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東京市場の展望|今朝の投資環境|デイトレ、デイトレード、株式情報ならキッチンカブー

カブーフレンズ:速報性を重視!妙味株満載!
メガテン市況解説


 − 10/23(火) −


【今朝の投資環境】

 前日は懸念されていた中国株が切り返しに転じたことなどが好感され、日経平均は小幅ながらも反発して終了した。日本株、中国株が堅調だったこともあり、週明け22日の米市場でもダウは底堅い動きが続くのではないか(ナスダックは弱含んだ動きが続きそうだと予想した)、そのように予想されていたが本日は米中貿易摩擦の長期化懸念や原油安などが重しとなり、ダウは小幅に反落して終了している(ナスダックも小動きだった)。原油安、金融株安、米中貿易摩擦、イタリアの財政問題、サウジアラビアとの関係悪化など、今の米市場は様子見要因が多く(身動きが取れないかのように様子見要因が多い)、明日23日も模様眺めムードが続く可能性がある。一方の日本株は中国株が底入れしつつあることは好材料であり、また、朝のうちはダウの下落を受けて日経平均も反落が予想されているが、米市場と違って積極的に売り込めるような悪材料が見当たらない。折しも25日から決算発表が本格化することもあり、引き続き決算期待の買いにも支えられそうだ。


【上方修正】

6161エスティック
 売上高については、ナットランナが当初計画を大幅に上回り、全体としても当初計画を上回る見込みとなった。各利益については、利益率の高いナットランナの販売が当初計画を上回ったことにより当初計画を大幅に上回る見込みとなった。下期の売上高については、ナットランナの受注が上期の好調を維持することが予想されることから、当初予想を上回る予想とした。各利益については、利益率の高いナットランナの売上高の増加が見込まれることから当初予想を上回る予想とした。

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 電子カルテシステムについては、昨年8月に販売を開始した新製品『MI・RA・Is/AZ(ミライズエーズィー)』の受注獲得に注力した結果、当初計画から受注高は増加したものの、売上計上時期が遅れたことにより、通期売上高は前回発表予想を下回る見込みである。利益面においては、売上減に伴う利益の減少はあるものの、固定費を中心とした製造費用の削減や販売費及び一般管理費の減少などにより、営業利益及び経常利益は前回発表予想を上回る見込みである。親会社株主に帰属する純利益については、特別損失を計上したものの、経常利益の増加などにより前回発表予想を上回る見通しとなったため、前回発表予想を修正するものである。

7523アールビバン
 版画等の発送が順調に推移したこと及び版画等の原価率を抑えることができたこと、『健康産業事業』におけるホットヨガスタジオ『アミーダ』の出店費用が順調に予算内で推移したことなどにより、営業利益は予想を上回る見込みである。2018年10月2日付『連結子会社におけるデリバティブ取引による営業外収益の計上のお知らせ』にてお知らせしたとおり、デリバティブ取引(株価指数先物取引)の決済及び決算日における評価益により6億100万円(第2四半期累計8億9100万円)のデリバティブ利益を営業外収益へ計上することにより、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を上回る見込みである。

9691両毛シス 
 企業収益の改善や設備投資の増加を背景に、すべてのサービス分野(ソフトウェア開発・システム販売、システム機器・プロダクト関連販売、情報処理サービス、その他の情報サービス)で堅調に推移したことにより、売上高が前回予想を上回る見込みである。利益面では、増収による増益効果により営業利益は1億800万円(当初予想比117.0%増)、経常利益は1億1800万円(当初予想比97.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7900万円(当初予想比97.8%増)と、それぞれで前回予想を上回る見込みである。

9353櫻島埠頭 
 ばら貨物の取扱数量が好調に推移したことなどにより、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、前回発表を上回る見込みである。

9474ゼンリン
 企業・自治体向け住宅地図データの販売が堅調に推移したことに加え、国内カーナビゲーション用データの売上が前倒しとなったことなどにより、売上高は前回発表予想値を上回る見込みである。損益面については、増収に伴う費用の増加はあったものの、費用の一部が下期へ繰延べになったことから、各利益は前回発表予想値を上回る見込みである。

3680ホットリンク 
 2018年10月22日、e-mining事業を中心としたリスク関連事業を完全連結子会社である株式会社リリーフサインに承継し、RSの発行済株式の過半数以上を有限会社エスフロントに譲渡する取引を実施することを決定し、10月23日においてSFとの間で株式譲渡契約を締結することになった。本株式譲渡実施により、2018年12月期決算においてIFRS会計処理により特別利益(3億8300万円)の影響を考慮し、連結業績予想を修正するものである。

