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平成30年02月20日(火)
2月16日現在海外相場(2月19日は休場) |
NYダウ |
25219ドル |
+19ドル |
ナスダック指数 |
7239P |
−16P |
CME日経先物 |
21875円 |
+135円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎戻り売り圧力をこなす
個人投資家の下値を買う動きに加えて、先物の買戻しが入ったことで、日経平均株価を2万2千円台を回復しています。日経の解説に寄りますと、この上昇の一因は、一部の海外短期筋による株価指数先物への買い戻しとみられ、日経平均が1071円急落した6日以降に先物売りを膨らませた投資家の「平均売りコスト」を、足元の相場が明確に上回ったことが買い戻しを誘発したとの見方です。
売りコストを上回ると言うことで、この時点で売りポジションをロスカットしたと言うことになります。2万1000円と言う200日移動平均線で下値が固まり、円高の流れでも下値が堅い動きを見た売り方が買い戻しを入れたと言うのが実情のようです。実際にこの200日線以下の水準では個人投資家の買いも入ったようですから、割安感を意識した買いが先物の買い戻しを誘発したと言うことになります。
これも日経の記事からになりますが、今期の業績予想をもとにした日経平均採用銘柄の1株利益は1670円程度と過去最高の水準で、PERは13倍程度になるとの見方で、このPERが低いほど割安感が強くなり、12年に始まった安倍政権下では14〜16倍で推移してきています。ちなみにNYダウは17倍程度です。この日本株の割安感に着目したのが個人投資家だと言うことのようです。円高に振れていますから、企業業績についても今後修正される可能性があるのですが、それにしてもPER13倍台と言うのは確かに割安感が出ていると言えそうです。
そして為替相場については目先で1ドル106円台半ばの水準です。106円台割れまで円高に振れた後、引き続き円安に戻す動きは弱いようですから、米国市場の動向次第では円高に振れ易い地合いになっていると言えます。ただ、この円高に振れないと言う前提に立てば、米国株の堅調や国内企業業績の好調などから、引き続き投資家の下値買い意向は強いと言えます。日経平均株価の2万2000円台での戻り売り圧力は強く、大きく下振れした2月6、7日の高値水準での2万2300円近辺での戻り待ちの売りが厚いとの見方です。その上の75日線や25日線の2万2800円水準までの戻りの為には円安への回帰が必要になりそうです。
●3662 エイチーム
従来型携帯電話向け公式サイトの運営で成長。現在はスマホゲームと比較情報サイト運営が柱。17年9月8日に公表した18年7月期第2四半期の連結業績を18年2月16日に修正している。売上高は前回発表の185.00億円から今回180.00億円(増減率2.7%減)、営業利益は前回13.50億円から今回20.00億円(同48.1%増)、経常利益は前回13.50億円から今回20.00億円(同48.1%増)、純利益は前回9.00億円から今回13.30億円(同47.8%増)としている。売上高では、主にエンターテインメント事業におけるゲームアプリが予想を下回る推移となり、上期計画やや未達となる見込み。一方で、営業利益は、主にライフスタイルサポート事業における利用者数の増加による利益寄与に加え、広告の効率運用等により、期初の上期計画を大幅に上回る着地となる見込み。経常利益は、営業外収益・費用の影響は軽微であると見込んでおり、当期純利益は、当第1四半期の実績に基づき、見込数値を算出。
●3966 ユーザベース
ビジネスデータの「SPEEDA」とSNS型ニュースの「NewsPicks」運営。アジアを強化。2月13日発表17年12月通期の連結業績は、売上高は45.65億円(前期比48.2%増)、営業利益は5.45億(同117.5%増)、経常利益は5.18億円(同130.0%増)、純利益は4.38億円(同63.8%増)となった。「SPEEDA」事業では、既存顧客による契約ID数の追加及び事業会社による新規導入を中心に国内外において販売は堅調に推移。また、子会社となった株式会社ジャパンベンチャーリサーチが提供する日本最大級のベンチャーデータベース「entrepedia(アントレペディア)」、子会社として設立した株式会社FORCAS(フォーカス)が提供するB2Bマーケティングエンジン「FORCAS(フォーカス)」の各サービス提供も堅調に推移。又、「NewsPicks」事業では、サービスの知名度の向上、コンテンツの強化により、会員ユーザー数、有料課金ユーザー数共に順調に増加。また当連結会計年度に開始した「NewsPicksアカデミア」サービスが好評を博し、アカデミア会員数も順調に増加、有料課金売上が大きく増加。更に、スマートフォン向けの広告サービスに対する需要も高まっており、広告売上につきましても堅調に増加。「NewsPicks」の平成29年12月末の会員ユーザー数は2,908千人、有料課金ユーザー数は56,135人。
●4577 ダイト
医薬品の原薬製造販売や、製剤の製造受託が主力。ジェネリック(後発医薬品)メーカー向け強い。1月12日発表18年5月期第2四半期の連結業績は、売上高は204.54億円(前年同期比6.4%増)、営業利益は22.65億(同6.5%増)、経常利益は23.04億円(同10.6%増)、純利益は15.87億円(同11.5%増)となった。平成26年12月に竣工した高薬理活性製剤工場(第七製剤棟)の本格稼動に続き、高薬理活性原薬及び製剤の開発と分析及び治験薬等少量製品の生産を行う「高薬理R&Dセンター」が平成29年6月に竣工。また、平成29年10月に本社工場敷地内での「第八製剤棟」の建設に着手、平成30年12月竣工の予定。原薬では、消化性潰瘍剤原薬及び血圧降下剤原薬等の一部のジェネリック医薬品向け原薬の販売が堅調に推移、ただ全体的に医療現場での薬剤使用の適正化の影響と大型品目を中心としたAG(オーソライズドジェネリック)の登場により厳しい状況で推移。製剤では、医療用医薬品において自社開発ジェネリック医薬品の販売増加、新薬や新規長期収載品目
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こだわりレーティング |
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02月19日(月)分
2181 |
パーソルHD |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3100円→3400円 |
2413 |
エムスリー |
モルガンS |
Overweight継続 |
4500円→4800円 |
3397 |
トリドール |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
4000円→4100円 |
4208 |
宇部興産 |
UBS |
Buy継続 |
3900円→4000円 |
4680 |
ラウンドワン |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2370円→3070円 |
4704 |
トレンドマイクロ |
大和 |
2→1格上げ |
6880円→7200円 |
4849 |
エンジャパン |
SMBC日興 |
1継続 |
6000円→6300円 |
5713 |
住友金属鉱山 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5380円→5690円 |
6366 |
千代田化工 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
1000円→1240円 |
6407 |
CKD |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3100円→3500円 |
6504 |
富士電機 |
SMBC日興 |
1継続 |
950円→970円 |
7267 |
ホンダ |
みずほ |
買い継続 |
4400円→4500円 |
7735 |
スクリーンHD |
みずほ |
買い継続 |
13500円→14000円 |
7974 |
任天堂 |
みずほ |
買い継続 |
60000円→65000円 |
8058 |
三菱商事 |
UBS |
Buy継続 |
3750円→4000円 |
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