 |
|
平成30年03月07日(水)
3月6日現在海外相場 |
NYダウ |
24884ドル |
+9ドル |
ナスダック指数 |
7372P |
+41P |
CME日経先物 |
21615円 |
+165円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
|
本日のこだわり相場感
|
|
◎外部環境の落ち着きも
トランプ関税で波乱の展開となった先週の米国株ですが、今週に入り、落ち着きを取り戻しつつあるようです。勿論、「貿易戦争」への懸念が依然として燻っている訳で、今後の展開を見極める必要がありそうですが、何時ものことながら、トランプ大統領が最初にぶち上げて、その後収束すると言ったパターンではないかと、市場関係者の間では、これまでの経験則を元に、過剰に反応するのは避けて行こうとする動きになっているようです。
そのトランプ大統領ですが、今朝のロイターの記事に寄りますと、トランプ米大統領が6日、韓国が北朝鮮は非核化を巡り米国と対話を行う意思を示したと伝えたことについて、「進展の可能性」がみられているとの見方を示しています。トランプ大統領は「北朝鮮との対話を巡り、進展の可能性がみられている。過去数年間で初めて、関係各国すべてが真剣に取り組んでいる。世界中が注目し、待っている! 肩透かしとなる可能性もあるが、米国はどちらの方向に向けてもハードに対応する用意がある」とツイッターに投稿しています。
と言うことで、日本時間の昨晩、韓国大統領府が、北朝鮮との首脳会談を4月後半に実施すると発表し、これについてトランプ氏は「どうなるか見守ろう!」とツイートしていました。朝鮮半島情勢に対する懸念が和らいだことが、米国株式市場では買い優勢となっています。これもこれまでの経験則上で言えば、北朝鮮の裏切り行為からしますと、安易に信用できるものではないのですが、それでも昨年来の北朝鮮情勢の緊迫化からしますと、まずは沈静化する方向なのかも知れません。
外部環境のこのような変化を受けて、通常であれば為替が敏感に反応するのですが、ドル円相場について言えば、日本時間の6日以降、1ドル106円を挟んでの動きが続いており、大きな変化はないようです。その意味では今回の北朝鮮問題の変化は結果を見てから判断するべきと言う意思が投資家の間では浸透しているのかも知れません。
と言うことで、外部環境の安定で日本株にとってはメリットだと言えますが、本格的な反転を期待するのは時期尚早かも知れません。6日の日経平均株価が一時500円超戻す局面もありましたが、あくまでも買い戻しに過ぎない訳で、このまま上昇トレンドを続けると思っている投資家は少ないのかも知れません。それでも日経平均株価の200日移動平均線2万2200円近辺の水準を直ぐに戻した辺りは相場の地合いは悪くないと感じる向きは多いと言えます。今週末9日に2月の米雇用統計の発表を控えているなど、イベントを見極めてと思っている投資家が多く、積極的な売買をしづらい展開と言うことになりそうです。
●7956 ピジョン
育児用品で国内トップ。哺乳瓶発祥、小物に強い。海外は中国、欧米主体に新興国開拓も意欲的。3月5日発表18年1月通期の連結業績は、売上高は1025.63億円(17年1月期比8.4%増)、営業利益は194.12億(同21.2%増)、経常利益は201.29億円(同22.3%増)、純利益は145.15億円(同30.5%増)となった。18年1月期営業利益は7期連続で過去最高を更新。中国や日本で哺乳瓶や乳首といったベビー用品の販売が好調。尚、19年1月通期の連結業績では売上高は1070.00億円(前期比4.3%増)、営業利益は204.00億円(同5.1%増)、経常利益は204.00億円(同1.3%増)、純利益は141.00億円(同2.9%減)を見込む。又、19年1月期末配当は34円、年間配当では68円となり前期比で2円増配となる予定。
●9824 泉州電業
電線専門商社、オーナー経営。昭和電線が最大仕入れ先。即納強み。売上高は銅価と連動性高い。3月5日発表18年10月期第1四半期の連結業績は、売上高は204.70億円(前年同期比12.8%増)、営業利益は7.99億(同3.2%増)、経常利益は8.76億円(同4.6%増)、純利益は5.95億円(同6.0%増)となった。提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。その結果、当連結会計年度の業績は、建設需要の緩やかな持ち直しや銅価格の上昇による増収効果要因に加え、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移し、増収増益となった。
●9616 共立メンテナンス
独立系の寮運営会社。寮、ホテル事業が2本柱。『ドーミーイン』の名でビジネスホテルを展開。2月9日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は1087.26億円(前年同期比7.5%増)、営業利益は102.14億(同5.5%増)、経常利益は99.85億円(同7.0%増)、純利益は66.61億円(同13.9%増)となった。当会計年度を初年度とする5ヶ年の中期経営計画「Kyoritsu Jump UpPlan」を策定し、中期経営計画の骨子である「顧客満足度の向上」及び「開発の先行的実施」を着実に推進。この結果、当第3四半期は過去最高益を更新した。
|
|
こだわりレーティング |
|
03月06日(火)分
2433 |
博報堂DY |
メリル |
買い継続 |
1730円→1850円 |
2579 |
コカコーラBJI |
SMBC日興 |
1継続 |
5020円→5100円 |
2695 |
くらコーポ |
野村 |
Buy継続 |
6800円→7600円 |
3397 |
トリドール |
野村 |
Buy継続 |
3800円→4200円 |
4021 |
日産化学工業 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
4450円→4900円 |
4061 |
デンカ |
みずほ |
買い継続 |
4700円→4760円 |
5101 |
横浜ゴム |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3000円→3100円 |
5631 |
日本製鋼所 |
SMBC日興 |
1継続 |
4700円→5200円 |
6098 |
リクルートHD |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3530円→4100円 |
6464 |
ツバキナカシマ |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
2910円→3500円 |
6951 |
日本電子 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
800円→1000円 |
7956 |
ピジョン |
野村 |
Buy継続 |
5000円→5200円 |
8909 |
シノケンG |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
3500円→4100円 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|