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平成30年02月15日(木)
2月14日現在海外相場 |
NYダウ |
24893ドル |
+253ドル |
ナスダック指数 |
7143P |
+130P |
CME日経先物 |
21500円 |
+320円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎200日線を意識
為替市場では引き続き円高の動きとなっています。一時1ドル107円台割れまで円高ドル安の動きとなった14日の東京市場から更に海外市場に移行しても、その流れは止まらず、直近で再度107円台割れ、106円70銭近辺まで円高に振れています。
円高が日本株売りの材料になるのは今に始まったことではないのですが、今年に入った1月の相場では1ドル110円程度までの円高は殆ど無視される状況でしたが1月後半から2月直近に掛けての110円台割れ水準の動きは日本株売りに素直に繋がっています。米国金利上昇でもドル売り円買いの流れは続いた訳で、安全資産へのシフトと言う流れが嫌気された格好です。
勿論、円高だけではなく、米国株安も日本株売りの材料となりましたが、足元で米国株相場が一応安定してつつある中で、目先の円高を日本株市場がどのように受け止めるのかと言うことになります。足元で米国株の売りに繋がったと言われる投資家心理を測る指標とされ、別名「恐怖指数」と呼ばれる米株の変動性指数(VIX)が低下していると報じられています。
米東部時間の14日11時前、前日比22%低い19.58を付けています。20を超えると不安心理が高まった状態とされ、米株式相場は13日まで3日続伸、14日も底堅く推移しており、ひとまず相場急落への警戒感が後退したとの見方が出ているようです。これで安心できるのかどうかは別にしても、変動率を示すこのような指標が低下している事は、相場の先行きに対して少なくとも米国内ではやや安心感が出ていると見て良いのかも知れません。後は為替だけと言うことになりますが、
107円台から更に一段の円高になるのかどうかは見極める必要がありますが、ただ日経平均株価の200日移動平均線である2万1000円近辺での下値が固いとする見方は市場内ではそれなりに多いようですから、2万1000円割れ水準での買い意向はそれなりに強いと言うことになりそうです。勿論、為替次第では下抜ける可能性はあるだけに、安易に楽観視も出来ませんが、それでも日本経済や企業業績の動向を見る限りでは、確かに下値を買っても大丈夫、と言うことになりそうです。
●1435 インベスターズクラウド
アパート経営プラットフォーム『TATERU』をWeb展開。常時130件超の土地情報保有。17年7月31日に公表した17年12月通期の連結業績を18年2月13日に上方修正している。売上高は前回発表の548.40億円から今回670.16億円(増減率22.2%増)(前期比76.8%増)、営業利益は前回54.60億円から今回58.98億円(同8.0%増)(同55.0%増)、経常利益は前回54.00億円から今回58.63億円(同8.6%増)(同54.2%増)、純利益は前回35.30億円から今回39.95億円(同13.2%増)(同69.7%増)としている。主要な事業であるTATERU Apartment 事業において、機能強化や知名度の向上を図ることで、会員数の増加と成約率の維持・向上を推進した結果、当事業年度下半期における受注棟数が当初の想定どおり推移したことに加えて、アパート受注単価が想定を上回る水準で推移した。TATERU Apartment 事業において、当事業年度の売上高が、予想を上回る結果となった。
●7717 ブイ・テクノロジー
液晶ディスプレー、有機ELディスプレー等の製造・検査関連装置が主力。ファブレスメーカー。17年11月10日に公表した18年3月通期の連結業績を18年2月14日に修正している。売上高は前回発表の700.00億円から今回660.00億円(増減率5.7%減)(前期比45.4%増)、営業利益は前回100.00億円から今回120.00億円(同20.0%増)(同121.6%増)、経常利益は前回98.00億円から今回119.00億円(同21.4%増)(同120.1%増)、純利益は前回49.00億円から今回74.00億円(同51.0%増)(同163.0%増)としている。一部の装置の納品が翌期へ延伸となり、売上高について見通し額を修正した。また、徹底した原価削減及び税金費用の減少等により、営業利益、経常利益、当期純利益を修正した。
●4921 ファンケル
通販主力の無添加化粧品メーカー。サプリや健康食品も展開。海外は中国、香港、北米が中心。16年4月27日に公表した18年3月通期の連結業績を18年1月30日に上方修正している。売上高は前回発表の1050.00億円から今回1075.00億円(増減率2.4%増)(前期比11.6%増)、営業利益は前回60.00億円から今回77.00億円(同28.3%増)(同243.1%増)、経常利益は前回61.00億円から今回78.50億円(同28.7%増)(同229.1%増)、純利益は前回40.00億円から今回54.00億円(同35.0%増)(同4.9%増)としている。売上高は、ファンケル化粧品やアテニアが好調なことに加え、インバウンド需要が想定を上回って推移。各利益についても、第4四半期に来期を見据え追加的に広告投資を実施するものの、増収効果により前回予想を上回る見通し。
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こだわりレーティング |
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02月14日(水)分
2607 |
不二製油 |
みずほ |
買い継続 |
3770円→3850円 |
2871 |
ニチレイ |
みずほ |
買い継続 |
3670円→3730円 |
4151 |
協和醗酵キリン |
UBS |
Buy継続 |
2550円→2600円 |
4555 |
沢井製薬 |
GS |
買い継続 |
6400円→6500円 |
4593 |
ヘリオス |
野村 |
Buy継続 |
2700円→2900円 |
5301 |
東海カーボン |
GS |
買い継続 |
1850円→2000円 |
5631 |
日本製鋼所 |
CLSA |
OP→BUY格上げ |
3900円 |
6425 |
ユニバーサル |
ドイツ |
Buy継続 |
5700円→6100円 |
6976 |
太陽誘電 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2200円→2400円 |
7164 |
全国保証 |
ドイツ |
Buy継続 |
5300円→5500円 |
7735 |
スクリーンHD |
JPモルガン |
Neutral→Overweight格上げ |
9500円→11000円 |
7817 |
パラマウントベッドHD |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5780円→6020円 |
8174 |
日本ガス |
JPモルガン |
Overweight継続 |
4600円→5300円 |
9065 |
山九 |
野村 |
Buy継続 |
5400円→6000円 |
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