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平成30年03月13日(火)
3月12日現在海外相場 |
NYダウ |
25178ドル |
−157ドル |
ナスダック指数 |
7588P |
+27P |
CME日経先物 |
21575円 |
−145円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎国内政局の混乱
関東地方の日の出の時刻が午前6時を割り込んで来ました。日の入りが午後6時以降になるのは3月後半になりますが、いずれにしても日中の時間が徐々に長くなっています。日中の時間が最も長くなる夏至の6月21日までには3か月程度ありますが、3月21日の春分の日が昼の時間と夜の時間が同じになるとのことです。午前6時に日が明けて、午後6時に日が沈むと言うことですから昼夜同じと言うことになります。
と言うことで季節は「春」となり、漸く暖かくなってきました。東京では今週最高気温が20度を超えるとの予想もあるようですし、桜の開花もも間近かと言うことのようです。気温で季節の変わり目を知る事が出来る訳ですが、株式相場でも同様に、スケジュールの変化がある訳で、暖かくなり、前述の通り、日が明けるのが早くなった訳で、米国市場は今種から夏時間に代わっています。1時間早まった訳で、米国株式市場の取引終了時間がこれまでの日本時間の午前6時が午前5時となります。
と言うことで1時間早く行動を起せよ!と言うような感じなのですが、日本株にとっては午前9時からの開始ですから、米国株式市場が終わってから4時間後か3時間後かの違いで、あまり意味がないと言うことになりそうです。本当は働き方改革などを推進するのであれば、日本でも夏時間を導入すれば良いんですが、過去に一度実施した際にあまり良いイメージではなかったのかも知れません。
で、NYダウは小幅反落、ナスダック指数は高値更新と、総じて強い基調のようです。先週末発表の2月の雇用統計の結果が、相場の先行きに対して楽観視する内容であったことの他に、北朝鮮問題やトランプ関税についても、一時の懸念が後退した事が買い材料視されているようです。
ただ米国市場だけで見るとトランプ大統領の行動については何とも不透明な部分があるだけに、俄かに信じ難いところがありますから、過度の楽観視も禁物かも知れません。米国のトランプ大統領にとっては足元でロシア関連疑惑があるだけに、ここは中間選挙を前に、一発挽回しようとする思惑があるようですが、日本でも政局と言う意味では大混乱に陥っています。
学校法人「森友学園」の国有地売却に絡む決裁文書書き換え問題を巡り政治が混乱するとの警戒感が強まっています。財務省の問題と言うことで大臣の首が飛ぶ可能性もあるのですが、いずれにしても野党やマスコミはここぞとばかりに安部政権打倒を訴えてくるでしょうから、政局混乱は避けられそうにないようです。昨日も野党の一議員が「我々は真実を知りたいだけ」と軽口を飛ばしていましたが、結局はこの問題を安部政権を打倒する為の材料に使うおうとしている訳です。それはそれで政局ですから仕方ないのかも知れませんが、この問題意外にもより重要な問題がある訳で、その辺りでは大人の対応をして欲しいところですね。
日経平均株価は2万2000円台の節目は戻り売り圧力が強まる水準のようで、目先は国内の政局を睨みながらの神経質な展開になりそうです。
●5976 高周波熱錬
電気による鋼材焼き入れ(誘導加熱加工)大手。加工受託、棒鋼・ばね鋼線、加熱設備販売が主力。11月7日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は350.96億円(前年同期比16.3%増)、営業利益は24.21億(同48.6%増)、経常利益は28.58億円(同40.8%増)、純利益は20.10億円(同33.2%増)となった。土木・建築関連製品の売上高は、既製杭の需要量の減退及び当社の製品が多く使用されるマンション等の着工件数の伸び悩みなどにより、前年同期と比較し減少。一方、高強度ばね鋼線(ITW)の売上高は、国内及び海外での販売が堅調に推移。熱処理受託加工関連の売上高は、自動車向けや工作機械向けの受注が堅調に推移、前年同期と比較し増加。また、熱処理受託加工関連の売上高は、自動車向けや工作機械向けの受注が堅調に推移、前年同期と比較し増加。また、自動車部品関連の売上高は、前年同期並みの売上を確保。建設機械部品関連の売上高は、国内、中国ともに受注状況が堅調に推移、前年同期と比較し増加。また、誘導加熱装置関連の売上高は、国内や中国での販売が伸びたことにより、前年同期と比較し増加。
●9824 泉州電業
