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平成30年01月12日(金)
1月11日現在海外相場 |
NYダウ |
25574ドル |
+205ドル |
ナスダック指数 |
7211P |
+58P |
CME日経先物 |
23785円 |
+135円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株高と円高
昨年、米トランプ大統領が誕生して、話題になった事は色々あるのですが、その中でもメディアに対する批判を強める中で、「フェイクニュース」と言う言葉が世間に知れ渡っています。偽情報と言うことなのですが、まさか信頼する新聞やテレビが偽の情報を流すとは誰しも想定していないのですが、ただそれでも人間が取材してその人間の意思の元に情報を流す訳ですが、その中には当然、その人の恣意的な思想信条も加味されることになり得る訳です。
例えばトランプ大統領が嫌いで、米国の大統領に相応しくないと思う記者が書いた記事はどうしても政権に対して批判的になりがちです。逆に数は少ないのですが、トランプ氏を好きな記者の場合には逆の立場に内容になる訳です。それはそれで仕方がないのですが、日本でも同様の現象が起こっておいると言えます。多くの新聞などメディアは政権を監視すると言う崇高や役目を担っていると自負しているようですから、取り合え批判的な論調が多くなっています。
それはそれで正しいのですが、そして正確な情報が記されるのであれば、視聴者や購読者には大きなプラスになる訳です。ただ、前述のフェイクニュースが流れされた場合には視聴者と言うか国民全体にとって大きなデメリットになってしまいます。以前起こった朝日新聞の慰安婦強制連行に関する記事などもその典型だと言えます。未だにこの問題が日韓のしこりになっている訳ですから、朝日新聞の責任は大きいと言うことになります。
そんなフェイクニュースですが、今朝は先日報じられた米報道機関が「米国債購入の減額や停止を検討している」の記事に対して中国政府が否定しているようで、中国国家外貨管理局の報道官が、同国政府が米国債購入の規模縮小もしくは停止を検討しているとの米メディア報道について、「偽の情報のようだ」と否定しており、これを受けて投資家のリスク選好意欲が回復し、米国株が上昇する動きとなったようです。更に今週から発表が本格化する米主要企業の2017年10〜12月期決算への期待から、多くの機関投資家が運用の指標に据えるS&P500種株価指数とあわせ主要3指数が9日に付けた過去最高値を上回って推移しています。
その米主要企業の業績について今朝の日経で拡大が勢いを増していると報じています。2017年10〜12月期の純利益は前年同期比で約12%増えたもようで、世界同時好況やIT(情報技術)サービスの普及により、資源・IT大手がけん引役となって2桁の増益率になる見込みです。法人減税を控えた会計処理により、大幅減益となる金融機関も出そうですが、市場では減税を追い風に18年も企業収益の拡大が続くとの期待が大きいと言うことで、米国株にとっては大きなプラス材料になりそうで、実際に決算内容を見たいと言う動きもあるものの、その期待感は強いようです。と言うことで日本株もこの流れに押し上げられる動きになりそうですが、為替相場での円高の動きがやや気になるところです。
●7718 スター精密
工作機械やプリンタ、時計部品等、製品構成多彩。小型携帯プリンタが成長。音響部品は譲渡。17年8月21日に公表した18年2月通期の連結業績を18年1月10日に上方修正している。売上高は前回発表の565.00億円から今回595.00億円(増減率5.3%増)(前期比21.6%増)、営業利益は前回51.00億円から今回59.00億円(同15.7%増)(同63.6%増)、経常利益は前回55.00億円から今回65.00億円(同18.2%増)(同81.4%増)、純利益は前回41.00億円から今回46.00億円(同12.2%増)(同44.6%増)としている。又、18年2月期末配当は25円と前期比で1円増額、年間配当では50円となり前期比で2円増配する予定。緩やかな景気回復が続くなか、売上は工作機械事業では欧州や中国で自動車関連を中心に設備投資需要が好調に推移し、特機事業でも米国市場向けを中心に堅調の見込み。
●8923 トーセイ
マンション開発から出発し不動産流動化へ。都心に事業基盤。中古マンションの区分販売も。1月10日発表17年11月通期期の連結業績は、売上高は577.54億円(16年11月期比15.9%増)、営業利益は6.0億(同6.0%増)、税引前利益は90.49億円(同7.1%増)、当期利益は61.55億円(同11.0%増)となった。不動産流動化事業で収益オフィスビル、賃貸マンション、ホテル等の一棟販売を順調に進捗させるとともに、不動産開発事業において、戸建住宅の販売を推進。また、将来の収益の源泉となる収益不動産や開発用地の取得を積極的に進めてきた。尚、18年11月通期の連結業績では売上高は678.30億円(前期比17.4%増)、営業利益は109.46億円(同11.3%増)、税引前利益は100.38億円(同10.9%増)、当期利益は66.99億円(同8.8%増)を見込む。
●6323 ローツェ
半導体や液晶工場に導入されるウエハ、ガラス基板の搬送装置を製造。大口顧客は台韓企業。1月10日発表18年2月期第3四半期の連結業績は、売上高は429.68億円(前年同期比163.7%増)、営業利益は42.87億(同21.9%増)、経常利益は44.68億円(同33.9%増)、純利益は31.08億円(同27.6%増)となった。韓国子会社におけるガラス基板関連自動化装置の大量受注により売上高が大幅に増加したことに加え、ウエハソータやEFEMなどの受注及び販売が引き続き好調に推移したことから、前年同期比で増収となった。また、17年3月1日に関連会社アイエス・テクノロジー・ジャパン社を完全子会社化し、ローツェライフサイエンス社に商号変更したことにより、第1四半期連結会計期間からライフサイエンス事業の中核として位置付け、細胞培養に使用されるインキュベータ(細胞培養装置)等のライフサイエンス関連装置の展示会への出展など販売促進活動を積極的に展開した。
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こだわりレーティング |
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01月11日(木)分
3141 |
ウエルシアHD |
GS |
買い継続 |
4700円→5400円 |
3941 |
レンゴー |
メリル |
買い継続 |
820円→920円 |
4661 |
OLC |
大和 |
2→1格上げ |
7000円→15000円 |
4927 |
ポーラオルビスHD |
SMBC日興 |
2→1格上げ |
3740円→4810円 |
5301 |
東海カーボン |
GS |
買い継続 |
1600円→1850円 |
6113 |
アマダ |
JPモルガン |
Overweight継続 |
1700円→1900円 |
6273 |
SMC |
JPモルガン |
Overweight継続 |
45000円→60000円 |
6301 |
コマツ |
JPモルガン |
Overweight継続 |
4000円→5200円 |
6395 |
タダノ |
JPモルガン |
Overweight継続 |
1900円→2300円 |
6640 |
第一精工 |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
3200円→3700円 |
6762 |
TDK |
GS |
買い継続 |
9600円→10500円 |
6908 |
イリソ電子工業 |
みずほ |
買い継続 |
6100円→7800円 |
6954 |
ファナック |
JPモルガン |
Overweight継続 |
27000円→33000円 |
7259 |
アイシン精機 |
GS |
中立→買い格上げ |
6000円→7200円 |
8035 |
東京エレクトロン |
野村 |
Neutral→Buy格上げ |
22039円→27042円 |
8035 |
東京エレクトロン |
GS |
買い継続 |
21700円→25000円 |
8972 |
ケネディクスオフィス |
みずほ |
買い継続 |
68万円→72万円 |
9616 |
共立メンテ |
SMBC日興 |
1継続 |
4200円→5000円 |
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