってぎりぎりの攻防ラインに
日経平均は10月2日に24448円の高値を付けてから、昨日10月15日には22261円まで急落し、その後は22000円台前半の水準で停滞する動きとなっています。
日経平均の主な移動平均線は、本日10月22日終値時点で高い順番に並べると、
25日移動平均線(23382円)
13週移動平均線(22890円)
26週移動平均線(22712円)
5日移動平均線(22639円)
52週移動平均線(22538円)
となっています。
5日移動平均線が急落した状態から横ばいになってきています。
それ以外の移動平均線は横ばいになってきており、株価はこれらの移動平均線全てを割り込んだ状態であるため、このままでは中期的なトレンドが下降転換した可能性が高まってきます。
中期的な上昇トレンドが継続しているのが、下降転換したのが、ぎりぎりの攻防ラインであると思われます。
年末から春先にかけて上昇しやすいアノマリーが当てはまるか
先週は、「魔の10月」という10月に株価の急落が起きやすいアノマリーについて述べましたが、10月もそろそろ終わろうとしています。
10月を超えると、年末から春先にかけて株価が上昇しやすいというアノマリーが意識されるところとなってきます。特に11月以降は例年小型株が上昇することが多いです。
また、米国中間選挙が11月6日に迫っていますが、「米国中間選挙後は株価が上昇しやすい」というアノマリーもあります。
目先的には中国株が下降トレンドを続けていて、日経平均も安値を割り込みそうな情勢になっているので、もう一段下落する可能性も留意しておいた方がいいのかもしれません。そして、そうなると中期的なトレンドも下降転換する可能性も出てきます。
しかし、11月6日以降は一旦反転する可能性が考えられますので、ここからもう一段下落したところは反転狙いで買うという戦略も考えられるのかなと考えています。
ただし、先々週から述べていますが、米国株が中期的な天井を打ってしまった可能性もあり、それに伴って日経平均の中期的なトレンドが下向きに転じてしまった可能性もあります。
ですから、反転狙いのトレードをするにしても、あくまでも金額を絞って行うべきだろうと思いますし、少なくとも私自身はそのような方針でいます。
銘柄としては、目先的に比較的強い上昇トレンドにある株、具体的には「25日移動平均線に沿った上昇トレンドの株を25日移動平均線をメドに押し目買いをする」という方針がいいのではないかと考えています。
<注意>
原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。
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