 |
|
平成30年01月31日(水)
1月30日現在海外相場 |
NYダウ |
26076ドル |
−362ドル |
ナスダック指数 |
7402P |
−64P |
CME日経先物 |
23200円 |
−60円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
|
本日のこだわり相場感
|
|
◎米国株大幅安
NYダウが大幅に下げています。30日の米国株式市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めに動く中、日銀と欧州中央銀行(ECB)も量的緩和を縮小するのではないかとの思惑から、米長期金利が上昇傾向あるなど、世界的な長期金利の上昇に対する警戒感が強く、一気に売り優勢となっています。金利上昇以外でもアマゾン・ドット・コム、JPモルガン・チェース、バークシャー・ハサウェイが米国内の各社従業員の医療費を削減するため、ヘルスケア事業会社を共同で設立すると発表。この報を受けて、CVSヘルス、ユナイテッドヘルス・グループ、エトナ、メットライフ、シグナなどの大手医療保険関連銘柄が大幅安となったことも相場を下押しする材料となったようです。
好材料も出たのですが、この地合いでは悪材料に反応し易い動きとなったようです。NYダウは一時400ドルを超える下げ幅、投資家のリスク回避姿勢が強またと言うことのようです。前日の29日もNYダウは177ドル安となっていましたから、週明けで米国株の動きも一変した感じです。先週までは連日で高値を更新していた訳で、米国内でも多くの投資家が先高観を強く意識する動きでしたが、この金利上昇が切っ掛けになり、一気のその動きが萎んでしまった感じです。
その金利上昇ですが、先週までは好景気のなかで低金利が続いて株高を支える「適温相場」と言う見方が支配的でしたが、この動きに変化の兆しを感じとった向きが多くなったと言うことになります。米インフレ期待の高まりで米長期金利が足元で急上昇している訳で、29日の欧米市場では欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めを巡る思惑から欧州債が売られ、米債売りにつながり、米10年物国債利回りは一時2.7%台と、2014年4月以来およそ3年9カ月ぶりの高水準をつけています。日本の金利上昇にも繋がるとの見方も出ているようですし、更に悪いことには、日本株にとっては為替相場での円高と言うことになります。
通常ですと米金利上昇でドルが買われ、円が売られるのですが、今回は日欧の金融正常化が早まるとの観測が強まり、ドルが円やユーロに対して売られやすくなっていることで、ドル売りが起点となっているようです。それ恵以外にも、米国の保護主義懸念や投機筋を中心にドル売りに傾いているとの観測もあるようで、需給面でもドル売りが強まっているのかも知れません。
と言うことで本日もこの米国株の大幅安を受けて、日本株も売り優勢の展開になる訳ですが、30日の日経平均株価は2万3291円、同日のシカゴCME日経先物は2万3200円前後で推移しています。100円程度下げる格好ですが、為替は相場全体の地合い次第ではもう少し下値を見るかも知れません。一部悪い観測ですが、国内機関投資家が、米長期金利の上昇で損失が発生した米国債を売却し、その穴埋めとして日本株の利益確定売りに動いているとの観測も出ているとの記事も出ているようで、悪循環の売りが出る可能性には注意した方が良いかも知れません。まずは状況を見極めることになりそうです。
●3457 ハウスドゥ
不動産仲介で創業。加盟店にノウハウ提供するフランチャイズ事業が利益の柱。首都圏を開拓。11月6日発表18年6月期第1四半期の連結業績は、売上高は46.59億円(前年同期比15.5%増)、営業利益は4.36億(同80.9%増)、経常利益は3.98億円(同90.6%増)、純利益は2.54億円(同77.8%増)となった。19年6月期を最終年度とする中期経営計画において、事業ポートフォリオのストック事業の比率向上による持続的な成長を掲げ、フランチャイズ事業におけるフランチャイズ加盟店舗数の拡大、ハウス・リースバック事業における収益不動産購入、不動産金融事業による不動産担保融資を強化。また、不動産売買事業における直営店エリアを中心とした販売用不動産の仕入強化、不動産売買仲介事業を基盤に、仲介・買取・リフォームの三位一体のスキームで事業シナジーを効かせた「住まいのワンストップサービス」を継続。
●3696 セレス
