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平成30年01月25日(木)
1月24日現在海外相場 |
NYダウ |
26252ドル |
+41ドル |
ナスダック指数 |
7415P |
−45P |
CME日経先物 |
23735円 |
−175円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎1ドル108円台
今シーズン最強の寒波が襲来しています。今シーズンと言うか1970年以来の寒波らしいようでほぼ50年ぶり半世紀ぶりの寒さらしいです。地球はまるで氷河期にでも入ったかのようで、温暖化じゃなかったのかと言いたくなります。まあそんな事は良いのですが、最強寒波でここさいたまでも今朝の最低気温が氷点下4度とか5度となっています。何でも氷点下4度を下回りますと水道管が凍るらしいのですが、最近は水道管が外部に接しているところをあまり見かけなくなりましたから、そんな心配もいらないのかも知れません。
と言うことで寒い週末になりそうですが、今朝は金融市場で言いますと為替市場に少し動きがあったようです。と言うのもムニューシン米財務長官が24日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で「弱いドルは貿易面で米国の利益になる」などと発言したのを手掛かりに、円など主要通貨に対するドル売りが広がっています。ニューヨーク外国為替市場で円相場が対ドルで上げ幅を広げている。一時1ドル109円台割れまで上げ、2017年9月11日以来およそ4カ月ぶりの円高ドル安水準を付けています。
こうなると流石に日本株へのダメージが出てくる訳で、24日のシカゴCME日経先物も2万3700円程度で昨日24日の大証比で200円程度下げています。ただ一方で米国株は相変わらず強い動きで24日の朝方はNYダウは180ドル高と連日で高値を更新しています。尤も午後は反落したようですから、高値警戒感も強いようで、どこまでも上がる相場ではないと言うことで、ぼちぼち警戒感が強まっているのかも知れません。
海外発の円高要因でしたが、その前日の日銀の金融政策決定会合での動きについても、日本国内と海外の見方は少し温度差があるようで、海外勢が日本の緩和縮小観測を持っているようで、それを黒田総裁が緩和出口論を一蹴したものの、海外勢はかねてより、日本の緩和出口に向けた動きが出るのではないかと探っている状況で、日本国内の投資家の見方とは一線を画すようです。その為、どうしても海外時間で円高の動きが強まり易くなっています。
昨年12月の日銀短観で示された大企業・製造業の17年度想定為替レートである1ドル110円18銭よりも円高・ドル安となっていますから、これが輸出企業の採算悪化懸念に繋がるのではないかとの見方があるだけに、来週から本格化する企業決算に対する期待感も縮小してしまうかも知れません。勿論、企業業績への期待は依然として強い訳ですから、昨日の安川電機のような事前の期待値が高い分、失望売りが出るのは仕方がありませんが、それでも好調な日本企業の収益を拠り所にした上げ相場については大きな不安はないと言うことになりそうです。
●4587 ペプチドリーム
基盤技術PDPSで特殊環状ペプチド医薬品候補を大手製薬と創製、技術供与。自社創薬も。直近の17年6月期は最高益を更新、7期連続で最終黒字を計上。新薬の候補物質を短期間で探索できるのが強み。18年6月期業績予想では売上高が70億円以上、営業利益が29億円以上、経常利益が31億円以上、そして純利益が21億円以上と予想している。PDPSを活用した3つの事業戦略を推進することで17年7月の新本社・新研究所稼働に伴う諸費用を吸収し増収・増益を見込んでいる。PDPSは同社独自の創薬プラットフォームシステムでこれを活用した3つの事業戦略を推進している。17年11月8日に18年6月第1四半期決算を発表したが、前年同期比較での赤字転落となっている。一過性の費用が約5億円が発生しており、みずほ証券では赤字転落要因での株価下落は買い場と考えている。
●4574 大幸薬品
止瀉薬『正露丸』で知名度高い。海外も展開。感染管理が第2の柱に。アース製薬と資本業務提携。11月10日発表18年3月期第2四半期の連結業績は、売上高は36.34億円(前年同期比22.0%増)、営業利益は5.02億(同6.0%増)、経常利益は3.82億円(同20.1%増)、純利益は2.76億円(同8.5%増)となった。「感染管理事業」は、既存製品の堅調な推移に加え、新製品「クレベリン×ベアブリック ディズニーキャラクターデザイン」の寄与、デンソーと共同開発した業務用の「クレベリンカートリッジ(車両用)」が好調で増収増益。過去、インフルエンザの大流行時に同事業は全体業績を強く押し上げている。
●9514 エフオン
省エネ支援と木質バイオマス発電が2本柱。日田と白河で自社発電所を運営、燃料の外販等も。16年10月にファーストエコスから社名変更。16年8月12日に公表した17年6月通期の連結業績予想と8月7日に公表した実績に差異が生じたとしている。売上高は前回発表の90.00億円から当期実績99.20億円(増減率10.2%増)(前期比61.3%増)、営業利益は前回20.00億円から当期実績25.72億円(同28.6%増)(同97.8%増)、経常利益は前回19.00億円から当期実績23.05億円(同21.3%増)(同96.6%増)、純利益は前回18.00億円から当期実績20.04億円(同6.6%増)(同265.6%増)としている。売上高の増加は、主としてグリーンエナジー事業において当期から操業を開始した豊後大野発電所の業績が、当初想定した稼働及び売電単価を上回り大幅な増収となったことによる。利益については、売上高の増加による影響と売上高の増加に見合う費用が当初見込みを下回ったことによる。
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こだわりレーティング |
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01月24日(水)分
1435 |
インベスターズクラウド |
SMBC日興 |
新規1 |
2070円 |
2327 |
NSSOL |
みずほ |
買い継続 |
3070円→3620円 |
3279 |
API |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
66.4万円→66.7万円 |
4218 |
ニチバン |
SMBC日興 |
新規1 |
3850円 |
5334 |
日本特殊陶業 |
野村 |
Buy継続 |
3200円→3550円 |
5726 |
大阪チタニウム |
ジェフリーズ |
新規Buy |
3400円 |
5727 |
東邦チタニウム |
ジェフリーズ |
新規Buy |
1700円 |
6183 |
ベルシステム24HD |
SMBC日興 |
1継続 |
1600円→1800円 |
6274 |
新川 |
三菱UFJMS |
新規Buy |
2100円 |
6506 |
安川電機 |
GS |
買い継続 |
5800円→6200円 |
6534 |
DACHD |
SMBC日興 |
新規1 |
3040円 |
6594 |
日本電産 |
野村 |
Buy継続 |
17300円→20000円 |
6594 |
日本電産 |
みずほ |
買い継続 |
12000円→20000円 |
6723 |
ルネサスエレク |
GS |
買い継続 |
1200円→1400円 |
8282 |
ケーズHD |
JPモルガン |
Overweight継続 |
2500円→3360円 |
8976 |
大和証券オフィス |
SMBC日興 |
1継続 |
76万円→78万円 |
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