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平成30年04月06日(金)
4月6日現在海外相場 |
NYダウ |
24505ドル |
+240ドル |
ナスダック指数 |
7076P |
+34P |
CME日経先物 |
21880円 |
+230円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株続伸
円相場が久しぶりに1ドル107円台に乗せています。3週間ぶりの円安の水準ですから、円相場だけで言いますと「リスクオン」、リスク回避の流れが後退した動きだと言えます。米中貿易摩擦への懸念がくすぶるにもかかわらず、外国為替市場では円買い・ドル売りの勢いが鈍くなっており、貿易戦争を巡る報道を材料に相場は一喜一憂しているようですが、外為市場では、米中ともに本気で貿易戦争に突入する気はないようだとの冷静な受け止めが広がっていると解説されています。
米国も中国も表向きは貿易戦争の様相を強めるのですが、実際に貿易戦争になった場合、誰も得をしないと言うのは本音では理解しているようで、それぞれ解決策を模索する動きになると言うのがもっぱらの観測です。トランプ大統領や習国家主席の性格からすると、そんなに物わかりが良いのかなとも思いますが、大国同士の事ですから、トップの性格で世界情勢が混乱に巻き込まれると言うも何とも迷惑な話ですから、取り巻きが何とかすると言う楽観的な見方となっているようです。
米国内でも直近で米中貿易摩擦への警戒が強まった事を受けて、中国の知的財産侵害に対する制裁案についてトランプ米政権の幹部から、交渉を通じて制裁発動を避ける可能性に言及するなど火消し発言が相次いでいます。ロス米商務長官が4日、米中間の貿易摩擦について、話し合いにより制裁措置の発動を回避できる可能性を示唆。また、クドロー国家経済会議(NEC)委員長も制裁発動は中国との交渉の結果次第との見方を示しています。これらの発言を受けて、米中間の貿易摩擦激化に対する警戒感が後退、投資家のリスク選好意欲が回復。
円相場もそうですが、米国株も昨日に続き5日のこの日もNYダウは200ドルを超える上昇となっています。そもそも米国の経済の好調を受けて、FRBが利上げを実施する回数が増えると言う見方に対して警戒をしていた市場ですが、今や金融政策よりも米中貿易摩擦の動向が相場の変動要因と言うことになっています。
この目先の悪材料が一旦後退し、材料出尽くし感が株式市場でも俄かに強まっているようで、実際に5日の東京株式市場でも午後に掛けてしっかりした展開になっています。2月から下げ局面が続いてきた日本株は底入れしたと考えてもいいだろうと強気のコメントで散見されるなど、日経平均株価の200日移動平均線、25日線をすっかり上抜けたことで、強気派が勢いが増して来ているようです。勿論、外部環境見る限りではこれで完全に懸念が払拭されたとは言い辛い訳で、何時また何時、相場の下振れ材料が噴出するか分からないも確かです。ただ、目先は一定の安心感を抱いて良いのかも知れません。下値仕込みのタイミング、継続したいところですね。
●8909 シノケングループ
頭金ゼロで可能なアパート、マンション経営を提案。ゼネコン、介護事業も。ASEANに拠点。2月14日発表、17年12月通期の連結業績では売上高は1059.36億円(16年12月期比30.3%増)、営業利益は129.20億円(同22.2%増)、経常利益は122.01億円(同23.3%増)、純利益は84.89億円(同27.4%増)となった。アパートの販売(引渡し)は前年実績を上回るペースで推移。また、マンション販売では、首都圏において投資用に特化したデザイナーズ仕様の区分販売が順調に推移した。賃貸管理では、当連結会計年度末における賃貸管理戸数は27,358戸。また、分譲マンション管理では、当連結会計年度末における分譲マンション管理戸数は5,361戸、賃貸管理、分譲マンション管理ともに順調に増加。
●6050 イー・ガーディアン
SNS投稿等の目視監視や運用支援と、ゲーム利用者の問い合わせ対応代行が主体、広告審査も。2月1日発表18年9月期第1四半期の連結業績は、前年同期比28.4%増収、同55.5%経常増益となった。17年10月より、販売・運用代理パートナーである「LINEカスタマーコネクト」を利用し、ユーザーがゲームプレイをする上で関心の高い情報を、チャットボットを用いてAIが24時間365日自動応答で提供する「ゲーム攻略チャットボット」サービスの提供を開始。
●3482 ロードスターキャピタル
都内のオフィスを取得、付加価値高めて売却するのが主力事業。クラウドファンディングも展開。2月9日発表17年12月通期の連結業績は、売上高は87.94億円(16年12月期比88.7%増)、営業利益は13.64億(同81.9%増)、経常利益は11.89億円(同69.1%増)、純利益は7.94億円(同69.5%増)となった。コーポレートファンディング事業において、注力市場である東京都心の数億円〜30億円程度の中規模オフィス等への投資によって自己保有資産残高の拡大を図った。また、不動産保有会社へ貸付を行うクラウドファンディング事業においても投資家会員数と累積投資金額が増加した。
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こだわりレーティング |
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04月05日(木)分
3116 |
トヨタ紡織 |
野村 |
Neutral→Buy格上げ |
2600円→2800円 |
4021 |
日産化学工業 |
SMBC日興 |
新規1 |
5350円 |
6005 |
三浦工業 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
3600円→3800円 |
6976 |
太陽誘電 |
UBS |
Neutral→Buy格上げ |
2050円→2300円 |
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