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平成30年02月23日(金)
2月22日現在海外相場 |
NYダウ |
24962ドル |
+164ドル |
ナスダック指数 |
7210P |
−8P |
CME日経先物 |
21685円 |
+25円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株反発も円高が・・
米国株が引き続き波乱の動きとなっています。前日の21日には取引時間中にNYダウが300ドル高となったかと思えば、終値は166ドル安。そして翌22日は逆に再度300ドルを超す上げとなっています。この日は流石に取引終了まで強含んで終えていますから、その意味は落ち着いた動きだったようです。この上下乱高下の最大の要因はやはり米金利動向だと言えます。
21日の米債券市場で、金利先高感などを背景に10年債利回りは一段と上昇しました。金利の指標とされる10年債利回りは2.95%と、およそ4年1カ月ぶりの高い水準です。1月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で米連邦準備理事会(FRB)が米景気に対する楽観を強め、物価目標の達成に自信を深めているとわかったことで、FRBが緩やかな利上げを続ける決意を固め、3月利上げはほぼ確実になったとの見方から債券売りが出た格好です。
ロイター通信がCMEグループの金利先物データを基に分析したところ、相場が織り込む3月の利上げ確率は約94%となりましたが、FRBが想定する「年内3回の利上げ」見通しに変更はないとの見方が根強くなっています。米長期金利が3%台に乗せることに対する警戒心は強いようで、仮に3%台に乗せるようですと一時的にしろ再度米国株は乱高下すると言ったような展開が想定されています。
この米国金利の動向で米国株が動く訳ですが、日本株にとってはそれ以上に影響力のある為替市場、円相場がこちらも上下に振れる動きとなっています。米長期金利が3%に接近する動きから日米の金利差を意識したドル買い円売りが強まり、21日には1ドル107円台後半まで円安に戻しています。それがやや米金利動向が落ち着いた途端に逆回転の動きで、直近で1ドル106円台半ばまで円高に戻しています。
今年に入って為替相場の影響をそれほど気にする事はなかったのですが、2月以降は徐々に円相場が企業収益に影響を及ぼすと言う流れになったようです。企業の為替予約の平均レートが1ドル110円を切った水準と言うことですから、これ以上の円高は企業業績に悪影響を及ぼすと言う懸念が強まったことのようです。と言うことで為替も見ないといけませんし、米国株見ないといけない訳で、どうも国内事情よりも全体相場については外部環境の影響を受け易い展開と言うことになりそうです。日経平均株価は上値2万2000円を意識する動きから下値を固める展開と言うことになりそうです。
●3662 エイチーム
従来型携帯電話向け公式サイトの運営で成長。現在はスマホゲームと比較情報サイト運営が柱。17年9月8日に公表した18年7月期第2四半期の連結業績を18年2月16日に修正している。売上高は前回発表の185.00億円から今回180.00億円(増減率2.7%減)、営業利益は前回13.50億円から今回20.00億円(同48.1%増)、経常利益は前回13.50億円から今回20.00億円(同48.1%増)、純利益は前回9.00億円から今回13.30億円(同47.8%増)としている。売上高では、主にエンターテインメント事業におけるゲームアプリが予想を下回る推移となり、上期計画やや未達となる見込み。一方で、営業利益は、主にライフスタイルサポート事業における利用者数の増加による利益寄与に加え、広告の効率運用等により、期初の上期計画を大幅に上回る着地となる見込み。経常利益は、営業外収益・費用の影響は軽微であると見込んでおり、当期純利益は、当第1四半期の実績に基づき、見込数値を算出。
●3923 ラクス
クラウドとIT人材派遣の2本柱。『メールディーラー』が収益柱。『楽楽精算』を育成中。2月14日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は45.47億円(前年同期比26.8%増)、営業利益は8.72億(同23.2%増)、経常利益は8.75億円(同24.4%増)、純利益は6.00億円(同23.9%増)となった。クラウド事業は、マーケティングの強化に加え、営業人員の増員と既存サービスの競争力強化を目的とした機能改善を持続的に行う等の積極的な成長投資を行った。IT人材事業は、企業収益の改善に伴うIT投資の増加や、慢性的なITエンジニア不足を背景に稼働人員数が増加したが、エンジニアの継続的な増員を目的として平均給与を上昇させたことに加え、研修期間のエンジニアが増加したことにより、利益率が低下。
●5393 ニチアス
耐熱技術生かし、プラント向け工事のほか、環境関連など工業製品、自動車部品製造・販売も。2月5日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は1408.70億円(前年同期比8.3%増)、営業利益は150.72億(同5.5%増)、経常利益は156.98億円(同9.6%増)、純利益は106.67億円(同9.8%増)となった。半導体製造装置向け製品の需要が高水準で推移した高機能製品部門と平成28年12月末に子会社が増加した自動車部品部門を中心に売上高が増加した。尚、18年3月通期の連結業績では売上高は1900.00億円(前期比5.3%増)、営業利益は197.00億円(同0.5%増)、経常利益は199.00億円(同0.7%増)、純利益は135.00億円(同0.7%増)を見込む。又、18年3月期末配当は14円を予定、年間配当では28円となり前期比で2円増配となる。
●7747 朝日インテック
産業用から出発、循環器治療のPTCAガイドワイヤへ展開。タイ、ベトナムでほぼ全量生産。2月14日発表18年6月期第2四半期の連結業績は、売上高は254.09億円(前年同期比24.5%増)、営業利益は83.53億(同42.0%増)、経常利益は84.08億円(同35.9%増)、純利益は61.60億円(同45.1%増)となった。TOYOFLEX CEBU CORPORATION(フィリピン・セブ製造工場)に新設したメディカル工場が稼働を開始したことや、樹脂塗装技術を有する日本ケミカルコート株式会社(取得後、非連結子会社)の全株式を取得するなどし、当社グループの強みをさらに盤石化することに努めた。中期経営計画に基づく成長戦略を着実に進めていくことにより、企業価値の拡大を目指す。尚、18年6月通期の連結業績は売上高は474.26億円(前期比11.0%増)、営業利益は121.35億円(同12.4%増)、経常利益は121.70億円(同11.2%増)、純利益は85.99億円(同11.3%増)を見込む。
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こだわりレーティング |
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02月22日(木)分
1435 |
インベスターズクラウド |
SMBC日興 |
1継続 |
2070円→2180円 |
3769 |
GMOPG |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
9500円→11000円 |
3966 |
ユーザベース |
SMBC日興 |
1継続 |
1735円→1860円 |
4205 |
日本ゼオン |
みずほ |
買い継続 |
1700円→1800円 |
4568 |
第一三共 |
JPモルガン |
Neutral→Overweight格上げ |
5000円→6000円 |
5929 |
三和HD |
UBS |
Buy継続 |
1540円→1650円 |
6412 |
平和 |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
1850円→2600円 |
6471 |
日本精工 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2000円→2050円 |
6586 |
マキタ |
野村 |
Buy継続 |
5500円→6000円 |
6754 |
アンリツ |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
1400円→1450円 |
6762 |
TDK |
メリル |
買い継続 |
11500円→12000円 |
7313 |
TSテック |
ジェフリーズ |
新規Buy |
5000円 |
7747 |
アサヒインテック |
野村 |
Buy継続 |
4700円→4900円 |
7956 |
ピジョン |
みずほ |
新規買い |
5200円 |
8830 |
住友不動産 |
SMBC日興 |
1継続 |
4900円→5100円 |
9076 |
セイノーHD |
SMBC日興 |
新規1 |
2200円 |
9401 |
TBSHD |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
2860円→3250円 |
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