− 11/8(木) −
@ 6046 リンクバル
“街コン”に特化した情報サイトを運営しているリンクバル。同社は先頃、11月6日に発表される予定の2018年9月期本決算を増額修正していたように前期は計画を上回って推移した模様で、株価にも水準訂正の余地を十分に残していると予想する。旺盛な需要を背景に高成長を保っており、同社の前2017年9月期決算は売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新し、2018年9月期に関しても大幅な増益が従来から見込まれていた。その2018年9月期について、主力の婚活サイト「街コンジャパン」におけるプラットフォーム強化の一環として、イベントカテゴリーの拡大及びイベント掲載数の増加を推し進め、他社が主催するイベントの掲載を継続的に強化した結果、街コンジャパンの集客力を向上させることができたほか、システム化投資の結果、管理コストを削減することができたことなどで、営業利益、経常利益及び純利益については当初予想を上回る見込みとなった模様だ。続く2019年9月期に関しても“街コン”の開催エリアの拡充やイベントカテゴリーのさらなる充実によってサイトの登録者数を増やし、大幅な増益を維持すると観測されている。株価は当面1100円〜1300円程度を目指し、来年4月中には1600円超の相場を予想する。
A 9889 JBCCホールディング
日本IBM系でコンピューターや周辺機器販売を主力とするJBCCホールディングス。上半期が好調、通期も大幅な増益が見込まれていることもあり、株価にもまだまだ上値のの余地があると予想する。先に発表されていた上半期決算も収益構成で80%を占める主力の情報ソリューション分野(企業の情報システムの構築及び運用保守サービス等を行っている)が牽引している。サービスビジネスについては、企業のセキュリティ強化対応を受けてセキュリティサービスが伸長。システムについてはWindows10更新やサーバー更新の大型案件の前倒しでの獲得等によりビジネスが堅調に推移し、次世代プラットフォームにおいては付加価値の高いビジネスに注力し利益率に寄与。クラウドにおいてはAI関連サービスでのビジネスパートナーとの協業の効果や案件の大型化などにより堅調に推移している。システム開発については全般的には前年を下回ったもののクラウドネイティブ開発や高速開発等のNewSI(新システム開発)の取り組みは前年を上回り、売上高は前年同期比2.5%増の270億9100万円と増収に貢献している。2019年3月期通期も大幅な増益が見込まれている。株価は当面2000円〜2500円程度を目指し、来年4月中には3000円超の相場を予想する。
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