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東京市場の展望|今朝の投資環境|デイトレ、デイトレード、株式情報ならキッチンカブー

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メガテン市況解説


 − 10/22(月) −


【今朝の投資環境】

 ダウが大幅続落となる中(17日、91ドル安、18日327ドル安)、前週19日の東京市場は日経平均も続落となった。しかし、その米株安の一つの要因だった中国株が下げ止まりつつあることで19日の東京市場も日経平均は終盤にかけて下げ幅を縮小している。日経平均→ザラ場で下げ幅を縮小、中国株指数→プラス2.57%と日本と中国株が無難な動きだったこともあり、前日に300ドル超の値下がりだったこともあって一旦、戻りを試そうとする買いが膨らみ、19日の米市場ではダウはプラスで終わっている。アメックス、P&Gといった主力株の一角の好決算が評価され、相場が牽引されたわけだが、ナスダックが軟調なこともあり、本日の週明け22日の東京市場も日経平均がプラスで始まるかどうか?プラスで追われるかどうか?というのは少し確信が持てないところだろう。円相場も明確に下落基調なのかどうかも何とも言えないものがあり、本日22日の東京市場は模様眺めムードが続く可能性がある。それでも今週は25日26日から決算発表が本格化することが救いとなりそうだ(11月14日まで続く)。一方では「決算を見極めたい」とする慎重なムードもありながら、一方では「決算に期待した先回り買い」も流入してくるはずであり、市場には注目しておく必要はありそうだ。日経平均は小甘く推移しても個別には引き締まった展開が予想される。


【上方修正】

4033日東エフシー
 売上高および営業利益は、肥料製品の販売増加と費用の減少などにより増収増益となり、経常利益については持分法投資損益などにより増益となった。期末配当については、当初予想の通り、1株当たり11円を予定している。

2806ユタカフーズ
 第2四半期累計期間の業績予想については、売上高は概ね予想通りとなる見込みであるが、営業利益及び経常利益は粗利率の改善等により、四半期純利益については、2018年7月19日公表の『投資有価証券売却益(特別利益)の計上について』に特別利益を計上することから、前回発表予想を上回る見込である。

3461パルマ
 通期の業績に ついては、ビジネスソリューションサービスにおいて堅調に受託件数が増加したことに加え、ターンキーソリューションサービスにおいて想定以上に収益が拡大したため、利益予想を上回る見通しである。

2675高千穂交
 2019年3月期第2四半期連結業績予想については、大型発電プラントにおける高度防火システムの新規受注を獲得したものの、当期への売上計上に至らず売上高が計画に及ばなかった一方で、国内において、利益率が比較的高いシステムセグメントの販売が好調であったことや販売費及び一般管理費の削減に努めたことなどにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が当初の予想を上回る見込みとなった。

9919関西スパ
 連結および個別業績 においては、来店頻度を高める取組みと生産性向上の取組みによって既存店の客数・客単価が増加し、売上総利益が当初予想を上回ったことに加え、コスト削減によって販管費が下回ったことにより営業利益、経常利益、純利益ともに前回発表予想を上回る見込みとなった。ともない、第2四半期累計期間の連結および個別の業績予想を修正する。


【通期業績予想を従来よりも上方修正したことなどを材料視】

7034プロレド 
 企業向けにコスト管理の支援を手掛けるコンサルティングを展開しているプロレド。ここで通期の業績予想を引き上げている。それによれば「通期の売上高について、各プロジェクトの進捗は一部大型案件が円滑なプロジ ェクト遂行により第3四半期に前倒して計上されたが、それ以外は予定通りに進捗した。顧客紹介及びインバウンドによる案件数の増加、並びにコストマネジメントの削減率の向上により、前回予想より2億1700万円増の16億5000万円となる見込みである。営業利益については売上高の増加に対し、販売費及び一般管理費において、コストマネジメントを中心とした既存サービスの拡大及び新規サービスの確立のための積極的な人材投資、並びに2018年10月に社員増員に対応する新オフィスの増設を行うことにより、成功報酬型採用費用及び人件費、並びにオフィス開設費用が増加する見込みである。営業利益は、前回予想より4200万円増の6億300万円となる見込みである。経常利益については、営業利益の増加に対し、上場関 連費用の計上により、前回予想より1900万円増の5億7900万円となる見込みである」などと報じられている。


【8月月次の連結ベースの売上高が43%増となったことなどを材料視】

6045レントラックス
 成果報酬型広告サービスのレントラックス。足元の月次売上が好調、通期の見通しも増収増益が見込まれていることもあり、株価も強含んだ状態にある。すでに報じられているように同社の8月月次の連結ベースの売上高は、前年同月比43%増の11億円だった(単月で過去最高になったという)。売上の伸びについて会社側は「8月は季節商材などが伸びやすい時期ではあるが、健康食品などの広告が好調だった」と説明している。売上高については「期初の想定よりも若干上振 れて推移している」などとしており、通期業績の上方修正含みであることを市場も意識しているようだ。11月9日に発表の上半期決算では良好な上半期決算、及び通期の見通しの増額修正がセットで発表される可能性もありそうだ。


【米展示デザインアワードで一企業として最多受賞したことなどを材料視】

2173博展
 ディスプレイ制作など企業の販促支援を展開している博展。業績が拡大していることに加え(前2018年3月期は売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新した)、ここでは同社が先頃、米国の展示デザインアワードで一企業としては“最多受賞”したことが引き続き材料視されているようで株価にも先高感が感じられる状態にある。同社は先頃、米国専門誌EXHIBITORMagazineが主催する、国際的な展示デザイン賞EXHIBITORMagazine's32ndAnnualExhibitDesignAwardにおいて、「Gold」2作品、「Silver」1作品の計3作品を2018年のアワード内で一企業として最多受賞をしたと報じられている。これにより、同社の業界内に おける“競争力”の高さが改めて周知されることにあり、今後の受注増につながるとの期待が広がっている。11月8日に発表される予定の上半期決算にも高い進捗率が期待されているようだ。


【目標株価の引き上げ】

7532ドンキHD JPモルガン 6800円→8400円
8309三住トラスト ゴールドマン 4600円→5000円
8954オリックスJRE 大和 17.7万円→19.0万円
8308りそなHD ゴールドマン 830円→860円
8316三井住友 ゴールドマン 5890円→6090円
8304あおぞら ゴールドマン 4970円→5050円
7182ゆうちょ ゴールドマン 1430円→1460円