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東京市場の展望|今朝の投資環境|デイトレ、デイトレード、株式情報ならキッチンカブー

カブーフレンズ:速報性を重視!妙味株満載!
メガテン市況解説


 − 10/10(水) −


【今朝の投資環境】

 前日は米ハイテク株安や円相場の上昇、及びシステム障害などの影響で日経平均がやや大きく突っ込んだ日本株だが(日経平均は4日続落だった)、9日の米市場も軟調だった日本株の流れを引き継ぐようにダウは小幅ながらも続落で終わっている。報じられていたように米中の貿易摩擦や中国経済の減速への警戒感が主要株の重しになった。特に米中貿易摩擦に関するニュースで新しい動きはないとはいえ、中国経済との関係が強いキャタピラーやボーイングなどといった主力株は今後も動きづらく、手掛けにくさがつきまとう、そのようなことになっていくと考えられる。足もとで冴えない動きが続いている日本株もダウが続落なったことは本日も投資家心理の重荷になることは間違いなさそうだが、しかし、昨日の日本株の下げの大きな要因の一つとなったシステム障害だが、これに関しては同じことは繰り返されるとは思えない。システム障害の影響で売られた銘柄(買いが入れられずに売りの一方だけだった)に関しては少なくとも本日は値を戻すはずである。また、これもたびたび申し上げていることだが外部環境が不透明とはいえ、日本株の割安さは健在であり(225のPER13倍台、TOPIXは14倍台)、本日こそ売り一巡後は買い優勢となることが予想される。


【上方修正】

6677エスケーエレク
 平成30年9月期の第4四半期(平成30年7月1日〜平成30年9月30日)において、中国向け第10.5世代および第11世代用フォトマスクの売上が増加したことにより、全体のプロダクトミックスが大幅に改善されました。その結果、平成30年5月14日に公表した業績予想を上回ったことから、業績予想を修正いたします。

8925アルデプロ
 当社は平成30年9月14日付『平成30年7月期決算短信〔日本基準〕(連結)』において、平成31年7月期通期連結の業績予想については、当社グループが保有する販売用不動産や販売用不動産信託受益権の売却状況によって大きく変動する可能性が高いため、合理的に予測可能となった段階で公表する旨を発表しておりました。このたび、業績予想数値の算定が可能となったため、お知らせいたします。


【先の第1四半期が高い業績変化で着地したことなどを材料視】

7420佐鳥電機
 NEC製品の比率が高い半導体商社の佐鳥電機。引き続き先の第1四半期決算が高い業績変化だったことなどが材料視されているようで株価にも根強い先高感が感じられる。先に発表された第1四半期決算では収益構成で80%を占める主力のデバイスソリューション事業が牽引している。同事業では仕入先の販売方針転換による主要事業領域からの製品撤退があったものの、PCおよび車載向け外資系電子部品や太陽光発電用パワーコンディショナーの販売増、ハードディスクドライブ製品の新規販売により、売上高は238億2200万円(前年同期比13.6%増)、セグメント利益は2億2300万円(前年同期比84.4%増)となり、増収増益に貢献している。2019年5月期の連結業績は売上高が前期比6.6%増の1230億円、営業利益が同176.2%増の11億円を計画するなど高い業績変化が見込まれている。


【タレントを起用したテレビCMの効果が増収につながっている】

3558ロコンド
 靴や衣料品の通販サイトを運営するロコンド。引き続き足もとの月次売上高が好調だったことなどが材料視されているようで株価にも上値の余地はまだまだあると予想する。先に発表されていたように同社の9月の電子商取引(EC)事業の受注高(速報値ベース)は前年同月比49%増の13億円と大幅な増収となった。8月(60%増の11億円)との比較では上昇率がやや鈍化してはいるが、業績の改善が進んでいることが伺えることもあり、株価には根強い先高感が感じられる。タレントのデヴィ夫人を起用したテレビCMの効果もあり、通販サイト「ロコンド」の受注高も59%増と伸びている。今2019年2月期通期はテレビCMなどの広告費の大幅な増加で損益面が圧迫され、最終赤字が見込まれているが売上高は前期に続いて過去最高を更新する見通しとなっている。


【タグ・ラベルが堅調なほか、省力化機器などの情報機器類の受注も伸びている】

7919野崎印刷
 印刷物・紙製品の製造を手掛けている野崎印刷。日経の「会社情報」にも“増収増益”などといった記述があるように減収減益だった2018年3月期から一転、今期は高い業績変化が見込まれていることもあり、株価にも根強い先高感が感じられる状態にある。先に報じられていた第1四半期決算も好調だった。主力の包装資材及び紙器、紙工品部門において、紙器は化粧品メーカーや自 動車部品メーカーへの拡販が奏功したことなどにより、この部門全体の売上高は20億7000万円(前年同期比0.0%増)と安定した推移となり、また、情報機器及びサプライ品部門において、タグ・ラベルは堅調に推移した。情報機器類においても省力化機器の提案営業により受注が増加したことなどにより、この部門全体の売上高は11億200万円(前年同期比3.6%増)となり、増収に貢献している。2019年3月期の連結業績は、売上高が前期比2%増の156億円、営業利益が同70.9%増の2億6000万円と大幅な増益を計画している。


【目標株価の引き上げ】

4569キョーリンHD 大和 2000円→2500円
9984ソフトバンクG クレディ・スイス 11700円→13800円
4516日本新薬 大和 7000円→8100円
3264森ヒルズ SMBC日興 17.8万円→18.0万円