電線専門商社、オーナー経営。昭和電線が最大仕入れ先。即納強み。売上高は銅価と連動性高い。3月5日発表18年10月期第1四半期の連結業績は、売上高は204.70億円(前年同期比12.8%増)、営業利益は7.99億(同3.2%増)、経常利益は8.76億円(同4.6%増)、純利益は5.95億円(同6.0%増)となった。提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。その結果、当連結会計年度の業績は、建設需要の緩やかな持ち直しや銅価格の上昇による増収効果要因に加え、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移し、増収増益となった。
●3662 エイチーム
従来型携帯電話向け公式サイトの運営で成長。現在はスマホゲームと比較情報サイト運営が柱。3月9日発表18年7月期第2四半期の連結業績は、売上高は180.69億円(前年同期比18.2%増)、営業利益は20.56億(同101.1%増)、経常利益は20.76億円(同93.9%増)、純利益は14.33億円(同112.0%増)となった。ライフスタイルサポート事業及びEC事業の成長により、売上高が増加しました。利益の増加につきましては、エンターテインメント事業における広告費抑制とライフスタイルサポート事業の寄与により、18年7月期第2四半期は前年同期比で増収増益となった。
●3917 アイリッジ
集客、販促でネット・実店舗連携の『OtoO』施策支援。スマホ位置情報連携サービスを展開。3月9日発表18年7月期第2四半期の業績は、売上高は7.16億円(前年同期比11.3%増)、営業利益は0.40億(同46.8%減)、経常利益は0.40億円(同46.4%減)、純利益は0.27億円(同48.8%増)となった。当第2四半期では、売上高のうち月額報酬については、前年同期比で堅調に積み上がっている。また、売上高のうちアプリ開発、コンサル等については、第1四半期の立ち上がりの遅れを第2四半期で積み上げ、前年同期比で増収となった。費用面では、前年同期比で採用費及び人件費等が増加。これは採用活動が順調に推移したことによるもので、足元の厳しい採用環境を踏まえると、人財力の強化はポジティブなコスト増と捉えている。利益面では、売上高は増加したものの、積極的な人財採用を行ったことによる採用費及び人件費の増加等が影響し、営業利益、経常利益は前年同期比で減少した。
●2733 あらた
日用品卸最大手級。ダイカ、伊藤伊、サンビック統合で設立。独立系。PB品開発も手掛ける。2月5日発表18年3月期第3四半期の連結業績は、売上高は5599.85億円(前年同期比3.8%増)、営業利益は69.27億(同15.1%増)、経常利益は74.24億円(同16.1%増)、純利益は52.05億円(同34.1%増)となった。同社は3年後の20年3月期に売上高7,600億円、経常利益100億円、純利益60億円を目標とする中期経営計画を策定、達成に向けて各種施策を実施している。中期経営計画の基本方針は1.成長戦略を描き続ける 2.未来への布石を打つ 3.経営基盤の更なる強化としており、10年・20年先の「あるべき姿」を見据えた、営業・物流・システム・グローバル化等への積極的な投資と環境変化への対応力のある組織体制の実現に向けて戦略を立案し積極的に取り組んでいる。
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こだわりレーティング |
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03月12日(月)分
2801 |
キッコーマン |
三菱UFJMS |
新規Overweight |
5000円 |
3382 |
7&I-HD |
大和 |
1継続 |
5700円→5900円 |
4523 |
エーザイ |
モルガンS |
Equalweight→Overweight格上げ |
5900円→8000円 |
4768 |
大塚商会 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
11000円→11800円 |
4922 |
コーセー |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
17300円→20800円 |
6371 |
椿本チエイン |
みずほ |
中立→買い格上げ |
900円→1100円 |
6586 |
マキタ |
JPモルガン |
Neutral→Overweight格上げ |
5100円→6100円 |
6592 |
マブチモーター |
モルガンS |
Equalweight→Overweight格上げ |
6600円 |
6752 |
パナソニック |
GS |
中立→買い格上げ |
1400円→2000円 |
7974 |
任天堂 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
54000円→58000円 |
8919 |
カチタス |
CLSA |
新規BUY |
4600円 |
9613 |
NTTデータ |
ジェフリーズ |
Hold→Buy格上げ |
1450円 |
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