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平成30年03月01日(木)
2月28日現在海外相場 |
NYダウ |
25029ドル |
−380ドル |
ナスダック指数 |
7273P |
−57P |
CME日経先物 |
21925円 |
−175円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎3月相場入り
足元で金利動向に微妙に影響される相場が続いています。特に米国ですが、新FRB議長の議会証言があり、ここでの発言が米国株相場にも影響を及ぼしているようです。市場の受け止め方はどちらかと言えばタカ派、即ち金融引き締めに傾いた発言が多いとの見方のようで、これが金利上昇に繋がり、米国株の上値を抑える要因となっているようです。
勿論、米国のみならず日本でも今回日銀総裁の続投が決まった黒田総裁の発言も微妙に為替や日本株に影響を及ぼしているようです。日経に寄りますと、黒田銀総裁の国会での発言で、「現在の強力な金融緩和政策が続くとは思わない」と発言が一部外電を通じて英字で伝わり、株価指数先物に売りが膨らみ、28日の日本株の午後の下げに繋がったとの観測です。「物価目標が達成できたあかつきには」という注釈付きだったのですが、メディアの取り上げ方が、緩和後退に視点を置いたものになったようです。
メディアの報じ方次第で、相場についてもそうですが、世論までも誘導する事が出来る訳ですから、その意味ではメディアサイドの主義主張によっては間違った方向に世の中が向けられると言うことになりかねない訳です。特に報道と言う意味ではテレビや新聞は何かネタがないと記事に出来ませんし、視聴者も見ないし読まない訳ですから、その意味では本音では何か事が起こって欲しいと考えている訳です。勿論、そんな事を億尾にも出しませんが、それでも事が重大であればある程メディアにとっては良い訳です。
と言う事ですから、国会などでもそうで、どうしても与野党の対立構造を煽りたがる部分がある訳です。平和で対立など無い方が良いに決まっているのですが、それでは報道する意味がないと言うことになります。先日某テレビA放送のワイドショーで社員のコメンテーターがメディアは政権に対して常に批判的でないといけないと言ってましたが、政権の正しい運営でも批判する意味があるのかと言いたくなります。安部首相は完全ではないですし、個人的に問題があるとも思いますが、それでも安部首相が嫌いだから、安倍政権に反対すると言うメディアや野党の対応はどうかと思ってしまいます。
と言うことで話は横道にそれてしまいましたが、日銀総裁の発言で緩和の出口を模索していると受け止めた市場が日本株の売りで対応した訳です。ただ、緩和の出口などと言ったような経済状況ではないですし、恐らく安部政権の腹積もりとしては、まだまだ金融緩和を継続すると言った方向性を抱いていると言う訳ですから、市場の反応は時期尚早と言うことになるのかも知れません。3月相場入りした訳ですが、一説には月初は決まって高くなると言う傾向があるとの見方のようですから、日経平均株価の2万2000円割れがあれば、一旦買いと言う戦略も良いのかも知れません。
●3966 ユーザベース
ビジネスデータの「SPEEDA」とSNS型ニュースの「NewsPicks」運営。アジアを強化。2月13日発表17年12月通期の連結業績は、売上高は45.65億円(前期比48.2%増)、営業利益は5.45億(同117.5%増)、経常利益は5.18億円(同130.0%増)、純利益は4.38億円(同63.8%増)となった。「SPEEDA」事業では、既存顧客による契約ID数の追加及び事業会社による新規導入を中心に国内外において販売は堅調に推移。また、子会社となった株式会社ジャパンベンチャーリサーチが提供する日本最大級のベンチャーデータベース「entrepedia(アントレペディア)」、子会社として設立した株式会社FORCAS(フォーカス)が提供するB2Bマーケティングエンジン「FORCAS(フォーカス)」の各サービス提供も堅調に推移。又、「NewsPicks」事業では、サービスの知名度の向上、コンテンツの強化により、会員ユーザー数、有料課金ユーザー数共に順調に増加。また当連結会計年度に開始した「NewsPicksアカデミア」サービスが好評を博し、アカデミア会員数も順調に増加、有料課金売上が大きく増加。
●6533 Orchestra Holdings
