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平成30年03月06日(火)
3月5日現在海外相場 |
NYダウ |
24874ドル |
+336ドル |
ナスダック指数 |
7330P |
+72P |
CME日経先物 |
21415円 |
+425円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株反発
日経平均株価が下値の抵抗線としてきた200日移動平均線である2万1185円を割り込んでしまいました。これで下振れしてしまうと言うテクニカル分析重視の投資家も多いのかも知れませんが、何の根拠もないと言うことになります。
ただ、米国発の懸念材料が重なった事が、世界的な株価の重石になった事は間違いないと言うことになります。米経済の好調から金利上昇懸念が強まったこと、そしてトランプ米大統領の保護主義への警戒感などがタイミング的に重なった事だと言えます。
日本株にとっては、じわりと上がる円相場で1ドル105円台までの円高が嫌気され、3週間ぶりに一時2万1000円を割り込んだ訳です。これまでの局面であれば指標面の割安感が指摘される水準と言うことになるのですが、米国市場の状況を見極めない限り、なかなか強気に転じ辛いと言うのが本音のようです。
米国市場の動向については米国株の動きを見るしかないのですが、前週末までNYダウは4日続落で2月27日に299ドル安、28日に380ドル安、3月1日には420ドル安、2日は70ドル安となりこの4日間で1000ドル超の下げになっていましたが、週明けは値頃感から反発しています。特に反転する材料が出た訳ではないようですが、NYダウの2万5000ドル割れの水準では押し目を買う意向が強いと言うことのようで、米国市場はまだまだ強気派が優勢と言うことなのかも知れません。
米国市場で週末に2月の雇用統計などが発表されますから、この結果を受けて引き続き波乱の展開になりそうですし、加えてトランプ関税問題の先行きについて、今後どのような展開になるのかも相場に影響を及ぼすことになるだけに、まだまだ不安定な相場と言うことになりそうです。日経平均株価の2万1000円超えの200日移動平均線水準を早期に上回るのかどうかを見たいところです。
●3085 アークランドサービスホールディングス
カツ丼専門店『かつや』を直営、FCで展開。空揚げ育成中。親会社は新潟地盤のホームセンター。10月27日発表17年12月期第3四半期の連結業績は、売上高は191.86億円(前年同期比13.3%増)、営業利益は27.78億(同17.6%増)、経常利益は28.37億円(同18.2%増)、純利益は17.71億円(同22.3%増)となった。既存店では、「かつや」が9回のフェアメニューの投入と3回のキャンペーンを実施、1〜9月の既存店売上高前年比は、直営店101.4%、FC店102.1%と推移。また、既存店17店舗で改装を実施。出退店は、「かつや」を直営店9店舗(海外1店舗含む)、FC店15店舗(海外8店舗含む)を出店、FC店4店舗を閉店、「かつや」の当第3四半期末の店舗数は純増19店舗の393店舗。
●3923 ラクス
クラウドとIT人材派遣の2本柱。『メールディーラー』が収益柱。『楽楽精算』を育成中。2月14日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は45.47億円(前年同期比26.8%増)、営業利益は8.72億(同23.2%増)、経常利益は8.75億円(同24.4%増)、純利益は6.00億円(同23.9%増)となった。クラウド事業は、マーケティングの強化に加え、営業人員の増員と既存サービスの競争力強化を目的とした機能改善を持続的に行う等の積極的な成長投資を行った。IT人材事業は、企業収益の改善に伴うIT投資の増加や、慢性的なITエンジニア不足を背景に稼働人員数が増加したが、エンジニアの継続的な増員を目的として平均給与を上昇させたことに加え、研修期間のエンジニアが増加したことにより、利益率が低下。
●6093 エスクロー・エージェント・ジャパン
金融機関からのBPO(業務受託)と不動産関連業務のエスクロー(第三者寄託)が両輪。1月26日発表18年2月期第3四半期の連結業績は、売上高は22.82億円(前年同期比12.0%増)、営業利益は6.13億(同7.2%増)、経常利益は6.31億円(同8.9%増)、純利益は4.72億円(同28.0%増)となった。当第3四半期においては、引き続き「1.BPOサービス分野の拡張」「2.新たなサービスの開発」「3.新規取引先の拡大」を重点施策として取り組んでおり、相続手続き代行サービスの販路拡大及び不動産情報の透明性確保、不動産取引の瑕疵や権利に関する手続きの安全性向上を目指した不動産オークション事業の推進を基軸とする事業活動を展開するとともに、オペレーションセンターを開設し、業務フローの効率化によって高利益率を堅持した。
●7717 ブイ・テクノロジー
液晶ディスプレー、有機ELディスプレー等の製造・検査関連装置が主力。ファブレスメーカー。17年11月10日に公表した18年3月通期の連結業績を18年2月14日に修正している。売上高は前回発表の700.00億円から今回660.00億円(増減率5.7%減)(前期比45.4%増)、営業利益は前回100.00億円から今回120.00億円(同20.0%増)(同121.6%増)、経常利益は前回98.00億円から今回119.00億円(同21.4%増)(同120.1%増)、純利益は前回49.00億円から今回74.00億円(同51.0%増)(同163.0%増)としている。一部の装置の納品が翌期へ延伸となり、売上高について見通し額を修正した。また、徹底した原価削減及び税金費用の減少等により、営業利益、経常利益、当期純利益を修正した。更に配当予想については、17年10月16日の創業20周年を記念して、30円の記念配当を実施。また、期末普通配当予想を100円から140円とし、記念配当とあわせ期末配当を70円増配の170円としている。
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こだわりレーティング |
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03月05日(月)分
2181 |
パーソルHD |
みずほ |
買い継続 |
3000円→3300円 |
4021 |
日産化学工業 |
モルガンS |
Overweight継続 |
4100円→4700円 |
4183 |
三井化学 |
モルガンS |
Overweight継続 |
4200円→4500円 |
6464 |
ツバキナカシマ |
野村 |
Buy継続 |
3400円→3500円 |
6481 |
THK |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5100円→5900円 |
6762 |
TDK |
UBS |
Buy継続 |
11500円→12000円 |
6869 |
シスメックス |
みずほ |
買い継続 |
9400円→10000円 |
8001 |
伊藤忠商事 |
SMBC日興 |
1継続 |
2400円→2440円 |
8053 |
住友商事 |
SMBC日興 |
1継続 |
1930円→2150円 |
8058 |
三菱商事 |
SMBC日興 |
1継続 |
3220円→3650円 |
9605 |
東映 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
14100円→15600円 |
9616 |
共立メンテ |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
5700円→6000円 |
9843 |
ニトリHD |
JPモルガン |
Overweight継続 |
20000円→20500円 |
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