7192モーゲージS
 2019年3月期第2四半期連結累計期間の業績については、営業収益は住宅瑕疵保険等事業における完成保証サービス、地盤保証サービスでそれぞれの営業収益と営業原価を総額表示していた従来の方法から、両者を相殺した純額表示に変更した影響により、前回予想を下回ったものの、利益面については、住宅金融事業、住宅瑕疵保険等事業において原価低減が図られたことや販売費及び一般管理費の削減に努めたことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回の予想を上回る見込みとなった。


【上半期好調(11月6日発表)、相次ぐ手掛かり材料を引き続き好感】

3837アドソル日進
 システム開発を手掛けるアドソル日進。同社は11月6日に上半期決算を発表する予定だが、先に報じられていたように期初の計画を上回る好決算で着地する見通しで、株価にも先高感が感じられる状態にある。電力会社が2020年に送配電部門の分社が義務付けられたのに伴いシステム開発の需要が増えており、4〜9月期の単独税引き利益は前年同期比24%増の3億5000万円になる模様で、従来予想(2%増の2億8800万円)から上方修正している。また、相次ぐ手掛かり材料も引き続き好感されているようだ。9月下旬に立命館大学と次世代IoT機器向けの組み込み「マルチコア制御システム」を共同研究すると発表、また、10月17日には同業のヒューマンテクノシステムホールディングス(HTSHD、福岡市)と資本業務提携すると発表しており、経営基盤の強化につながることとして市場では評価しているようだ。


【消費者にとって中古品を売買しやすい環境が広がっており、追い風が吹いている】

9270SOU
 ブランド品・貴金属・骨董品・美術品などの買い取りや販売を手掛けているSOU。現在、リユース業界ではリユース店の増加やフリマアプリ、インターネットオークションの普及等により、消費者にとって中古品を売買しやすい環境が広がっており、同社にも追い風が吹いている状態にある。そのため、先に発表されていた2018年8月期本決算も大幅な増収増益となり、売上高・営業利益は過去最高を更新している。リユース商品の仕入れにおいては、今後の事業規模拡大に伴う販売商品の確保のため、買取店舗の新規出店を継続して推し進めた。商業施設を中心に新たに「なんぼや」を10店舗、子会社である株式会社古美術八光堂においては「古美術八光堂」を新たに1店舗オープンし、グループ全体の買取店舗は「なんぼや」48店舗、「BRAND CONCIER(ブランドコンシェル)」6店舗、「古美術八光堂」9店舗の合計63店舗となった。仕入れにつなげるための集客については、集客施策の特徴であるWEBマーケティングを駆使したSEOやリスティング広告等に注力することにより、店頭・宅配・出張買取の効果的な集客を継続して展開し、増収増益に貢献している。今2019年8月期の連結業績は売上高が前期比13.1%増の356億5000万円、営業利益が17.2%増の22億円を計画している。


【利益率の高い案件を積み重ねることで第3四半期は前期を上回る営業利益を計上】

3804システム ディ
 学校法人向けを主力とし、スポーツクラブにも販売している業務ソフト販売のシステム ディ。先に発表された第3四半期決算は減収ながらも大幅な増益決算なったことが市場でも評価されているようで株価には根強い先高感が感じられる状態にある。第3四半期では自社開発パッケージソフトによる利益率の高いソリューションビジネスを核として、顧客ニーズの高度化に対応した大規模カスタマイズ製品の提供と、リーズナブルな価格で多くの事業者に提供できるクラウドサービスの拡大に注力した。最も情報化ニーズの高い分野として公共2分野(公教育・公会計)のソリューション事業に取り組んでおり、大型案件を手掛けた前期と比べて売上は減少したものの、利益率の高い案件を積み重ねる事で前期を上回る営業利益を計上している。サポート売上・クラウド売上を中心としたストック収入が増加しており、利益率の高い収益構造へと発展的にシフトしている。2018年10月期通期の連結業績は売上高が前期比12.3%減の33億3900万円予想だが、営業利益が同9.2%増の3億8300万円を計画している。


【目標株価の引き上げ】

◆ 3226アコモF  ゴールドマン  55.4万円→56.3万円