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平成30年05月09日(水)
5月8日現在海外相場 |
NYダウ |
24360ドル |
+2ドル |
ナスダック指数 |
7266P |
+1P |
CME日経先物 |
22500円 |
−20円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎決算発表前半好決算予想銘柄25選
3月決算企業の18年3月期決算発表が本格化しています。4月末に掛けて前半のピークを迎え、特に25日からの3日間では500社近い企業の決算発表が実施されています。その中でも特に18年3月期決算発表の実績と同時に発表されます19年3月期業績見通しが注目されます。今回は特に前半に決算を発表になった企業から19年3月期業績が増益で加えて、アナリスト予想が更に増益幅を拡大すると見込まれる銘柄を25社ピックアップしています。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください。 |
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本日のこだわり相場感
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◎底固い展開に
注目されましたイランの核合意からの離脱の是非に関する決定についてですが、トランプ米大統領が、イランと欧米など6カ国が2015年に締結した核合意から離脱し、対イラン経済制裁を再開すると表明しています。トランプ氏は「米国はイラン核合意から離脱する」と発表。「イラン政府の核開発に対する制裁を再開する大統領覚書に間もなく署名する。米国は最高レベルの経済制裁を科す」と言明しています。
トランプ氏はオバマ政権下で締結された核合意について、イランの弾道ミサイル開発プログラムや2025年以降の核開発活動、イエメンやシリア危機への関与などに対処していないと指摘しています。米国の離脱決定を受け、欧州の同盟国から反発が強まることは必至で、また、中東地域での紛争リスクが高まるほか、世界の原油供給に支障を来す可能性があると指摘されています。
原油価格は今のところ落ち着いており、8日の米国原油市場では逆に下げています。既に核合意からの離脱は事前に予想されていた部分もあったようで、金融市場全体では大きな変化にはならなかったようです。ただ、エネルギー市場では先々の見通しとして、原油相場が一段の強気が続くとの見方は強まっており、WTI原油先物相場が現状の1バレル70ドル割れ水準が恐らくここ1年程度の中で80バレル程度まで上昇する可能性が高いとの見方が出ています。
核合意離脱でこの後中東情勢がどう変化するのかを見極める必要がありますが、直ぐに変化が生じる訳ではないとの見方もあり、米国株は比較的落ち着いた動きで、NYダウは結局前日水準で終えています。シカゴCME日経先物も2万2500円近辺と昨日の大証と変わらずと言う動き。為替相場も1ドル109円を挟んでの動きで、こちらも大きな変化はないようです。尤も核合意離脱が伝わって段階でやや上下に振れたものの、金融市場全体を見て、その後は安定した動きとなっています。
と言うことで取り敢えず目先的には相場は安定した動きになりそうで、北朝鮮問題が俄かに騒がしくなっていますが、今のところ悪い方向に向かっていると言う感じではないようですから、こちらも地政学的なリスクを意識する必要はないようです。と言うことで投資家の視点は国内の決算発表に集中することになりそうです。ここから主力企業の決算発表が相次ぎ、例えばトヨタなどの決算なども取引時間中に発表されるようですから、内容次第では相場全体に影響があるのかも知れません。為替との絡みもあるのですが今期19年3月期の業績ガイダンスがそのような内容になるのかを投資家は注目することになりそうです。日経平均株価は2万2500円を死守して、2万3000円に向けた動きが期待できそうです。
●1434 JESCOホールディングス
独立系電気設備工事会社、設計・調達・施工管理(EPC)一貫受注。広告など総合メディア併営。18年8月期第2四半期連結業績は前年同期比で0.1%減収、同77.3%経常減益となった。事業の特性上、検収時期が3月〜8月に集中する一方、販売費及び一般管理費の固定費は、年間を通じてほぼ恒常的に発生するため、結果として利益が当該時期に偏る傾向にある。尚、18年8月通期の連結業績では売上高は98億円(前期比24.7%増)、営業利益は4.50億円(同63.1%増)、経常利益は4.31億円(同63.1%)、純利益は2.50億円(同112.7%増)を見込む。
●2158 FRONTEO
法的訴訟時の証拠保全等電子データ収集、分析等コンピュータ解析事業が主。AI活用事業傾注。18年3月期連結業績では売上高が126億円(16年3月期比12.4%増)、営業利益が2億円、経常利益は1億円、純損失は8.95億円を予想。尚、18年3月期第3四半期連結業績は10.2%増収、4.66億円の経常損失となっている。AI事業は、国内においてヘルスケア分野における製薬業界向けソリューションが堅調に推移したことに加え、海外拠点において韓国でKIBIT搭載製品の販売が売上高に寄与したこと等により、事業規模は着実に拡大している。東海東京調査センターでは過去、期初計画過達の回数が少ない点には留意が必要だが、今後はリーガル事業の再建とAI事業の拡大により業績拡大局面に入るとみると見ている。
●5393 ニチアス
耐熱技術生かし、プラント向け工事のほか、環境関連など工業製品、自動車部品製造・販売も。5月7日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比9.5%増収、同10.4%経常増益となった。半導体製造装置向け製品の需要が高水準で推移した高機能製品部門と16年12月末に子会社が増加した自動車部品部門を中心に売上高が増加したため、売上高は前連結会計年度に対し9.5%増となった。
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こだわりレーティング |
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05月08日(火)分
2914 |
JT |
みずほ |
買い継続 |
4300円→4400円 |
3088 |
マツモトキヨシHD |
JPモルガン |
新規Overweight |
5600円 |
3382 |
7&I-HD |
UBS |
Buy継続 |
5000円→5400円 |
4043 |
トクヤマ |
ジェフリーズ |
Hold→Buy格上げ |
3900円→4500円 |
4343 |
イオンファンタジー |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
7000円→7700円 |
4751 |
サイバーA |
マッコーリー |
UP→OP格上げ |
4000円→7100円 |
5444 |
大和工業 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
3900円→4600円 |
8036 |
日立ハイテク |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
6200円→6300円 |
9602 |
東宝 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4680円→4900円 |
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