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平成30年01月19日(金)
1月18日現在海外相場 |
NYダウ |
26017ドル |
−97ドル |
ナスダック指数 |
7296P |
−2P |
CME日経先物 |
23835円 |
+65円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎2万4000円台乗せで・・
日経平均株価の2万4000円に何の意味があるのかは分かりませんが、昨日の18日はこの大台が目先の高値かのような動きになってしまいました。流石にこれが高値と言う訳ではないのですが、この日は寄付き後直ぐの2万4084円が高値となり、その後お昼に掛けて一旦戻すものの午後から取引終了にかけて大きく下げてしまっています。2万4000円台がまるで上値の壁と言う感じです。
1991年11月以来、26年2か月ぶりの2万4000円台に乗せた訳ですが、もうこの水準で「何年前の水準」と言われても、これもあまり意味の無いような気がしますが、過去のデータと照らし合わせる市場を見つめる人たちにとっては意外に重要なことなのかも知れません。恐らくここからの上値は日経平均株価のチャートを見ると分かるのですが、1990年から1991年に掛けての2年間の水準と比較することになる訳です。
バブル時期の日経平均株価の高値が1989年12月の3万8957円ですから、そこからの2年間の動きは2万円までの急落となった訳で、2018年が仮に2万5000円や或いは3万円に到達するのであれば、必ずこの時期との比較が出てくると言うことになります。と言うことでこの2万4000円台が売りのタイミングなのかは別にして、売り仕掛けをしたのは一部海外ヘッジファンドなど短期筋がプログラム売買で指数先物に売りを出したとの観測が出ています。
テクニカル的に見ると「売り」だと判断したとの見方が出ているようですから、恐らくそうなのかも知れません。テクニカル分析が正しい投資判断である訳ではないですから、特にこれも意味のあるものではないのですが、それでも大口の投資家の売りが出ると、相場への影響は決して小さくないと言うことになるようです。特に海外勢の動きであるだけに、国内の投資家としても追随する訳で、実際に2万4000円台割れから2万3800円割れまで売り込んだのは国内勢の売りだったと言うことのようです。
と言うことで大台替えで一旦揉み合う動きと言う過去の経験則からいうと、この2万4000円台達成で目先揉み合うのかも知れません。為替や米国株が大きく上下に振れるとまた話は違ってくるのですが、現状の動きで推移するのあれば、次の新規材料、例えば下旬に掛けての決算発表や、或いは22日から始まる通常国会などの動向次第で動き出すのかも知れません。米国市場に関してもトランプ政権の動向にも懸念を抱く見方があるだけに、動向次第では下振れする可能性があるのかも知れません。いずれにしても、日米ともに高値圏の株価水準であるだけに、少しの材料で変化することになり得ますから、この辺りの微妙な動きにあまり過度の反応しない方が良いのかも知れません。
●3300 AMBITION
東京23区中心に借り上げた居住用不動産を転貸するサブリース主力。賃貸仲介や不動産売買も。11月14日発表18年6月期第1四半期の連結業績は、売上高は33.15億円(前年同期比19.8%増)、営業損失は0.50億(17年6月期第1四半期は0.90億円の損失)、経常損失は0.53億円(16年6月期第1四半期は0.95億円の損失)、純損失は0.41億円(16年6月期第1四半期は0.57億円の損失)となった。コア事業であるプロパティマネジメント事業における管理戸数の増加を軸に、入居率の向上の維持を支える賃貸仲介事業との連携及び中古不動産市場の活況を背景に、中古マンション再販事業を展開することで収益拡大を図ってまいりましたが、繁忙期(新入学・就職時期)に向け、管理戸数を確保したことによる売上原価の増加、その管理人員の増加及び将来に向けた管理システム投資による販売費及び一般管理費が増加。
●3923 ラクス
クラウドとIT人材派遣の2本柱。『メールディーラー』が収益柱。『楽楽精算』を育成中。17年11月14日発表18年3月期第2四半期の連結業績は、売上高は29.14億円(前年同期比24.7%増)、営業利益は4.62億(同12.7%増)、経常利益は4.65億円(同14.6%増)、純利益は3.20億円(同14.9%増)となった。クラウド事業は、高成長が持続しているクラウド経費精算システム「楽楽精算」への営業及びマーケティング強化を目的とした積極的な投資を行った。また、販売代理店の開拓や販売支援の強化にも取り組み、導入社数が増加し売上高が拡大した。更に、「楽楽精算」以外の主要サービスについても安定的な成長が持続している。IT人材事業は、顧客企業側での慢性的なITエンジニア不足を背景に、稼働人員数が増加し売上高が拡大したが、東京本社の移転に伴い賃料負担が増加した。
●4571 ナノキャリア
がん領域に特化した創薬ベンチャー。超微細な『ミセル化ナノ粒子』で副作用少ない新薬目指す。18年3月通期の連結業績について17年11月6日に利益をそれぞれ下方修正している。売上高は1.97億円(前期比9.9%減)、営業損失は47.84億円、経常損失は47.06億円、純損失は48.47億円を見込む。17年11月3日付でVBL Therapeutics社(イスラエル)と腫瘍血管を選択的に細胞死に導く遺伝子治療薬「VB-111」の日本国における開発及び商業化に関するライセンス契約を締結したことにより、契約一時金の支払い15百万米ドルが発生。また、NC-6004(シスプラチンミセル)の米国におけるバスケットデザイン試験の症例登録が順調に進捗していること、NC-6300(エピルビシンミセル)の米国における第I/U相臨床試験が本格稼働したこと等により、研究開発費が当初見込みを4 億円程度上回る予定。営業利益、経常利益及び当期純利益のマイナス幅が21.00億円となった。
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こだわりレーティング |
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01月18日(木)分
1605 |
国際帝石 |
モルガンS |
Overweight継続 |
1800円→1900円 |
3279 |
API |
野村 |
Buy継続 |
53.1万円→58万円 |
3382 |
7&I-HD |
ジェフリーズ |
Hold→Buy格上げ |
4700円→5600円 |
3479 |
TKP |
SMBC日興 |
1継続 |
2700円→3160円 |
4004 |
昭和電工 |
野村 |
Buy継続 |
5200円→6700円 |
4182 |
三菱ガス |
ジェフリーズ |
新規Buy |
4200円 |
4519 |
中外製薬 |
UBS |
Buy継続 |
6300円→6500円 |
4568 |
第一三共 |
UBS |
Buy継続 |
3600円→3900円 |
4768 |
大塚商会 |
メリル |
買い継続 |
9600円→10000円 |
5108 |
ブリヂストン |
マッコーリー |
Neutral→OP格上げ |
4400円→6000円 |
6146 |
ディスコ |
大和 |
1継続 |
19000円→30000円 |
6800 |
ヨコオ |
SMBC日興 |
新規1 |
3000円 |
8358 |
スルガ銀行 |
ドイツ |
Buy継続 |
3000円→3130円 |
8966 |
平和RE |
野村 |
Buy継続 |
10.6万円→11.4万円 |
9104 |
商船三井 |
モルガンS |
Overweight継続 |
3500円→5100円 |
9143 |
SGHD |
JPモルガン |
新規Overweight |
2650円 |
9684 |
スクエニHD |
メリル |
買い継続 |
5500円→6100円 |
9697 |
カプコン |
メリル |
買い継続 |
3600円→4230円 |
9830 |
トラスコ中山 |
GS |
買い継続 |
3600円→3800円 |
9962 |
ミスミG |
GS |
買い継続 |
3400円→3700円 |
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