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平成30年05月02日(水)
4月30日現在海外相場 |
NYダウ |
24099ドル |
−64ドル |
ナスダック指数 |
7130P |
+64P |
CME日経先物 |
22550円 |
+50円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎決算発表前半好決算予想銘柄25選
3月決算企業の18年3月期決算発表が本格化しています。4月末に掛けて前半のピークを迎え、特に25日からの3日間では500社近い企業の決算発表が実施されています。その中でも特に18年3月期決算発表の実績と同時に発表されます19年3月期業績見通しが注目されます。今回は特に前半に決算を発表になった企業から19年3月期業績が増益で加えて、アナリスト予想が更に増益幅を拡大すると見込まれる銘柄を25社ピックアップしています。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください。 |
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本日のこだわり相場感
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◎4連休前
本日も連休の谷間と言うことで、明日から4連休となります。1,2日を有給休暇を取得して4月28日から9連休と言う人も多いのかも知れません。この4月末から5月に初めに掛けては大型連休と言うことでゴールディンウイークと呼ばれていますが、来年19年は天皇退位、新天皇即位と言うことで、5月1日をこの年に限って祝日にすると言う案が出ているそうです。1日前後を休みのして、10連休と言うことになりそうで、消費税増税を前に大型の消費喚起を起そうと言う目論見のようです。
確かに休みが多くなり、外出する機会が多くなれば、金額の多少はあるにしても誰しもが何らかの消費をしてしまいますから、その意味では消費拡大、日本経済にとっては良いのかも知れません。尤も個人の懐具合は寂しくなるのですが・・・
連休明けから3月期企業の決算発表後半が再開されます。7日の週1週間で約1600社超の企業が決算を発表しますから、殆どがこの週に集中していると言うことになります。今朝の日経新聞に寄りますと、上場企業(金融除く)は2018年3月期に売上高が約560兆円と最高を更新し、純利益も約29兆円と2期連続で過去最高となったと報じられています。海外M&A(合併・買収)や事業構造の組み替えなどを積み重ねてきた効果が出ているようですが、ただ、円高などの影響で、19年3月期の収益環境は悪化する可能性があるとの指摘もあるようです。
1日までに決算を発表した257社の業績実績と未発表企業の日経予想を集計したところ、最終的なもうけである純利益は合計28兆7856億円と前の期比で約3割増と大きく伸びています。直近5年間で3倍近くに膨らんでおり、経済が成熟した先進国の企業としては異例の業績拡大となっています。収益力の効率性を示す売上高純利益率は5%台と、連結決算が本格化した00年以降で最高。成長の裾野も広がっており、前期は全体の4社に1社が過去最高益を更新。金融を除く32業種のうち約8割に当たる25業種が増益となっています。
日本企業の「稼ぐ力」がかつてない水準に高まってきたと言うことで、この辺りを海外勢がどう評価するのかと言うことになります。実際に海外勢は日本企業に対して一部の自動車企業は別として、世界的な市場を占有する企業が数少ないことに対して今一日本株を買い切れていないのかも知れません。規模的には米国企業に比べますと、まだまだですし、GDP世界2位の中国では自国の人口が大きいメリットもあるのですが、中国企業よりも見劣りがすると言う見方をしているようです。
村内の世界で好調な業績だと自慢しても、世界に出れば小さな優位だと言うことになるのかも知れません。その点ではIT企業などはその最たるもので、例えば復調がめざましいソニーでも2018年3月期の連結純利益は4907億円と米ドル換算では45億ドルにとどまり、米アップル(17年度は484億ドル)の10分の1以下となっています。天下のソニーでさえ、そうですから、自動車以外の他の業種は言うまでのないと言うことになります。それでも日本の物作りを評価する動きがあるだけに、ソフトバンクのように規模だけ大きくしようとする動きが必ずしも良いとは限らない訳で、日本は日本独自の展開を図ると言う戦略も良しと言うことなのかも知れません。
と言う事で4連休を前にして、積極的な売買がやり辛い日となりそうです。米国では2日までFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されており、4日の米雇用統計と米金融政策というか、米金利動向に影響を及ぼすイベントがあるだけに、為替相場、円相場の動きが気になるところです。1ドル109円台後半までの円安ですから、ここから一段の円安になるのか、更には逆回転で円高に戻すのか、それによっても日本株の動きにも影響を及ぼす訳ですから、やはり積極的に手掛け辛いと言うムードになりそうです。
●2127 日本M&Aセンター
中堅中小企業のM&A仲介で最大手。全国の地銀、会計事務所等と連携網。事業承継案件に強み。4月27日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比29.1%増収、同28.7%経常増益となった。売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて前期を28.3%〜31.9%上回り、8期連続で過去最高益を更新。当期において、過去最多となる649件(譲渡・譲受は別カウント)のM&A仲介を成約。これは、前期実績の524件から125件(+23.9%)の増加となっった。
●1959 九電工
九州本拠に首都圏にも展開。九州電力系だが九電向けの依存度は2割弱。東南アジアにも展開。4月27日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比5.6%増収、同16%経常増益となった。中期経営計画の折り返しとなる本年度を、これまでの勢いを更に高める「上昇」の年と位置付け、本計画に定めた営業力・技術力・現場力及び成長力の一層の強化に全力を傾注。また、受注確率の向上、アフターサービスの強化・徹底、資材コストをはじめとした工事原価の削減及び、働き方改革の実践など、年度方針に掲げた具体的取り組みを進めた。
●2413 エムスリー
ソニー関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験など周辺分野開拓。国内においては、医師会員25万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開。4月25日発表18年3月通期の連結業績は、売上収益は17年3月期比20.9%増、営業利益は同18.6%増、税引前利益は同19.0%増、当期利益は同22.7%増となった。「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等を提供。さらに、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開。17年11月に医療機器の販売、コンサルティングを行うコスモテック株式会社と株式会社ジャメックスを子会社化した。
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こだわりレーティング |
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05月01日(火)分
3092 |
スタートトゥデイ |
野村 |
Buy継続 |
4100円→4500円 |
3632 |
グリー |
CLSA |
SELL→BUY格上げ |
700円→740円 |
4307 |
NRI |
大和 |
1継続 |
6100円→7300円 |
4751 |
サイバーA |
大和 |
1継続 |
4800円→6500円 |
4922 |
コーセー |
GS |
買い継続 |
25000円→26000円 |
6103 |
オークマ |
GS |
買い継続 |
8600円→9000円 |
6501 |
日立 |
野村 |
Buy継続 |
1100円→1150円 |
6501 |
日立 |
GS |
買い継続 |
1050円→1080円 |
6762 |
TDK |
GS |
買い継続 |
11500円→11800円 |
6963 |
ローム |
野村 |
Buy継続 |
13000円→13500円 |
7518 |
ネットワンシステムズ |
大和 |
1継続 |
1920円→2250円 |
8252 |
丸井G |
みずほ |
買い継続 |
2100円→2500円 |
8806 |
ダイビル |
野村 |
Buy継続 |
1620円→1710円 |
9719 |
SCSK |
野村 |
Buy継続 |
5900円→6000円 |
9719 |
SCSK |
JPモルガン |
Overweight継続 |
5650円→5700円 |
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