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平成30年05月10日(木)
5月9日現在海外相場 |
NYダウ |
24542ドル |
+182ドル |
ナスダック指数 |
7339P |
+73P |
CME日経先物 |
22490円 |
+70円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎決算発表前半好決算予想銘柄25選
3月決算企業の18年3月期決算発表が本格化しています。4月末に掛けて前半のピークを迎え、特に25日からの3日間では500社近い企業の決算発表が実施されています。その中でも特に18年3月期決算発表の実績と同時に発表されます19年3月期業績見通しが注目されます。今回は特に前半に決算を発表になった企業から19年3月期業績が増益で加えて、アナリスト予想が更に増益幅を拡大すると見込まれる銘柄を25社ピックアップしています。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください。 |
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本日のこだわり相場感
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◎原油価格の上昇
原油価格が1バレル71ドル台まで上昇しています。トランプ米大統領が米国時間の8日午後、イランの核開発抑制を定めた2015年の合意から離脱すると発表しています。核合意に基づき解除したイラン制裁を再発動し、「最高レベルの経済制裁を科す」と述べており、米政府は原油取引関連の制裁にも踏み切る見通しで、発動されればイランの原油輸出が最大で日量約100万バレル減少するとみられており、9日の原油相場は1バレル71ドル台まで上昇しています。
又、イランは米国の合意離脱を受けて核開発に再び動く可能性があり、中東をめぐる地政学的リスクがくすぶっているほか、米国と中国による「貿易戦争」回避に向けた通商交渉の行方にも不透明感が漂っていると言えます。その上、資源高を背景にインフレが加速するとの懸念も再燃しており、米金利が上昇、米10年物国債の利回りが再度3%台に上昇する動きとなっています。
原油価格の上昇でエネルギー株が買われる事や米金利の上昇で米国の金融株に利ざや拡大を期待した買いが入るなど、米国株にとっては目先は上昇要因となっているようですが、一方で原油高が米国経済を圧迫し、更には原油高がインフレ懸念を強め金利の上昇が進み、結局は米国株の上値を抑える要因となってしまう可能性もあるとも言えます。二律背反の見方ではあるのですが、或いは短期と中長期でも見方が変わって来るのかも知れませんが、ただ日本を含め世界経済にとっては、原油高は良い事ではないと言えます。
日本でもガソリン価格が上昇しているようで、ガソリン価格が今年の最高値を2週連続で更新したそうです。資源エネルギー庁が発表した5月7日時点でのレギュラーガソリン、1リットル当たりの全国平均の小売価格は前の週と比べて40銭値上がりし、145円90銭となっています。およそ3年5か月ぶりの高値水準で、これで今年の最高値を2週連続で更新したそうです。ガソリン価格の上昇は日本経済にも大きな影響を及ぼす訳で、商品価格の上昇に繋がり、延いては個人消費にも影響を及ぼすのかも知れません。
世界の情勢としては中東情勢にも注目はしているのですが、それ以上に今は北朝鮮に視点が集まっていると言えます。北朝鮮の親分が俄かに動きを活発化しているようで、先日は韓国大統領と会談したり、中国に出向き周近平主席と会ったりとと、外国に執念を燃やしているようです。南北の統一とまではいかないまでも、これまで60年以上も睨み合っていた同じ民族を平和な方向に持って行ったと言う功績を称えて、中にはノーベル平和賞候補だとする見方をする輩もいるのですが、これまでの経緯からすると何が平和賞だと言いたくなる訳です。
それは良いとしても、6月にも予定されている米朝首脳会談がどのような展開になるのかに世界は注目している訳で、この結果次第では北朝鮮を巡る地政学的リスクに大きな変化をきたすことになるだけに、株式市場にとっても最大の注目をせざるを得ないと言うことになります。と言うことで引き続き外部環境に影響を受ける展開ではあるのですが、一方で国内での決算発表がいよいよ佳境に入る訳で、日経平均株価の2万5000円台を意識する展開が続きそうです。
●3179 シュッピン
カメラを軸に専門性高い商材の中古品や新品をネットと店舗で販売。会長はソフマ創業者。18年3月通期の連結業績は17年3月期比23.7%増収、同41.1%経常増益となった。個別のアプローチを中心とした施策の効果とECを主軸とした既存の各種サービスによる買取増加が販売に繋がり、増収増益となった。主力のカメラ事業は、One To Oneマーケティング施策による効果が引き続き順調、中古、新品ともに売上が増加し堅調に推移。時計事業も、戦略的な商品のラインアップの拡大に加え、株高等の資産効果による高額消費の影響もあり、引き続き好調に売上を伸長。
●3965 キャピタル・アセット・プランニング
生命保険の販売支援システムとコンサルが主体。相続税対策の個人資産管理システムを育成中。18年2月9日に公表した18年9月通期の連結業績を5月8日に上方修正している。売上高は前回発表比1.8%増の66.2億円(前期比10.1%増)、営業利益は同4.4%増の4.7億円(同38.2%増)、経常利益は同7.0%増の4.6億円(同40.7%増)、純利益は同5.4%増の2.95億円(同35.3%増)としている。@ライフプランシステム、Aエステートプランシステム、B設計書システム、C申込書システム、D生命保険契約ペーパーレスシステム等の生命保険フロントシステムの需要、及び銀行証券向けフロントシステム需要の継続が見込まれる。
●6741 日本信号
3大信号会社のトップ。鉄道、交通信号とも強い。自動出改札装置など駅務合理化機器に注力。18年3月通期の連結業績は17年3月期比2.0%増収、同43.5%経常減益となった。増収減益という結果になったが、受注残高は過去最高となっており、今期は収益性の向上に努め、経営基盤を強化して業績の回復を図るとしている。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は880億円(前期比5.0%増)、営業利益は60億円(同191.1%増)、経常利益は70億円(同136.8%)、純利益は45億円(同119.3%増)を見込む。又、19年3月期末配当は25円、前期比で1円増配予定。
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こだわりレーティング |
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05月09日(水)分
2502 |
アサヒグループHD |
野村 |
Buy継続 |
6300円→6400円 |
4680 |
ラウンドワン |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
2200円→2350円 |
4927 |
ポーラオルビスHD |
SMBC日興 |
1継続 |
4910円→5320円 |
5301 |
東海カーボン |
GS |
買い継続 |
2400円→2800円 |
6547 |
グリーンズ |
野村 |
Neutral→Buy格上げ |
2000円→2160円 |
6750 |
エレコム |
野村 |
Neutral→Buy格上げ |
2600円→3200円 |
6758 |
ソニー |
メリル |
買い継続 |
6600円→7200円 |
7164 |
全国保証 |
大和 |
1継続 |
5550円→5680円 |
7274 |
ショーワ |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
1900円→2200円 |
7532 |
ドンキホーテ |
モルガンS |
Overweight継続 |
5200円→5900円 |
7735 |
スクリーンHD |
野村 |
Buy継続 |
12754円→13099円 |
8035 |
東京エレクトロン |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
27000円→28000円 |
8036 |
日立ハイテク |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5900円→6300円 |
9697 |
カプコン |
GS |
買い継続 |
3000円→3100円 |
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