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東京市場の展望|今朝の投資環境|デイトレ、デイトレード、株式情報ならキッチンカブー

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メガテン市況解説


 − 10/29(月) −


【今朝の投資環境】

 前週26日の東京市場は上海総合指数が落ち着いた動きをしていたことなどが支えとなり、日経平均も小幅続落で終わっていたが週明けの本日はまた米株安などの影響で上値の重い動きとなりそうだ。前週26日の米市場では前日夕に発表した7〜9月期決算への失望からアマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)が売られ、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。ダウは1.18%の下落率となったがナスダックは2.06%の下落率となり、ハイテク株に対する悲観の度合いが依然として強いようだ。ダウ・ナスダックの値下がりの影響で本日の日経平均は軟調な始まりとなりそうだが、しかし、先週26日の米国市場の“恐怖指数(VIX)は”高止まっているものの(24.16、小幅に低下している。さらに、米国株指数先物はS&P先物もナスダック100先物もプラスで推移しており、このことは寄り後の日本株に対する心理にも影響しそうだ。加えて先週後半から始まっている決算発表も支えることとなり、寄り後は個別に強い展開が繰り広げられそうだ。


【上方修正】

4776サイボウズ
 売上高については、前回発表予想のレンジ内であるものの、着地見通しの確度が高まったことより、レンジ幅が縮小し、前回発表予想に比べて10000万円減少〜2億5000万円増加の、111億5000万円〜113億円となる見通しである。営業利益および経常利益については、売上高の見通しを加味したうえで、費用の発生可能性を精査した結果、前回発表予想と比べて、それぞれ2億円〜3億5000万円増加し、8億5000万円〜10億円となる見通しである。親会社株主に帰属する純利益については、前回発表予想に比べて10000万円〜2億5000万円増加し、4億円〜5億5000万円となる見通しである。

1813不動テトラ
 第2四半期(累計)の連結業績予想値 について、売上高は土木事業での工事の遅れから、当初予想を下回り318億円を見込むものの、利益面では、土木及び地盤改良事業共に工事採算性が想定より早い時期に改善する見通しとなったことから、営業利益は18.9億円、経常利益は19.5億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.4億円と、それぞれ当初予想を上回る見込みである。

3956国際チャート
 業績予想については、売上高は順調に推移し予想を上回る見込みである。損益面については、比較的材料比率の高い製品群の売上が増加したことにより原価率は上昇したものの、販売管理費の圧縮やナカバヤシグループ各社とのシナジーによるコスト低減の効果等により、営業利益及び経常利益並びに四半期純利益は当初予想を上回る見込みで ある。

6641日新電 
 第2四半期(累計)の業績につきましては、売上高の修正はありませんが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は、電力機器事業が中国などで減益となる一方、ビーム・真空応用事業などが費用の発生ずれなどにより増益となる見込みであり、それぞれ9億円・10億円・6億円の増益が見込まれる状況となりました。

6849日光電
 売上高は、海外市場において、米州、アジア州は順調に推移したものの、欧州、アフリカ地域が低調だったことから、前回発表予想を下回る見込みとなった。利益面では、全社的に売上総利益率の改善に取り組んだことに加え、販管費が一部第3四半期以降への期ずれを含め、当初の想定を下回る見通しとなったこと 、ドル円の為替相場が当初の想定よりも円安傾向に振れたことにより、営業利益は前回発表予想を上回る見込みとなった。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益については、営業利益の増加および為替差益の計上により、前回発表予想を上回る見込みとなった。

1815鉄建建設
 売上高は前回予想を28億円下回る見込みとなった。利益面については、土木工事の利益率向上に伴い、営業利益は14億円、経常利益は16億円、四半期純利益は13億円、それぞれ前回予想を上回る見込みである。

8150三信電
 半導体や電子部品の販売や技術サポートを展開しているデバイス事業と、ICTソリューションを展開しているソリューション事業の2つの事業がある。デバイス事業は堅調に推移し たものの、ソリューション事業における大型案件の納入時期変更が影響し、売上高は当初予想をやや下回った。損益面については、販管費の削減や繰延税金資産の積み増しが見込まれていることから、当初予想を上回る見込みである。

8104クワザワ
 2019年3月期第2四半期連結累計期間の連結業績は、好調な企業収益を背景に設備投資等が順調であったことから、建設工事分野を中心に堅調に推移し、売上高が増加するとともに、販売管理費比率の低下などを主因に、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも当初予想を上回る見込みである。2019年3月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想については、期初の計画を上回る見込みとなったため、業績予想を上方修正する。< /div>

2349エヌアイデイ
 2019年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想については、売上高は概ね計画どおりとなる見込みである。営業利益については、売上総利益率が想定を上回ったこと、及び販売管理費が想定を下回ったことにより前回予想を上回る見込みである。経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益については、要因に加えて、投資有価証券の運用益が想定を上回ったことにより、前回予想を上回る見込みである。

