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平成30年02月26日(月)
2月23日現在海外相場 |
NYダウ |
25309ドル |
+347ドル |
ナスダック指数 |
7337P |
+127P |
CME日経先物 |
22025円 |
+115円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国金利と米国株と為替
連日の書き出しになるのですが、米国株が先週末大幅に続伸しています。NYダウは木曜日比で347ドル高、2万5300ドル台に戻しています。NYダウの高値が1月26日の2万6616ドルですから、まだ1300ドル程度下の水準ですが、どうも2万5000ドル割れは買いだとするムードが米国市場内では強いようです。
基本的には米国株のここのところの動きを見る限りでは、米国金利動向次第と言うことで、先週、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を受けて10年債利回りが2.95%前後まで上昇していたのですが、その後低下に転じ、週末、節目の2.90%を下回る水準に低下、投資家の間では金利上昇に対する過度の警戒感が後退した事が米国株上昇に繋がったようです。
日本株もほぼこの米国株の動きに合わせる格好で動いている訳で、そして米金利の動向で為替が変動する動きも加わって、日本株は動いていると言えそうです。日経平均株価で言えば下値2万1000円、上値は2万2000円台が目先のゾーンと言うことになるのですが、最近ではどちらかと言えば円相場の影響力の方が強いようですが、いずれにしても、米金利とそれによる米国株と為替の変動が結果的に日本株の居所を決めると言うことになります。
ただ米国金利については意見の分かれるところで、まだ金利上昇への警戒をする必要があると言う見方も強いようです。大和証券では今週水曜日(2/28)にはFRB のパウエル新議長が議長就任後初の議会証言に臨みますが、パウエル氏が景気見通しの引き上げや物価上昇に対する警戒感を背景に利上げペースの加速を示唆すれば、米10年国債利回りが一段と上昇し、米国市場で株安が進む可能性に注意が必要と指摘しています。米10年国債利回りが3%超えるのかどうかに注目する見方も強いようで、仮に一時的にも大台を超えると再度波乱と言う展開になるかも知れません。その点では注意が必要になりそうです。
ただ、それでも日本株には割安感があるとの強い支援材料がありますから、逆に言えば米国株の下げなどで下振れした際には絶好の買い場になりそうです。日経平均の予想PER(株価収益率)は約13倍と割安感が強い訳で、日経平均株価の200日移動平均線である2万1127円に接近する水準では、国内勢の押し目買いが入り易い地合いになるとの見方も強いようです。
●1435 インベスターズクラウド
アパート経営プラットフォーム『TATERU』をWeb展開。常時130件超の土地情報保有。17年7月31日に公表した17年12月通期の連結業績を18年2月13日に上方修正している。売上高は前回発表の548.40億円から今回670.16億円(増減率22.2%増)(前期比76.8%増)、営業利益は前回54.60億円から今回58.98億円(同8.0%増)(同55.0%増)、経常利益は前回54.00億円から今回58.63億円(同8.6%増)(同54.2%増)、純利益は前回35.30億円から今回39.95億円(同13.2%増)(同69.7%増)としている。主要な事業であるTATERU Apartment 事業において、機能強化や知名度の向上を図ることで、会員数の増加と成約率の維持・向上を推進した結果、当事業年度下半期における受注棟数が当初の想定どおり推移したことに加えて、アパート受注単価が想定を上回る水準で推移した。TATERU Apartment 事業において、当事業年度の売上高が、予想を上回る結果となった。又、良好な経済環境において更なる受注の拡大を図るため、戦略的に広告宣伝費の予算枠を増大。また、経営理念である「ネット×リアルで新しいサービスを」推し進めるために、優秀な人材の確保・育成に精力的に取り組んだ。その結果、当事業年度における営業利益率は、予想よりも約1ポイント下回る結果となったが、売上高の増加を受けて営業利益、経常利益、当期純利益は、当初の予想を上回る結果となった。
●3966 ユーザベース
ビジネスデータの「SPEEDA」とSNS型ニュースの「NewsPicks」運営。アジアを強化。2月13日発表17年12月通期の連結業績は、売上高は45.65億円(前期比48.2%増)、営業利益は5.45億(同117.5%増)、経常利益は5.18億円(同130.0%増)、純利益は4.38億円(同63.8%増)となった。「SPEEDA」事業では、既存顧客による契約ID数の追加及び事業会社による新規導入を中心に国内外において販売は堅調に推移。また、子会社となった株式会社ジャパンベンチャーリサーチが提供する日本最大級のベンチャーデータベース「entrepedia(アントレペディア)」、子会社として設立した株式会社FORCAS(フォーカス)が提供するB2Bマーケティングエンジン「FORCAS(フォーカス)」の各サービス提供も堅調に推移。又、「NewsPicks」事業では、サービスの知名度の向上、コンテンツの強化により、会員ユーザー数、有料課金ユーザー数共に順調に増加。また当連結会計年度に開始した「NewsPicksアカデミア」サービスが好評を博し、アカデミア会員数も順調に増加、有料課金売上が大きく増加。更に、スマートフォン向けの広告サービスに対する需要も高まっており、広告売上につきましても堅調に増加。
●7747 朝日インテック
産業用から出発、循環器治療のPTCAガイドワイヤへ展開。タイ、ベトナムでほぼ全量生産。2月14日発表18年6月期第2四半期の連結業績は、売上高は254.09億円(前年同期比24.5%増)、営業利益は83.53億(同42.0%増)、経常利益は84.08億円(同35.9%増)、純利益は61.60億円(同45.1%増)となった。TOYOFLEX CEBU CORPORATION(フィリピン・セブ製造工場)に新設したメディカル工場が稼働を開始したことや、樹脂塗装技術を有する日本ケミカルコート株式会社(取得後、非連結子会社)の全株式を取得するなどし、当社グループの強みをさらに盤石化することに努めた。中期経営計画に基づく成長戦略を着実に進めていくことにより、企業価値の拡大を目指す。尚、18年6月通期の連結業績は売上高は474.26億円(前期比11.0%増)、営業利益は121.35億円(同12.4%増)、経常利益は121.70億円(同11.2%増)、純利益は85.99億円(同11.3%増)を見込む。
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こだわりレーティング |
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02月23日(金)分
2146 |
UTグループ |
野村 |
Buy継続 |
3760円→4280円 |
4151 |
協和醗酵キリン |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2500円→2700円 |
4848 |
フルキャストHD |
野村 |
Buy継続 |
2660円→2990円 |
4921 |
ファンケル |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3200円→4000円 |
6273 |
SMC |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
53000円→54000円 |
6923 |
スタンレー電気 |
ドイツ |
Buy継続 |
4700円→4850円 |
7220 |
武蔵精密工業 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3900円→4300円 |
7269 |
スズキ |
JPモルガン |
Overweight継続 |
7600円→7700円 |
7269 |
スズキ |
みずほ |
買い継続 |
8000円→8100円 |
7270 |
SUBARU |
JPモルガン |
Overweight継続 |
4500円→4600円 |
7276 |
小糸製作所 |
ドイツ |
Buy継続 |
8400円→8550円 |
8985 |
JHR |
野村 |
Buy継続 |
9.6万円→9.7万円 |
9984 |
ソフトバンク |
野村 |
Buy継続 |
12420円→13330円 |
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