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平成30年03月22日(木)
3月21日現在海外相場 |
NYダウ |
24682ドル |
−44ドル |
ナスダック指数 |
7345P |
−19P |
CME日経先物 |
21145円 |
−25円 |
3月20日現在海外相場 |
NYダウ |
24727ドル |
+116ドル |
ナスダック指数 |
7364P |
+20P |
CME日経先物 |
21290円 |
+120円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎FOMC後の相場
米国株もそうですが、円相場も直近で乱高下しています。日本が休日であった21日の米国株ですが、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した委員の2019年以降の政策金利見通しを受け、利上げが続くとの観測が強まったようで、金利が上昇すると投資妙味が薄れるハイテクや公益事業、不動産などを中心に売りが優勢となり、NYダウはマイナスでの動きとなっています。
ただ、FOMCの結果が公表され、パウエルFRB議長の記者会見後には今年の利上げが4回ではなく3回に収まると言う見方から、米国株には買い安心感が広がり、NYダウは一時250ドル高まで上昇しています。ただ、一方でFOMC後に公表した委員の2019年以降の政策金利見通しを受け、利上げが続くとの観測が強まったとの見方で19年と20年の金利見通しが切り上がったため、FRBが利上げを続けるとの観測が次第に強まり、売りを促す動きから急速に値を消す展開となっています。
為替相場もこの流れに沿った感じで、一時106円台後半まで円安に振れた後、直近では106円台を割り込む円高の動きに転じています。日米の金利差を意識した動きではなく、米国株の上下の動きを見て、リスクオン、オフの流れから為替が動いた感じです。いずれにしても日本の休日前の水準で見ると、米国株や為替相場は特に大きな変化はないようで、円相場が若干円高水準ですが、106円近辺での動きは日本株にとっては変化をもたらすようなものではないと言えます。
このFOMCの結果で日本株も休日明けに変化するのではないかとの見方もあったのですが、今のところ大きな変化はないと言えそうです。ただ、今後の米国金利動向について、金融市場でリスク回避の流れが強まる可能性も指摘されているだけに、今晩の米国株動向を再度見極める必要があるのかも知れません。更に申しますと、米国では金融政策以外の案件の方が重要度を増しているようで、通商問題などについても先行き不透明感が強まっているだけに、この点でも相場は不安定だと言うことになりそうです。
日経平均株価もこの辺りの動きを敏感に感じとっているようで、国内の政局混乱と合わせて、相場の反転の動きを抑制していると言うことになります。日経平均株価の200日移動平均線である2万1287円と言うレベルですが、2月以降の下振れした局面では3回目と言うことになり、今回もここで踏ん張る事が出来るのかどうかがポイントになりそうで、いずれにしても内外の状況を見極める展開になりそうです。
●6508 明電舎
1897年発祥、重電5位。発電・変電・制御装置。水処理関連設備や自動車用試験装置に強み。18年3月通期の連結業績は、売上高は2400億円(前期比9.0%増)、営業利益は100億(同13.0%増)、経常利益は95億円(同15.7%増)、純利益は65億円(同13.2%増)を見込む。又、1月31日発表の18年3月期第3四半期の連結業績では9.0%増収、62.81億円の損失となった。電力会社や官公庁向けの各種電気設備や、自治体向け浄水場・下水処理場向け電気設備等において、年度末に売上高が集中する傾向があり、例年、第3四半期の売上高については、年間の実績値に対して相対的に低い水準にとどまっている。
●6879 イマジカ・ロボット ホールディングス
映像制作軸に企画、放送、機器開発・販売、人材サービス等を展開。吹き替え・字幕の米国社買収。2月8日に18年3月通期の連結業績を上方修正している。売上高は900億円(前期比2.8%増)、営業利益は20億(同1.9%増)、経常利益は20億円(同0.7%減)、純利益は24億円(同40.6%増)を見込む。又、同日に18年3月期第3四半期の連結業績では6.5%増収、63.7%経常増益となったと発表。第3四半期に、メディア・ローカライゼーション事業における映像配信プラットフォーム向けビジネスが好調に推移、また映像コンテンツ事業における映画、CM制作が当初の見込を上回り堅調に推移したことにより上方修正している。
●3656 KLab
ソーシャルゲームを開発・運営。スマホアプリに注力。海外のゲーム配信会社との提携に意欲的。2月13日発表17年12月通期の連結業績は、売上高は267.77億円(16年12月期比36.6%増)、営業利益は48.91億(同283.7%増)、経常利益は48.53億円(同484.5%増)、純利益は31.27億円(16年12月期は8.14億円の損失)となった。「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」は、4周年やユーザー数全世界4000万達成などのキャンペーンにより、堅調な売上を計上。「BLEACH Brave Souls」は、2周年記念キャンペーンや、『千年血戦篇』のキャラクターの配信等で、日本版及びグローバル版ともに好調な売上を計上。バンダイナムコエンターテインメントからリリース中の「テイルズオブアスタリア」は堅調な売上を計上。6月13日にリリースした「キャプテン翼〜たたかえドリームチーム〜」日本語版は、累計235万人以上の事前登録者数を集め、リリース直後より好調な売上を計上。8月28日にリリースした「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」は好調な売上を計上。
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こだわりレーティング |
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03月20日(火)分
3941 |
レンゴー |
メリル |
買い継続 |
920円→1090円 |
4516 |
日本新薬 |
JPモルガン |
新規Overweight |
9500円 |
5334 |
日本特殊陶業 |
SMBC日興 |
1継続 |
3300円→3500円 |
6383 |
ダイフク |
みずほ |
買い継続 |
6500円→7800円 |
8035 |
東京エレクトロン |
ドイツ |
Buy継続 |
29700円→30100円 |
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