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平成30年05月28日(月)
5月25日現在海外相場 |
NYダウ |
24753ドル |
−58ドル |
ナスダック指数 |
7433P |
+9P |
CME日経先物 |
22345円 |
−95円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米朝会談を巡る思惑
6月12日開催予定であった米朝首脳会談を巡り、米国と北朝鮮のやりとりが株式相場にも影響を及ぼしています。先週5月21日に日経平均株価は2万3000円台に乗せた後、この北朝鮮問題、そして米中貿易摩擦と言う懸念が相場を押し下げています。
先週末25日に2万2300円台までの安値を付けましたから、1週間で700円程度下げた訳です。下値25日緯度平均線である2万2500円近辺も下回りましたから、調整局面を感じさせる動きになりましたが、見方によってはこのレベルであれば、上昇トレンドは崩れていないと言う見方もあるようです。
と言うことで波乱の相場になった先週ですが、その最大の要因である米朝首脳会談が中止になった24日のトランプ大統領の動きですが、翌25日には逆に開催に前向きになっているようで、6月12日の日程を想定して動いていると報じられています。米国と北朝鮮の主導権争いと言う部分もあるのですが、その裏ではどうも中国の北朝鮮に対する画策があり、それを米国が感じとった結果、中止からそし実施予定と変化したと言う見方もあるようです。
まさしく外交の駆け引きと言うことになるのですが、北朝鮮の本音は米国から安全と経済制裁の解除を保証して欲しい訳で、どちらかと言えば、会談を行い意向な訳で、米国はそれほど力が入っていないと言えます。その点を逆手にとって、中止だとか開催予定だとか色々を相手の動きをかく乱していると言うのが米国の戦法と言うことなのかも知れません。
そして今回の北朝鮮問題の一件から米国の対中国に対して強硬な態度に出たことも相場に影響を及ぼしたと言えます。米トランプ政権が自動車の関税引き上げの検討に入りましたが、米中貿易摩擦への懸念が強くなっています。この米国と中国とそして北朝鮮問題についてはまだまだ流動的な部分も多く、今週もどのような動きになるか分かりません。ただ、日経平均株価も、為替相場も、或いは米国株についても、悪材料が出た割には下値は固いと感じる投資家は多いのかも知れません。日本株にとっては円相場が大きな変化要因ですから、一段の円高は相場の重石になりますが、目先そのような気配がないようですから、今週は下値を固める動きからスタートしそうです。
●3038 神戸物産
冷凍食品など食材販売の『業務スーパー』をFC展開。外食買収で食材供給拡大。輸入材料多い。3月14日発表18年10月期第1四半期の連結業績は、前年同期比8.2%増収、同27.4%経常減益となった。同社が、フランチャイズ本部として展開している「業務スーパー」は、18年3月15日に千葉県流山市にオープンした「業務スーパー流山店」をもって、全国800店舗を達成した。20年には850店舗、長期的には1000店舗を目標としている。
●4593 ヘリオス
iPS細胞、間葉系幹細胞による治療薬開発のバイオベンチャー。大日本住友製薬と共同開発も。18年12月第1四半期の業績は、営業損失5.53億円、経常損失5.51億円、純損失5.53億円となった。体性幹細胞再生医薬品分野及びiPSC再生医薬品分野において開発を推進。一方で、化合物医薬品分野に関しては17年4月末を以ってBBG250を含有する眼科手術補助剤に係る事業の譲渡が完了し、再生・細胞医療分野へ経営資源を集中する事業体制となった。なお、今後の企業価値の向上に必要となる資金調達を目的として17年3月に発行した野村證券を割当先とする行使価額修正条項付第10回新株予約権は、17年12月第2四半期において53.9%が行使されている。
●4763 クリーク・アンド・リバー社
テレビ・ゲーム・Web等映像関係派遣、制作が主。医療ほか専門職分野拡大。配当性向20%以上。4月5日発表18年2月通期の連結業績は、売上高は267.08億円(17年2月期比0.5%増)、営業利益は18.06億(同12.2%増)、経常利益は18.24億円(同23.5%増)、純利益は11.03億円(同23.7%増)となった。孫会社であるCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.が当社連結子会社から持分法適用関連会社に異動したことにより、クリエイティブ分野(韓国)の売上高がマイナス要因となったものの、クリエイティブ分野(日本)及び医療分野が好調に推移した。利益面においては、クリエイティブ分野(日本)において、既存事業の人員補強や新規事業の立ち上げ等に伴い戦略的に人員採用を行ない販売管理費が増加した一方で、制作スタジオにて利益率の高い受託案件が増加したこと及び、医療分野における事業の伸長等により、期初に公表した計画を上回り、過去最高の業績となった。
●1968 太平電業
発電所主体のプラント工事会社。西日本の原発に強い。海外据え付けでも実績。環境保全に参入。5月11日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比2.3%増収、同47.5%経常減益となった。建設工事部門の受注高は、環境保全設備工事が減少したものの、事業用および自家用火力発電設備工事が増加したことにより、部門全体として増加した。補修工事部門の受注高は、事業用火力発電設備工事、製鉄関連設備工事および環境保全設備工事が増加したことにより、部門全体として増加。
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こだわりレーティング |
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05月25日(金)分
1963 |
日揮 |
みずほ |
買い継続 |
2600円→2900円 |
2503 |
キリンHD |
SMBC日興 |
2→1格上げ |
3050円→3600円 |
4061 |
デンカ |
みずほ |
買い継続 |
4760円→4930円 |
6425 |
ユニバーサル |
ドイツ |
Buy継続 |
6100円→10000円 |
6465 |
ホシザキ |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
12600円→13100円 |
6849 |
日本光電 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3190円→3260円 |
6997 |
日本ケミコン |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4500円→5000円 |
7013 |
IHI |
SMBC日興 |
2→1格上げ |
3500円→5500円 |
8056 |
日本ユニシス |
みずほ |
中立→買い格上げ |
2220円→3300円 |
8801 |
三井不動産 |
SMBC日興 |
1継続 |
3200円→3300円 |
8802 |
三菱地所 |
SMBC日興 |
1継続 |
2500円→2600円 |
8830 |
住友不動産 |
SMBC日興 |
1継続 |
5100円→5300円 |
9449 |
GMO |
UBS |
Buy継続 |
2700円→3500円 |
9613 |
NTTデータ |
GS |
買い継続 |
1300円→1330円 |
9706 |
日本空港ビル |
ドイツ |
Buy継続 |
5300円→6120円 |
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