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平成30年01月26日(金)
1月25日現在海外相場 |
NYダウ |
26392ドル |
+140ドル |
ナスダック指数 |
7411P |
−3P |
CME日経先物 |
23605円 |
−55円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株高・円高
日経平均株価はここ2週間程度の中での下値2万3700円を下回って来ています。終値で2万4000円台に乗せたのが今週の火曜日の23日ですから全くの達成感からの売りと言う流れになってしまっていますが、この売りの最大の要因が円高と言うことになります。
「弱いドルは貿易面で米国にとってよいことだ」とムニューシン米財務長官が24日、スイスで行われているダボス会議で発言。発言の裏にトランプ大統領の影響がにじんでいるのではないか、との思惑が広がったようで、一気に円高ドル高が進行し、1ドル108円台に入っています。2日間で2円程度の円安が進んだ訳で、流石に為替の影響が低下していると言っても、これだけ動くと輸出企業株に対するネガティブな印象を持ってしまうことになります。
日経に寄りますと、この米財務長官の発言が、米トランプ政権の保護主義政策の再加速や円高・ドル安進行への転換点ではないのかと思惑も出ているとの指摘で市場自体が戸惑っているとの見方です。ただ、一方で25日にトランプ米大統領が、最終的には強いドルを望む考えを表明しています。CNBCのインタビューで「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と指摘、ムニューシン米財務長官の発言は誤って解釈されたとの認識を示したようで、為替相場は直近でドル高円安に振れているようです。
このように米国の要人の為替に対する発言を金融市場がその本意をどう受け止めるのかで動きが変わって来るのですが、これを見る限りでは米国が完全にドル高政策を転換させたとは言い辛いことになりそうで、一気の円高に振れる可能性が高くないと言うことになりそうです。
と言うことで25日の米国株は小幅ながら続伸しており、シカゴCME日経先物は昨日の大証比で下げています。為替を取るか、米国株を取るのかで変わって来ますが、取り合えず為替の影響の少ない銘柄群を手掛ける動きになっているようで、新興市場株などがその対象のようです。日経平均株価は心理的な節目である2万3500円近辺を維持できるのかがポイントになりそうです。
●6535 アイモバイル
広告配信ネットワーク大手。アフィリエイト・動画・インフィード広告、ふるさと納税事業が成長。12月8日発表18年7月期第1四半期の連結業績は、売上高は45.85億円(前年同期比30.5%増)、営業利益は5.61億(同3.9%減)、経常利益は5.69億円(同0.3%減)、純利益は3.59億円(同2.6%減)となった。当第1四半期は、代理店事業、動画広告事業「maio」及びふるさと納税事業「ふるなび」の売上高が拡大したことが寄与。一方、売上原価率の上昇、業容拡大等のための体制強化に伴う人員増加及びふるさと納税事業「ふるなび」、通販事業に係る広告宣伝費の増加等により、営業利益・経常利益・純利益は前年同期比を下回った。また、子会社である求人メディア事業の株式会社オープンキャリアは、17年9月1日付で株式会社ネットマーケティングの「Switch」事業を吸収分割により承継したことに伴い重要性が増したため、当第1四半期より連結の範囲に含めている。
●3479 ティーケーピー
貸会議室の運営大手。遊休不動産の一括借り上げ、小分け活用に特徴。宴会場、ホテルにも展開。17年3月27日に東証マザーズに上場時に開示した 18年2月期の連結業績予想を1月24日に上方修正している。売上高は前回発表の268.39億円から今回283.80億円(増減率5.7%増)(前期29.1%増)、営業利益は前回32.71億円から今回33.02億円(同0.9%増)(同22.5%増)、経常利益は前回30.21億円から今回30.30億円(同0.3%増)(同18.7%増)、純利益は前回17.05億円から今回20.00億円(同17.2%増)(同47.9%増)としている。連結業績予想の修正理由については、高価格帯の会議室として、新築・築浅のランドマークなオフィスビルの高機能性とロケーションを活かした「TKPガーデンシティPEREMIAMシティ」、「TKPガーデンシティ」の積極的な出店により、会議・研修だけでなく、多目的な利用用途の取り込みを推進したこと、また株式会社メジャースを子会社化し、高付加価値なイベントプロデュース事業にも参入したことが奏功し、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも当初発表予想を上回る数値に修正している。
●2706 ブロッコリー
ゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズをPSP向けに展開。関連CDなど物販も。10月13日発表18年2月第2四半期の業績は、売上高は22.52億円(前年同期比19.1%減)、営業利益は0.85億(同76.7%減)、経常利益は0.99億円(同73.4%減)、純利益は0.64億円(同73.0%減)となった。主力の『うた☆プリ』関連で、KLabと共同開発したスマホ向けリズムアクションゲーム『うた☆プリShining Live(シャニライ)』を17年8月28日に開始、上期業績には貢献していない。前年同期は夏場に開催したイベントでグッズ販売が好調だったが、今18年2月期は9月に開催した7周年イベントでのグッズ販売が主軸だったため、物販が減少。CD、ゲームも低調に推移し大幅減益となった。
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こだわりレーティング |
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01月25日(木)分
3086 |
Jフロント |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
1850円→2130円 |
3479 |
TKP |
SMBC日興 |
1継続 |
3160円→5160円 |
4324 |
電通 |
SMBC日興 |
2→1格上げ |
5600円→6400円 |
4519 |
中外製薬 |
野村 |
Buy継続 |
6300円→7000円 |
6136 |
OSG |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2700円→3200円 |
6594 |
日本電産 |
UBS |
Buy継続 |
17000円→21000円 |
6954 |
日本電産 |
メリル |
買い継続 |
17600円→20000円 |
7731 |
ニコン |
GS |
買い継続(CL削除) |
2400円 |
8001 |
伊藤忠商事 |
ドイツ |
Buy継続 |
2280円→2305円 |
8058 |
三菱商事 |
ドイツ |
Buy継続 |
3625円→3643円 |
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