企業向けデジタルマーケが柱。ユーザー属性に応じた企画・運用に強み。個人向け事業も育成中。11月14日発表17年12月期第3四半期の連結業績は、売上高は43.43億円(前年同期比22.1%増)、営業利益は2.53億(同13.5%増)、経常利益は2.51億円(同15.2%増)、純利益は1.64億円(同13.7%増)となった。デジタルマーケティング事業では、インターネット広告市場が堅調に伸長する環境のもと、主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移し、取扱高が拡大。ライフテクノロジー事業では、「チャットで話せる占いアプリ−ウラーラ」、恋愛相談に特化したチャットアプリである「コイウラ」において、引き続き新規ユーザー獲得のためのプロモーション施策を講じるとともに、収益拡大に向けた取組みを推進。ソリューション事業では当第3四半期より、新たにソリューション事業を開始し、各種ゲーム、ツール系アプリ開発、その他各種WEBシステム開発等を行っている。
●1963 日揮
総合エンジ国内首位、世界で有力。海外各地で石油・ガス、化学、発電等プラント幅広く手掛ける。2月8日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は5310.40億円(前年同期比3.2%増)、営業利益は216.5億(前年同期は37.04億円の損失)、経常利益は278.49億円(前年同期は1.01億円の損失)、純利益は198.49億円(前年同期は83.04億円の損失)となった。2017年6月には、モザンビークにおける洋上LNGプラント建設プロジェクトを受注したほか、アルジェリアにおける原油集積・処理設備建設プロジェクトをグループ会社であるJGC Algeria S.p.A.とともに受注した。さらに、同年7月には、米国における大型LNGプラント建設プロジ工クトを受注た。なお、本プロジェクトの最終投資決定は 2019年を目途に実施される見込みであることから、受注金額の計上も2019年以降を予定。
●2427 アウトソーシング
工場製造ラインへの人材派遣・請負が主力。東海、関東を主地盤に全国に展開。請負化を促進。17年2月14日に公表した17年12月通期の連結業績を18年2月14日に上方修正している。売上収益は前回発表の2130.00億円から今回2301.72億円(増減率8.1%増)(前期比13.0%増)、営業利益は前回95.00億円から今回113.60億円(同19.6%増)(同77.9%増)、税引前利益は前回89.00億円から今回103.95億円(同16.8%増)(同165.8%増)、当期利益は前回51.00億円から今回61.80億円(同21.2%増)(同265.6%増)としている。国内では、技術系分野において、当社グループの教育機関であるKENスクールによる未経験者を教育して配属するスキームが順調に進捗したことに加え、製造系分野においても、労働契約法の改正に伴うニーズに対応したPEOスキーム(メーカーなどが直接雇用している期間工を、雇用が5年を超える前に当社グループにて正社員として受け入れるスキーム)など、当社グループがリスクを取って多くの同業他社よりも顧客との契約単価アップにつなげるスキームが計画よりも進捗した。
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こだわりレーティング |
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02月28日(水)分
1605 |
国際帝石 |
野村 |
Buy継続 |
1540円→1770円 |
2267 |
ヤクルト |
SMBC日興 |
2→1格上げ |
8200円→12000円 |
3254 |
プレサンス |
三菱UFJMS |
Hold→Buy格上げ |
1600円→2150円 |
4502 |
武田薬品 |
モルガンS |
Overweight継続 |
7700円→7800円 |
4519 |
中外製薬 |
モルガンS |
Overweight継続 |
6500円→7000円 |
4528 |
小野薬品工業 |
モルガンS |
Equalweight→Overweight格上げ |
2750円→3550円 |
4528 |
小野薬品工業 |
メリル |
買い継続 |
3200円→3500円 |
4578 |
大塚HD |
モルガンS |
Overweight継続 |
5600円→6300円 |
4849 |
エンジャパン |
野村 |
Buy継続 |
6050円→6760円 |
6856 |
堀場製作所 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
8800円→9000円 |
6965 |
浜松ホトニクス |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4200円→4700円 |
9627 |
アインHD |
CLSA |
OP→BUY格上げ |
8500円→9300円 |
9684 |
スクエニHD |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
4860円→5350円 |
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