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− 11/7(水) −
【今朝の投資環境】
前日の東京市場は中間決算を発表したトヨタへの買いなどが牽引し、日経平均は約250円の反発となった。値頃感を意識した海外勢の買いも支えになったようだが、東京市場の明るいムードを引き継ぐように6日の米市場もダウ・ナスダック共に堅調だった。6日投開票の米中間選挙の結果を見極めたいとのムードから積極的な取引を見送られがちだったものの、10月に入って下げが大きかったIBMやキャタピラー、アップルなどに値ごろ感からの買いが入って相場を押し上げる展開となった。気掛かりの米国の中間選挙の結果だが(共和党が現状維持との見方が有力視)、選挙の結果に関わらず「中間選挙後は株高になる」との見方が支配的であり、すでに足もとでシッカリしているダウ・ナスダックは“再始動”という雰囲気が漂い始めている。それは日本株も同様だと考えられる。日本株の値頃感もさることながら、225のPERが12倍台、TOPIXも13倍台で推移するなど日本株の指標面での割安感に海外勢あたりが着目し始めており、日本株の底堅さにつながっているようだ。一方では円相場も1ドル113円台半ばで弱含んでおり、先安感が意識されている。決算発表も来週14日まで続き(好決算銘柄が目立つ)、市場を取り巻く環境面も手掛かり的にもマズマズといった状態であり、本日も明るい地合いが続きそうだ。
【上方修正】
◆5304SECカーボン
当第2四半期連結累計期間及び通期において、国内外の炭素製品の市況が当初想定よりも回復する見通しとなった。人造黒鉛電極においては、世界的に需給バランスが逼迫していることから、販売価格が上昇しており、収益性が向上する見込みである。売上高及び各利益が前回発表予想を上回る見込みであることから、業績予想を修正する。
◆6045レントラックス
成果報酬型広告サービス事業において、ここ数年来継続的に営業活動を行ってきた、有力なパートナーサイト運営者様との取引が増加した点、 エステ、健康食品など季節に応じて需要の伸びる広告案件の取引高が増加した点などにより、売上高、利益ともに2018年5月11日時点の予想を上回る見込みとなった。
◆7744ノーリツ鋼機
営業利益、及び税引前利益は、売上収益の増加に加え、バイオ医薬品事業において予定されていた研究開発費の一部が計上されず、下半期に実施される見通しとなったため、計画よりそれぞれ8億円増の20億円、及び19億円を見込んでいる。親会社の所有者に帰属する当期利益は、法人所得税費用が増加したものの、計画より3億円増の8億円を見込んでいる。
◆6342大平製
2019年3月期第2四半期連結及び個別業績予想については、合板機械事業において、上期に予定していた海外向け売上6億4500万円が下 期にずれこんだため、予想していた業績を下回る見込みである。2019年3月期の通期連結及び個別業績予想については、合板機械事業の国内向け売上が計画を上回ると見込まれるため予想していた業績を上回る見込みであ
◆5310東洋炭素
半導体用等のエレクトロニクス分野を中心とした旺盛な需要を背景に、価格改定等の採算性改善にともなう限界利益の増加が利益面に寄与した。第4四半期連結会計期間においては、人件費その他経費等の一時的な費用増に加え、太陽電池用等の一部用途において中国の内需減少にともなう影響を見込んでいるが、第3四半期連結累計期間の状況を踏まえ、2018年5月10日に公表した2018年12月期通期の連結業績予想を修正する。
◆3360シップHD
トータル パックプロデュース事業におけるプロジェクト案件が一部前倒しで計上された。メディカルサプライ事業において前期における新規SPD施設立ち上げが順調に推移したこと、ライフケア事業において入居率の改善が進んだことにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益及び1株当たり四半期純利益が当初予想を上回る見込みとなった。
◆6430ダイコク電
売上高は、2018年2月1日に施行された新規則の影響により、新規出店及び改装店舗が大幅に減少したことから、情報システム事業の製品販売が苦戦する状況が続いたことで、前回発表予想を下回る見込みとなった。利益面では、情報システム事業において売上高は減少したものの、売上総利益率の改善に加え販売費及び一 般管理費の減少や、制御システム事業において研究開発費の一部が下期にずれ込んだことにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を上回る見込みとなった。
◆7161じもとHD
子会社の株式会社きらやか銀行において、経費及び与信関係費用が当初予想を下回る見込みとなったことや、株式会社仙台銀行において、資金利益やその他業務利益が当初予想を上回る見込みとなったこと及び経費が当初予想を下回る見込みとなったことにより2019年3月期第2四半期(累計)連結業績予想を上方修正するものである。
◆1961三機工
売上高は個別業績予想の修正要因により、前回予想を上回る見込みである。利益面については、個別業績予想の修正要因に 加え、国内連結子会社の業績が堅調に推移した結果、全ての利益項目において前回予想を上回る見込みである。売上高は産業空調分野における受注が好調に推移した結果、前回予想を上回る見込みである。利益面については、売上高の増収要因に加え、工事採算の改善により完成工事総利益率が予想を上回ったことにより、全ての利益項目において前回予想を上回る見込みである。第2四半期(累計)の連結受注高は、産業空調分野における受注が好調に推移した結果、1038億円の見込みである。
◆9432NTT
本日開催された取締役会において、保有する株式会社NTTドコモ普通株式(以下、ドコモ株式)2億5,795万3,400株(6,000億円相当)について、公開買付けに応じる旨を決議した。2018年5月11日に公表した予想数 値を修正する。
◆1721コムシスHD
株式交換によるNDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社の完全子会化を2018年10月1日に実施したこと等を踏まえ、2019年3月期通期の業績予想を修正いたします。
◆6616トレックスセミ
