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平成30年02月08日(木)
2月7日現在海外相場 |
NYダウ |
24893ドル |
−19ドル |
ナスダック指数 |
7051P |
−63P |
CME日経先物 |
21860円 |
+250円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎波乱の展開から・・
今週明けての波乱相場も、漸く落ち着きを取り戻しつつあるようです。ただ依然として値動きの荒い展開が続くのではないかと言った不安心理が投資家の間では強いようで、将来の変動率の大きさを示す米VIXが急上昇した事がまだ尾を引いているようです。
VIX指数は恐怖指数とも言われ、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数を指します。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされ、通常は10から20の間で推移しています。それが今週に入り50を超えており、先行きの変動幅の大きさに対する不安が強まった訳です。
尤も7日にはこのVIX指数も低下したのですが、これが一旦40を超える暫くは波乱の展開が続く可能性が高いと言う経験則があるようです。実際にVIXが不安心理を測る目安とされる20を下回らない限り、機関投資家による本格的な押し目買いは見込みづらいとの見方もあるようで、もう暫くは上下幅の大きな展開が続く事を想定する投資家は多いようです。
ただ、過去の暴落相場と比べて今回の下げについて、多くの市場関係者はそれほど悲観的に見ていないようです。と言うのも米株式相場を急落させたのは、定量分析を用いる「クオンツ取引」のアルゴリズムや売りプログラムなどの「機械」が犯人とする見方が市場関係者らの間で浮上しているようです。明確な判断材料が無い中で、機械が判断した売りによる、「フラッシュクラッシュ(瞬間暴落)」と呼ぶものだそうです。
フラッシュクラッシュとは数分間で株価が1000ドル近く急落する現象で、この上で「買い手不在が相場急落の原因」との見方を示しています。と言う事で、金利上昇懸念はあるものの、それ以外の明確な売り材料が無い中での下げであるから故に、下げも一時的だと言うのがどちらかと言えば楽観主義者の見方となっています。これが正しい見方かどうかは分かりませんが、それでも連日で下げ続けると言う最悪の事態は回避されそうですから、その点では後は落ち着きどころを探る動きと言うことになりそうです。
と言うことで日本株も米国株の動きを睨みながらの展開と言うことで、目先変動率の高い動きに終始する可能性が高いのかも知れません。まあそれでも下値日経平均株価の200日移動平均線2万1000円水準で目先は固まった感は強いようで、波乱の中でも徐々に落ち着きを取り戻し、まずは個別株を中心に好材料が出た銘柄を物色する展開と言うことになりそうです。
●5331 ノリタケカンパニーリミテド
森村グループ中核。世界的な高級陶磁器食器メーカー。研削砥石トップ。セラミック原料等も。17年9月29日に公表した18年3月通期の連結業績を18年2月6日に修正している。売上高は前回発表の1140.00億円から今回1170.00億円(増減率2.6%増)(前期比7.5%増)、営業利益は前回40.00億円から今回48.00億円(同20.0%増)(同53.9%増)、経常利益は前回56.00億円から今回65.00億円(同16.1%増)(同33.7%増)、純利益は前回150.00億円から今回130.00億円(同13.3%減)(同216.5%増)としている。当第3四半期の実績で、売上高、営業利益、経常利益とも想定を上回っていること、また当期純利益についても、当期に予定していた固定資産の譲渡が一部次年度に延期になったことを受けて、17年9月29日に公表した通期業績予想を修正した。
●8111 ゴールドウイン
スポーツウエア中堅。アウトドア『ザ・ノース・フェイス(TNF)』などマルチブランドに強み。17年11月7日に公表した18年3月通期の連結業績を18年2月6日に修正している。売上高は前回発表の663.00億円から今回690.00億円(増減率4.1%増)(前期比13.3%増)、営業利益は前回50.00億円から今回62.00億円(同24.0%増)(同58.6%増)、経常利益は前回56.00億円から今回69.00億円(同23.2%増)(同50.7%増)、純利益は前回39.00億円から今回47.00億円(同20.5%増)(同37.2%増)としている。又、18年3月期の業績予想が前回予想を上回る見通しとなったことに伴い、当期の配当予想を前回予想の1株当たり75円から10円増配し、1株当たり85円に修正している。
●8154 加賀電子
独立系の電子部品商社。受託製造のEMS等併営。UKCホールディングスとの統合計画解消。17年11月8日に公表した18年3月通期の連結業績を18年2月6日に修正している。売上高は前回発表の2320.00億円から今回2320.00億円(増減率0%増)(前期比2.1%増)、営業利益は前回75.00億円から今回80.00億円(同6.7%増)(同16.3%増)、経常利益は前回82.00億円から今回87.00億円(同6.1%増)(同18.5%増)、純利益は前回63.00億円から今回64.50億円(同2.4%増)(同7.5%減)としている。又、18年3月期の業績予想が前回予想を上回る見通しとなったことに伴い、期初予想の1株当たり35円に特別配当金5円を加え1株当たり40円に増額修正する。これにより、中間配当金1株当たり30円と合わせた年間配当金は、前期より10円増配の70円となる予定。当第3四半期の連結業績では遊技機器関連市場が依然低調な状況にあるものの、主力事業である電子機器向けEMSビジネスや半導体・電子部品の販売、および住宅向け関連商材等の販売が好調に推移した。
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こだわりレーティング |
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02月07日(水)分
3436 |
SUMCO |
野村 |
Buy継続 |
3630円→3635円 |
3938 |
LINE |
ドイツ |
Buy継続 |
4800円→5900円 |
4095 |
日本パーカライジング |
BNPパリバ |
BUY継続 |
1900円→2200円 |
4452 |
花王 |
野村 |
Buy継続 |
8020円→9020円 |
4536 |
参天製薬 |
GS |
買い継続 |
2250円→2300円 |
6146 |
ディスコ |
野村 |
Buy継続 |
31603円→32359円 |
6146 |
ディスコ |
CLSA |
OP→BUY格上げ |
29500円 |
6999 |
KOA |
SMBC日興 |
1継続 |
3100円→3700円 |
7012 |
川崎重工業 |
野村 |
Buy継続 |
4800円→5200円 |
7164 |
全国保証 |
大和 |
1継続 |
5450円→5550円 |
7203 |
トヨタ自動車 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
8300円→10000円 |
7532 |
ドンキホーテ |
GS |
買い継続 |
5200円→6600円 |
7864 |
フジシール |
SMBC日興 |
1継続 |
3520円→6400円 |
8002 |
丸紅 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
850円→920円 |
8031 |
三井物産 |
野村 |
Buy継続 |
2320円→2630円 |
8036 |
日立ハイテク |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5800円→5900円 |
8058 |
三菱商事 |
ドイツ |
Buy継続 |
3643円→3670円 |
8242 |
H2Oリテイリング |
大和 |
1継続 |
2500円→2650円 |
8750 |
第一生命 |
野村 |
Buy継続 |
2700円→3100円 |
8795 |
T&DHD |
野村 |
Buy継続 |
2000円→2380円 |
9766 |
コナミ |
大和 |
1継続 |
6660円→6640円 |
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