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平成30年01月05日(金)
1月4日現在海外相場 |
NYダウ |
25075ドル |
+152ドル |
ナスダック指数 |
7077P |
+12P |
CME日経先物 |
23630円 |
+220円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎強気のスタートで
大発会でしたが、想定以上の2018年の始まりとなりました。日経平均株価は741円高、2万3506円と2万3000円台に乗せた上に心理的な節目の2万3500円まで上げています。この水準が1992年1月7日以来だそうで、26年ぶりの水準です。26年前のことなど覚えてもいないし、若い人の中ではまだ生まれていないと言う人もいるのかも知れません。そんな昔経験した水準まで戻した訳で、本当に2018年幸先の良いスタートとなりました。
メディアでもこの大幅な上昇でスタートした株式市場について取り上げれられた訳で、大発会で着物を着た女性が映し出されるだけではなく、大幅な上昇でスタートした話題が多く取り上げられています。実際に日経平均株価は1989年12月末につけた最高値の3万8915円からバブル崩壊後の安値までの下げ幅の半分を回復したことになる訳です。兜町界隈では「半値戻しは全値戻し」という相場格言が語られていると日経記事で解説されています。
全値戻しとなればそれはそれで良いのですが、上昇スピードが速すぎると下落するのも逆に早い訳で、それなりに適度な上昇速度が良いのかも知れません。更に言いますと、ここまでの上昇の中で、個人投資家の参戦が無い訳ですから、日経平均株価の高値を付けた1980年代後半から1990年代のバブル時代、個人投資家が狂ったように株買いを行った事を考えますと、現状の相場環境は大きく違っているのかも知れません。
バリエーション的には市場関係者が考える適正株価水準は2万5000円程度と言う見方が大勢を占めていますから、ここからの上げ幅は限定的ですから、年度末の日経平均株価をこの水準に設定する向きは多いようです。ただ、相場水準が上げて来ますと、前述のように熱狂的な株買いを演出した個人投資家が本格的に参戦してくると所謂適正水準とされる株価水準を異常に超えて上値を目指すと言う動きが想定されることになります。と言うことで市場内では特に強気派ですが、日経平均株価は19年3月までに3万円、更におりんぷっくの年の2020年までに4万円まで上昇し、バブル時期の最高値の3万8915円を上抜ける可能性にも言及しているようです。こんなシナリオを馬鹿にする向きもいるのかも知れませんが、個人投資家が参戦すると意外に現実になるかも知れませんね。
●3300 AMBITION
東京23区中心に借り上げた居住用不動産を転貸するサブリース主力。賃貸仲介や不動産売買も。11月14日発表18年6月期第1四半期の連結業績は、売上高は33.15億円(前年同期比19.8%増)、営業損失は0.50億(17年6月期第1四半期は0.90億円の損失)、経常損失は0.53億円(16年6月期第1四半期は0.95億円の損失)、純損失は0.41億円(16年6月期第1四半期は0.57億円の損失)となった。コア事業であるプロパティマネジメント事業における管理戸数の増加を軸に、入居率の向上の維持を支える賃貸仲介事業との連携及び中古不動産市場の活況を背景に、中古マンション再販事業を展開することで収益拡大を図ってまいりましたが、繁忙期(新入学・就職時期)に向け、管理戸数を確保したことによる売上原価の増加、その管理人員の増加及び将来に向けた管理システム投資による販売費及び一般管理費が増加。尚、18年6月通期の連結業績では売上高は220.70億円(前期比51.4%増)、営業利益は5.05億円(同73.4%増)、経常利益は4.10億円(同52.7%増)、純利益は2.28億円(同53.8%増)を見込む。
●7747 朝日インテック
産業用から出発、循環器治療のPTCAガイドワイヤへ展開。タイ、ベトナムでほぼ全量生産。18年6月通期の連結業績は売上高は474.26億円(前期比11.0%増)、営業利益は121.35億円(同12.4%増)、経常利益は121.70億円(同11.2%増)、純利益は85.99億円(同11.3%増)を見込む。又、今18年6月期末配当予想は前期比2.94円増の33.34円に増配する予定。現在進行している中期経営計画『Global Expansion 2018』において、「グローバル規模での収益基盤の強化」「患部・治療領域の拡大と製品ポートフォリオの拡充」「素材研究・生産技術の強化によるイノベーション創出」「グループマネジメントの最適化」を経営戦略に掲げ、企業価値向上に取り組んでいる。
●3687 フィックスターズ
マルチコアプロセッサーの性能を向上させるソフト開発が主。関連ハードウエア販売に注力中。同社はマルチコア向けソフトウェア高速技術と、ストレージ(データやプログラムを記憶する装置)向け入出力高速化技術を、最新のマルチコア製品へ適用しサポートすることにより、顧客の製品やシステム性能の向上を実現している。18年9月通期の連結業績では売上高は46.00億円(前期比3.4%増)、営業利益は8.80億円(同5.4%増)、経常利益は8.77億円(同7.9%増)、純利益は5.90億円(同5.8%増)を見込む。又、18年9月期末配当は26円と前期比で16円増配を予想している。
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こだわりレーティング |
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12月29日(金)分(1月4日分はなし)
3391 |
ツルハHD |
大和 |
1継続 |
15500円→17000円 |
4543 |
テルモ |
野村 |
Buy継続 |
6300円→6500円 |
7189 |
西日本FHD |
野村 |
Buy継続 |
1600円→1820円 |
9729 |
トーカイ |
野村 |
Buy継続 |
3200円→3240円 |
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