『モッピー』『モバトク』などスマホ向けポイントサイトを運営。求人メディアも。広告収入が柱。17年11月10日に公表した17年12月通期の連結業績を18年1月26日に上方修正している。売上高は前回発表の51.00億円から今回54.00億円(増減率5.9%増)(前期比44.9%増)、営業利益は前回9.00億円から今回9.50億円(同5.6%増)(同70.5%増)、経常利益は前回8.95億円から今回9.55億円(同6.7%増)(同92.1%増)、純利益は前回5.00億円から今回6.42億円(同28.5%増)(同133.4%増)としている。ポイントメディア事業において、主力のスマートフォン向けポイントサイト「モッピー」の会員数が堅調に伸長、アフィリエイト広告の売上高も順調に推移。また、コンテンツメディア事業でも、新規メディアの売上高が想定以上に立ち上がってきている。特に、ポイントサイト運営で培った強みを生かした成功報酬型広告ビジネスモデルとして、採用課金型アルバイト求人サイトを展開。一方で、ポイントサイトで同社の発行するポイントは一種の仮想通貨であると定義、グローバルな仮想通貨であるビットコインやブロックチェーン技術とは非常に親和性が高いと考え、仮想通貨関連事業へ積極的な事業展開を行っている。
●6533 Orchestra Holdings
企業向けデジタルマーケが柱。ユーザー属性に応じた企画・運用に強み。個人向け事業も育成中。11月14日発表17年12月期第3四半期の連結業績は、売上高は43.43億円(前年同期比22.1%増)、営業利益は2.53億(同13.5%増)、経常利益は2.51億円(同15.2%増)、純利益は1.64億円(同13.7%増)となった。デジタルマーケティング事業では、インターネット広告市場が堅調に伸長する環境のもと、主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移し、取扱高が拡大。ライフテクノロジー事業では、「チャットで話せる占いアプリ−ウラーラ」、恋愛相談に特化したチャットアプリである「コイウラ」において、引き続き新規ユーザー獲得のためのプロモーション施策を講じるとともに、収益拡大に向けた取組みを推進。ソリューション事業では当第3四半期より、新たにソリューション事業を開始し、各種ゲーム、ツール系アプリ開発、その他各種WEBシステム開発等を行っている。
|
|
こだわりレーティング |
|
01月30日(火)分
2413 |
エムスリー |
大和 |
1継続 |
4080円→4300円 |
3086 |
Jフロント |
大和 |
1継続 |
2350円→2550円 |
3101 |
東洋紡 |
マッコーリー |
新規OP |
2550円 |
3436 |
SUMCO |
野村 |
Buy継続 |
3075円→3630円 |
4206 |
アイカ工業 |
野村 |
Buy継続 |
4400円→4640円 |
4519 |
中外製薬 |
メリル |
買い継続 |
6300円→6800円 |
4523 |
エーザイ |
メリル |
買い継続 |
8000円→8350円 |
4528 |
小野薬品工業 |
メリル |
買い継続 |
3000円→3100円 |
4587 |
ペプチドリーム |
CS |
Neutral→OP格上げ |
3400円→5500円 |
4592 |
サンバイオ |
野村 |
Buy継続 |
3700円→4800円 |
4875 |
メディシノバインク |
CS |
OP継続 |
900円→1200円 |
4917 |
マンダム |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
3500円→4350円 |
6305 |
日立建機 |
野村 |
Buy継続 |
4500円→5400円 |
6305 |
日立建機 |
モルガンS |
Overweight継続 |
3400円→5400円 |
6723 |
ルネサスエレク |
CS |
新規OP |
1710円 |
6999 |
KOA |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2500円→3000円 |
7276 |
小糸製作所 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
8600円→8800円 |
7453 |
良品計画 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
35000円→38000円 |
7532 |
ドンキホーテ |
みずほ |
買い継続 |
5600円→7400円 |
8060 |
キャノンMJ |
野村 |
Buy継続 |
3635円→3723円 |
8601 |
大和証券G |
ドイツ |
Hold継続 |
730円→790円 |
8604 |
野村HD |
ドイツ |
Hold継続 |
730円→790円 |
8616 |
東海東京FHD |
ドイツ |
Hold継続 |
700円→760円 |
9058 |
トランコム |
野村 |
Buy継続 |
7400円→9500円 |
9436 |
沖縄セルラー |
野村 |
Buy継続 |
4710円→4970円 |
9697 |
カプコン |
GS |
買い継続 |
4300円→4600円 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|