7945コマニー
 2019年3月期第2四半期連結累計期間の業績については、売上高はほぼ前回発表予想通りの154億8100万円となる見込みである。損益面では、営業利益はほぼ前回発表予想通りの1億1600万円となる見込みだが、経常利益は中国子会社において為替差 損を計上したことなどにより、前回発表予想に対して5600万円減少の7300万円となる見込みである。親会社株主に帰属する四半期純利益は政策保有株式の一部を売却したことなどにより、前回発表予想に対して4700万円増加の6700万円となる見込みである。

8088岩谷産業
 当社グループの主力商品であるLPガスの輸入価格は上昇傾向で推移しており、総合エネルギー事業において相対的に安値の在庫を販売する事により増益となりました。また、産業ガス・機械事業やマテリアル事業も好調に推移した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回公表の予想を上回る増益見込みとなりました。

4063信越化学
 信越化学工業は26日、2019年3月期の連結純利益が 前期比9%増の2900億円になりそうだと発表した。1%増の2700億円としていた従来予想を上方修正した。2期連続の最高益をさらに増額する。年間配当も従来予想から20円増の200円とする。塩化ビニール樹脂や半導体用シリコンウエハーで、堅調な需要を背景に値上げが浸透し、採算が改善すると見込む。

8377ほくほくFG
 北陸銀行と北海道銀行を傘下に持つほくほくフィナンシャルグループ(FG)は26日、2018年4〜9月期の連結純利益が前年同期比25%増の139億円になりそうだと発表した。従来は同10%減の100億円を見込んでいたが、一転して増益見通しとなった。与信費用が想定を下回ったほか、働き方改革に伴う時間外労働の削減が進んだ。


【NYの建設コンサルト提携で欧米市場の開拓などに引き続き期待】

6289技研製作所
 くい圧引抜機では業界トップとして知られている技研製作所。全国各地で自然災害が相次いでいることを受けて災害復旧や事前防災にくい打ち機の需要が増加し、業績が押し上げられており、前2018年8月期決算では売上高・各利益が揃って過去最高を更新、今2019年8月期も増収増益が計画されており、株価には根強い先高感が感じられる状態にある。また、ここでは日kじつづき海外展開を加速すると報じられていたことも材料視されているようだ。同社は11月に米ニューヨーク市に拠点を開設する。現地の建設・土木コンサルタン ト会社と提携し、老朽都市インフラの再整備やハリケーンなどの防災対策需要を開拓し、欧州の拠点も増強すると伝えられている(2021年8月期の海外売上高は2018年8月期の約3倍の116億円に引き上げる目標を掲げている)。国内の需要、及び海外の需要を取り込み、業績は一段と拡大する見通しにあるが、今後の成長を織り込むように株価は強い動きが当面は続きそうだ。


【情報セキュリティーの脆弱性診断が牽引し、今期も最高益更新へ】

4398ブロードバンドセキュリティ
 情報セキュリティーの監査やコンサルティングサービスを提供するブロードバンドセキュリティ。中堅・中小企業向けを中心に脆弱性診断サービスが伸びており(IoTデバイスの普及でセキュリティ対策需要が堅調) 、売上高・各利益が揃って過去最高を更新した前2018年6月期に続き、今期も増収増益が計画されており、株価にもまだまだ活躍の余地があると予想される。従来の中小企業向けだけでなく予算にこだわらない大企業向けにAIを活用した脆弱性診断サービスをなどを自動化できるようにし、大規模な診断にも対応を可能にすることでさらなる業績の拡大を計画している。市場では2020年6月期以降も高い業績変化を保っていくと観測しており、押し目を拾えれば確度の高いリバウンドが狙えそうだ。


【前期は売上高・各利益が揃って過去最高を更新、11月5日に発表の1Qにも期待】

6062チャーム・ケア・コーポレーション
 関西を地盤に有料老人ホームを運営しているチャーム・ケア・コーポレ ーション。旺盛な需要を背景に前期は売上高・営業利益・経常利益・最終利益が揃って過去最高を更新したが、今期に関しても増収増益が見込まれており(11月5日に発表される予定の第1四半期にも期待が寄せられているようだ)、株価は出遅れ修正を狙った買いによって戻りを試す展開が予想される。前期も大幅な増収増益での着地となった。前期の運営状況については、運営ホーム数の合計は46ホーム、居室数は3,214室となった。ホームの入居状況については、開設2年目を経過した既存ホームにおいて97.2%(前年同期97.0%)と高い入居率を維持している。今2019年6月期の業績は売上高が前期比25.2%増の170億円、営業利益が同28.1%増の13億5000万円を計画しているが、今期の“滑り出し”となる第1四半期の伸びにも注 目が集まりそうだ。


【目標株価の引き上げ】

◆ 2484夢の街創造  SMBC日興  2260円→3790円
◆ 6758ソニー  ゴールドマン  7600円→9100円