− 11/8(木) −
サインポスト、エンカレッジ、ウエストHD、リソー教育、エスティックが高値を更新
朝方の東京市場は全般堅調に推移している。本日のNY市場では6日投開票の米中間選挙で与党共和党が上院で過半を維持する一方、下院では民主党が過半を奪回したことで上下院で多数派が異なる「ねじれ議会」となるが、市場の想定通りの結果となったことで買い安心感が広がり、ダウは大幅に3日続伸となる545ドル高、ナスダックはアマゾンの上昇を好感して194ポイント高となったことを受け、朝方の東京市場も米株高を好感した買いが優勢となっている。日経平均は400円超の値上がりとなっている。業種別で安いのはゴム製品のみ。個別ではサインポスト、エンカレッジ、ウエストHD、リソー教育、エスティックなどが高値を更新している。9:03現在の日経平均株価は437円高の22,523円、為替相場は1ドル113円56〜57銭で推移している。
【東証1部】じもとHD、元気寿司、メガチップス、日立建機、レック、タダノ、ニチイ学館、フィールズ、加藤製作所、太陽誘電、日総工産、古河機械、サイバー、BEENOS、テクノメデカ、コスモHD、戸田建設などが高い。
【東証2部】カーチスHD、PALTEK、東芝、MCJ、ピクセラ、チャーム・ケア・コーポレーション、キョウデン、PATH、フライト、テクノスマート、REMIX、マルマエ、寺岡製作所、SECカーボン、三社電機などが堅調。
【マザーズ】エクストリム、SMN、ライフネット、サンバイオ、MSコンサル、農業総研、アルファポリス、総医研HD、そーせい、弁護士COM、フリークアウト、ファイズ、ラクス、ジーエヌアイ、アドベンチャ、TKPなどがしっかり。
【ジャスダック】ブロバンタワー、シノケンG、IPS、ジャストプラ、ユニバーサル、システムディ、エスプール、ヒップ、ホロン、MTジェネックス、エスケーエレ、BBSecなどが個別に物色されている。
※9:15現在の東証一部の新高値銘柄(数)は24、一方、新安値銘柄は6だった。
※9:15現在の東証一部の値上がり銘柄数は1935、値下がり銘柄数は126だった。
※8:30現在のグローベックス24時間取引のS&P先物はマイナス1.00ポイントの2815.50、ナスダック100はマイナス5.00ポイントの7213.50とそれぞれ小甘く推移している。
【主な活発銘柄】
●SEMITEC(6626) 6210円買い気配 「OA機器・情報機器関連は減少したが、猛暑によるエアコン向けセンサの需要増や下半期に想定していた売上高の一部前倒しもあり、家電関連及び自動車・産業機器関連の増加により、前回予想を上回る見込みである。為替相場が円安に推移し、収益性の高い血糖値測定器向けセンサの販売・生
産が順調に進捗したほか、各生産工場での生産性改善等により、前回予想を上回る見込みである」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。
●T&Gニーズ(4331) 1736円買い気配 「2019年3月期第2四半期累計期間において、売上高は前期オープンしたホテルの新店が好調であり、店舗リニューアルにより顧客層が幅広く取り込めたことから、国内店舗の取扱組数が増加し、増収となる見込みである。損益面では、収益改善取り組みの一つである『商品の内製化』が国内、海外・リゾートウェディング共に堅調に進捗したことで売上総利益が改善した。台風や地震等、自然災害に伴い、当初予定していた広告撮影・リニューアル工事を見合わせたため、販管費が計画より下回り、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純
利益について、業績予想を上回る見込みである」と報じられたことを好感、買い気配となっている。
●Ubicom(3937) 1057円買い気配 「売上高は、ほぼ前回の修正予想通りの見込みであるものの、グローバル事業の新規顧客を中心とした案件受注の伸長、およびメディカル事業の主力パッケージソフトウエアをはじめとする製品・サービスの受注の伸長によるストックビジネスの進展、想定を上回る円高傾向での推移による営業費用の圧縮、ならびに全社におけるコスト管理の徹底により、当期第2四半期(累計)の営業利益は2018年8月9日に公表した前回の修正予想を1億1300万円上回る2億8400万円(+66.6%)、経常利益は前回の修正予想を1億1000万円上回る2億9300万円(+60.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回の修正予想を1億400万円上回 る2億400万円(+104.5%)となる見込みである」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。
●丸尾カル(4102) 1540円18円高 「第2四半期連結累計期間については、販売が中国需要を中心に堅調に推移し、利益面においても見込み額より増加する見込みである。期初予定していた設備および修繕計画の見直し、およびその他経費見込み額のずれにより第2四半期までの経費負担額が減少し、利益が増加する見込みである。期初見込みより為替が円安に推移したことにより、経常利益が増加する見込みである」と報じられたことを好感、シッカリしている。
●サンコール(5985) 747円買い気配 「当社グループは、第2四半期連結累計期間において、自動車分野並びにHDD用サスペンションの販売増などにより、売上高及び利益面が計画を上回ることとなりました。
第2四半期の業績結果と弟3四半期以降の需要予測に基づいた結果、平成31年3月期通期業績予想を見直すことと致します」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。
●アジアGTHD(1783) 90円買い気配 「平成30 年9月期においては、平成30 年5月31日付『連結子会社による販売用不動産の売却に関するお知らせ』にて公表したとおり、連結子会社である合同会社箱根山松苑が所有していた販売用不動産を売却し、収益不動産の売却が好調に推移したことから、当初の予想と比べて売上高が増加したことに伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する純利益が当初の通期業績予想を上回る見込みとなった」と報じられたことを好感、買い気配となっている。
●タイセイ(3359) 497円買い気配 「インターネット通販サイト『cotta』では、お菓子・パンづくりの動画配信およびライブ配信などが好評で、マスメディアへの露出度も高くなったこともあり、コッタの認知度も高まった。今年の2月のバレンタイン前には、大手検索サイトGoogleでの“バレンタイン"のビッグワードでコッ
タのバレンタイン特集ページが第1位となった。それによって、バレンタイン商戦のみならず、第3四半期累計期間(2017年10月1日〜2018年6月30日)までは、売上総利益率が改善したこともあり、堅調に推移した。2018年9月中旬以降になると、(株式会社タイセイ)を中心に徐々に回復の兆しが出てきたことで、前回の業績予想数値を売上高および各利益ともに上回る見込みである」と報じられたことを材料視、買い気配となっている。
●ユーシン(6985) 882円買い気配 「ミネベアミツミは7日、自動車部品製造のユーシンとの経営統合を決めたと発表した。2019年1月下旬からユーシン株を1株あたり985円で株式公開買い付け(TOB)を実施する。買収総額は320億円強になる見通しだ。ユーシンも同日、同社の株主にTOBへの応募を推奨すると発表した。TOB価格の1株985円はユーシンの7日終値を1割強上回る」と報じられたことを好感、買い気配となっている。
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