子会社のフェニテックセミコンダクター株式会社におけるディスクリートの販売が第1四半期に引続き好調に推移することが見込まれたものの、軽微な製造装置トラブルによる出荷遅延により、売上高は前回予想に比べて4億4000万円減少するが、利益面については、生産性向上による経費の削減、修繕費・販管費等の実施時期の見直し、為替差益等により、当初の予想を上回る見込みである。
◆6237イワキポンプ
2019年3月期第2四半期連結業 績予想については、半導体・液晶市場および医療機器市場向け売上高は好調に推移し、表面処理装置市場向け売上も堅調であり、前回発表予想を4億6800万円(3.3%)上回り、増収効果等により、営業利益以降の段階利益も予想を上回る見通しとなった。2019年3月期通期連結業績予想については、半導体・液晶市場に不透明感はあるものの医療機器市場向け等において好調な売上高を見込んでおり、アジアを中心とした海外合弁会社からの利益も増加する見込みのため、営業利益以降の段階利益の予想も修正する。
◆3840PATH
第2四半期は当社の連結子会社である株式会社マードゥレクス及び株式会社ジヴァスタジオが牽引している『通信販売事業』において、第1四半期に引き続き海外事業が順調に 拡大していることや骨盤矯正用EMS、クレンジングの売れ行きが好調でありました。通期については5月11日発表した予想から変更はありません。
◆4115本州化
営業利益が当初の予想を上回って推移し、今後も増販及び全社合理化益が見込めることから、2019年3月期通期の業績は、前回発表の予想よりも増益となる見通しである。
◆7895中央化
中国元安により在外連結子会社の売上高円換算額が減少したこと等を受け、売上高は予想よりも15億800万円下回ったが、価格改定、不採算取引の見直し、社内経費の削減等により営業利益は予想よりも1億6200万円上回る見込みである。経常利益は為替相場の変動に伴い為替差損が1億6500万円発生したことで8300万円下回ったが、親会社株主に 帰属する純利益については見込んでいた構造改革費用の発生の時期がずれた影響もあり、2億9700万円上回る見込みである。
【今期の“滑り出し”は好調、通期の見通しも高い業績変化を見込んでいる】
◆3990UUUM
ユーチューバーを中心とするクリエイターのマネジメントや動画配信・ゲーム配信を手掛けているマザーズ上場のUUUM。日経の「会社情報」にも“好調続く”などといった表現が用いられているように業績は拡大しており、株価にも上値の余地はまだまだ残されていると予想する。今期の“滑り出し”となった第1四半期(10月12日に発表済み)も好調だった。国内におけるスマートフォンの普及や通信インフラの発達を背景に動画広告市場が拡大したことに伴うアドセンス収益や広告収益が増加し、所属クリエイターのグッズ販売が好調であったことから、第1四半期決算は売上高増加、営業利益増加、経常利益増加となり、親会社株 主に帰属する四半期純利益は増加となった(売上高74.9%増、営業178%増益、純利益176.9%増益)。2019年5月期の連結業績は売上高が前期比35.5%増の159億円、営業利益が同18.6%増の8億5000万円を計画するなど高成長が続く。
【月次好調、最高益を更新した2018年2月期に続き、今期も成長が続く】
◆3141ウエルシアホールディングス
イオン子会社でドラッグストア最大手のウエルシアホールディングス。積極出店などを背景に業績の拡大が続いており、株価にもまだまだ“伸びしろ”は十分に残されていると予想する。先に発表されていた上半期決算も今期の順調ぶりを裏づける好決算だった(10月3日に発表済み)。先に発表された同社の上半期決算では改装や調剤施設の併設店舗の拡大で客数が増え、グループ全体の既存店売上高は前年同期に比べ5.2%増えたことなどにより、純利益は前年同期比2%増の98億円と好調だった。売上高は14%増の3873億円だった(利便性向上のため24時間営業の店舗を2月末時点の135店から165店に増やしたことも増収に寄与した)。2019年2月期通期業績は売上高が前期比12%増の7800億円、純利益が11%増の190億円を見込んでいる。足もとの9月月次売上高も既存店が3.8%増、全店で8.6%増と好調を維持している。
【堅調なSoC向けテスト装置への需要を反映し、通期を増額修正したことを材料視】
◆6857アドバンテスト
半導体試験装置では世界大手として知られるアドバンテスト。ここでは引き続き通期の見通しを上方修正したことが材料視されているようで、株価には根強い先高感が感じられる。半導体メーカーの積極投資に伴い、半導体テスト装置の販売が伸びることで2019年3月期通期の純利益予想を前期比2.5倍の460億円に引き上げている(それまでの予想の54%増の278億円から大幅に引き上げている)。特に一つのチップに様々な機能を搭載するSoC(システム・オン・チップ)向けテスト装置の需要の強さが際立っているという。PERが10倍台まで低下していることも投資資金を呼び込みやすい要因と考えられる。
【目標株価の引き上げ】
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8218コメリ |
みずほ |
2800円→3130円 |
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6770アルプス |
三菱モルガン |
3000円→3200円 |
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5302日カーボン |
ゴールドマン |
9000円→9500円 |
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5301東海カーボン |
ゴールドマン |
3100円→3200円 |
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3003ヒューリック |
SMBC日興 |
1150円→1170円 |
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5334特殊陶 |
大和 |
新規に2700円目標 |
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