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平成30年02月22日(木)
2月21日現在海外相場 |
NYダウ |
24797ドル |
−166ドル |
ナスダック指数 |
7218P |
−16P |
CME日経先物 |
21805円 |
−165円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎不安定な動き
米国株が反発しています。連休明けの20日にNYダウが200ドルを超す下げとなった翌日の21日、逆に今度は200ドルを超す上げとなっています。(終値は下げていますが)先週15日に300ドル超の上げ、14日に200ドル超の上げ、そして先週初めの12日には400ドル、その前の週末の9日には300ドルを超える上げとなりました。
この2月の第二週にあの記憶に新しい5日と8日のNYダウの1000ドルを超える下げに対する反動高と言う見方なのですが、1月26日にNYダウの高値26616ドルを付けた後のこの上下大波乱となり、変動指数が大きく上下に振れ、このVIXの変動からの売りが加速し、更に相場の変動幅を大きくした訳です。
足元でVIX指数が20を超えると先行きに対する不安が高まると言う見方ですが、一時20を下回り落ち着いたかに見えたのですが、直近で再度20を超えて来ています。流石にこれだけ上下に振らされると、投資家の不安心理も高まると言うことになるのかも知れません。と言うことで21日は取引終了1時間前までNYダウは300ドル高だったものが、終了に掛けて急落、マイナス圏まで下げています。
景気見通しの上方修正にも触れた米FOMC議事録の公表があったことで、米長期金利上昇が強まり、米10年債利回りは2.95%付近へ上昇しています。3%の大台を意識した投資家の不安心理が強まった格好で米国株の売りに繋がったようです。結局金利次第と言うことなのですが、米10年債利回りが3%と言う大台に戻すとなると、米国株もドラスティックな動きになる可能性が高いのかも知れません。
一方で米金利が上昇したことで、日米の金利差を意識したドル買い円売りが強まったことで、ドル円相場は1ドル117円90銭近辺まで円安に戻しています。円安が日本株高に繋がらない状況とも言えますが、それでもシカゴCME日経先物が2万2000円台に戻しています。(終値では下げていますが)。この2万2000円台を上抜けてどんどん上値を目指すと言う状況でもない訳で、増してや米国株の先行きに不透明感が出ているだけに、日本株としても神経質な動きにならざるを得ないと言うことになります。不安定な相場付が日本株に影響すると言うことで言えば、日経平均株価も2万2000円台を頭に上値の重い展開になりそうです。
●7744 ノーリツ鋼機
業務用写真プリンタ事業を16年2月、投資ファンドに譲渡。医療やシニア軸に事業再構築。2月8日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上収益は414.89億円(前年同期比11.1%増)、営業利益は42.37億(同28.3%増)、税引前利益は45.93億円(同47.6%増)、四半期利益は27.70億円(同156.4%増)となった。ものづくり分野ではテイボー株式会社の、主としてペン先部材の生産・販売事業において、国内及び海外向け売上がともに堅調に推移したこと、ヘルスケア分野では、既存事業の成長に加え前第1四半期連結会計期間に実施した買収が寄与したこと等により、増収増益となった。また、その他の分野についても堅調に推移した。なお、前連結会計年度において、同社グループが保有するNKプロパティ合同会社の全持分を譲渡した。
●4587 ペプチドリーム
基盤技術PDPSで特殊環状ペプチド医薬品候補を大手製薬と創製、技術供与。自社創薬も。直近の17年6月期は最高益を更新、7期連続で最終黒字を計上。新薬の候補物質を短期間で探索できるのが強み。18年6月期業績予想では売上高が70億円以上、営業利益が29億円以上、経常利益が31億円以上、そして純利益が21億円以上と予想している。PDPSを活用した3つの事業戦略を推進することで17年7月の新本社・新研究所稼働に伴う諸費用を吸収し増収・増益を見込んでいる。PDPSは同社独自の創薬プラットフォームシステムでこれを活用した3つの事業戦略を推進している。17年11月8日に18年6月第1四半期決算を発表したが、前年同期比較での赤字転落となっている。一過性の費用が約5億円が発生しており、みずほ証券では赤字転落要因での株価下落は買い場と考えている。又、パイプラインの進捗の開示では17年6月末時点と比較し、開発中のプログラムが60本から68本に、リード化合物が23本から24本に増加、前臨床試験対応化合物は8本、臨床候補化合物は3本、Phase1試験は1本で変化はなく想定線。
●3687 フィックスターズ
マルチコアプロセッサーの性能を向上させるソフト開発が主。関連ハードウエア販売に注力中。同社はマルチコア向けソフトウェア高速技術と、ストレージ(データやプログラムを記憶する装置)向け入出力高速化技術を、最新のマルチコア製品へ適用しサポートすることにより、顧客の製品やシステム性能の向上を実現している。2月2日発表18年9月期第1四半期の連結業績は、売上高は11.56億円(前年同期比12.0%増)、営業利益は2.54億円(同104.6%増)、経常利益は2.55億円(同149.9%増)、純利益は1.79億円(同151.2%増)となった。主力のソフトウェア・サービス事業では、マルチコア向けソフトウェア開発サービスにおいて、自動運転関連を対象としたアルゴリズム開発や高速化案件、医療機器やFA機器向けの組込みソフトウェア案件及び金融分野やディープラーニングを対象とした高速化案件等を中心に継続的に受注している。また、ストレージ関連ソフトウェア開発サービスは、半導体メーカー向けソフトウェア開発案件が継続。
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こだわりレーティング |
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02月21日(水)分
2267 |
ヤクルト |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
8500円→9600円 |
3923 |
ラクス |
野村 |
Buy継続 |
3500円→3820円 |
4182 |
三菱ガス |
みずほ |
中立→買い格上げ |
3300円→3400円 |
4205 |
日本ゼオン |
ジェフリーズ |
Hold→Buy格上げ |
1850円→1950円 |
4452 |
花王 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
8900円→9000円 |
4704 |
トレンドマイクロ |
メリル |
買い継続 |
7000円→7400円 |
5020 |
JXTG |
野村 |
Buy継続 |
780円→980円 |
5301 |
東海カーボン |
GS |
買い継続 |
2000円→2400円 |
5393 |
ニチアス |
大和 |
2→1格上げ |
1800円→1850円 |
5801 |
古河電気工業 |
SMBC日興 |
1継続 |
6700円→6760円 |
6256 |
ニューフレア |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
6250円→8100円 |
6407 |
CKD |
みずほ |
買い継続 |
3700円→3900円 |
6471 |
日本精工 |
CLSA |
OP→BUY格上げ |
2100円 |
6472 |
NTN |
CLSA |
UP→BUY格上げ |
570円 |
6586 |
マキタ |
みずほ |
買い継続 |
5300円→5750円 |
6758 |
ソニー |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
6970円→8370円 |
6861 |
キーエンス |
ドイツ |
Buy継続 |
75000円→76000円 |
6861 |
キーエンス |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
73000円→77000円 |
6954 |
ファナック |
ドイツ |
Buy継続 |
31500円→32000円 |
7211 |
三菱自動車 |
ドイツ |
Hold→Buy格上げ |
800円→980円 |
7274 |
ショーワ |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
1350円→1900円 |
7747 |
アサヒインテック |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4475円→5090円 |
7974 |
任天堂 |
メリル |
買い継続 |
65000円→70000円 |
8963 |
INV |
野村 |
Buy継続 |
5.9万円→6.3万円 |
9502 |
中部電力 |
みずほ |
中立→買い格上げ |
1600円→1700円 |
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