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平成30年06月01日(金)
5月30日現在海外相場 |
NYダウ |
24415ドル |
−251ドル |
ナスダック指数 |
7442P |
−20P |
CME日経先物 |
22105円 |
−85円 |
(尚、CME日経先物の前日比は昨日の大証比) |
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◎19年3月期業績好調銘柄30選
3月決算企業の決算発表を終えて、19年3月期業績見通しが示されました。多くの企業が「最高益更新」を予想する内容となっていますが、その中でも特に連続でして最高益を更新しており、尚且つ来期20年3月期も好調な業績が予想される銘柄を厳選しました。詳しくはカブーフレンズ「ないとスクープ」をご覧ください。ご購読は<ここ>をクリックください |
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本日のこだわり相場感
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◎上値が重い展開に
米朝首脳会談の開催についての思惑が先日までの波乱材料でしたが、目先この不安材料も落ち着いた動きとなっています。取り敢えず6月12日開催予定の会談の状況を見守ろうとする動きです。その一方でもう一方の懸念材料である米中の貿易摩擦についてですが、引き続き先行きの不安を強める展開となっています。
31日もトランプ米政権が、3月下旬に発動した鉄鋼とアルミニウムの輸入制限について、一時的に適用を除外していた欧州連合(EU)、カナダ、メキシコに対する追加関税の発動を6月1日以降に実施すると発表しています。米政権による保護主義的な通商政策が世界経済に悪影響をもたらすとの懸念が再燃しています。米中貿易摩擦だけに留まらず、世界経済に影響を及ぼす米国の貿易政策ですから、少々厄介な事態だとも言えます。
ただ、これまでのトランプ政権のやり方からすると、自国に有利な取引を引き出す為の戦略とも捉えられますから、発言やその時々の政策発動だけで、決めつけるのは問題かも知れません。それを金融市場自体も理解しているのでしょうか、この材料でドラスティックに下げると言う動きではなく、その時々の材料を節度を持って織り込んでいると言うことなのかも知れません。所謂、過去に起こった金融危機のような過剰な反応を示さないと言うことになります。
目先的にはこれら一連の外部環境を見極めると言うことで動き辛い展開になりそうです。米中貿易摩擦、米朝首脳会談、南欧の政局事情、先行きを見極め辛いと言えますから、相場自体もやや気迷い症状になる可能性は高いのかも知れません。目先的には週末の5月の米雇用統計の発表なども、為替相場や米国株に影響を及ぼすだけに、注意が必要になります。日経平均株価は2万2000円台を何とか維持していますが、これとて頑強な水準であると言えません。円高が更に進めだとか米国株が大きく下げると言うことになれば、2万2000円と言うレベルも危うくなります。ただ、この外部環境の不透明感が無い事を前提にすれば、基本的には株高への意識が強い相場であると言えますから、その意味では押し目狙いの動きに変わりはないと言えそうです。
●3630 電算システム
情報処理サービス開発中堅。払込票決済など収納代行を拡大中。グーグルの販売代理店展開も。4月27日発表18年12月期第1四半期の連結業績は、前年同期比13.7%増収、同4.4%経常増益となった。情報処理サービスは、給与処理サービス、エネルギー業向け情報処理サービス、各種ギフト処理サービスなどの売上が堅調に推移。SI・ソフト開発及び商品販売は、地方自治体向けのシステム機器導入や、G Suiteなどクラウド関連サービス、オートオークション業務システム、ERPパッケージなどの案件により売上が大きく伸長。
●4849 エン・ジャパン
求人情報サイト大手。転職情報に強い。企業や派遣会社からの広告が収益源。人材紹介も育成。5月10日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比28.3%増収、同42.2%経常増益となった。主に国内の主要求人サイト及び人材紹介が順調に推移、費用面は、売上高の増加に連動した会員獲得のプロモーション費用、業容拡大に伴う人件費、業務効率化に伴うアウトソース費用等が増加したものの、想定内の水準となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は485.5億円(前期比19.3%増)、営業利益は107億円(同11.1%増)、経常利益は107.2億円(同10.1%増)、純利益は73.3億円(同15.1%増)を見込む。
●7734 理研計器
産業用ガス保安器、計測器最大手。各種センサーを一貫生産。環境、防災関連注力、海外展開も。5月14日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比20.3%増収、同9.6%経常増益となった。米国の持分会社を子会社化した効果が売上高、営業利益を押し上げた。米国の子会社分は前々期に営業外の持分利益として計上(約1億円)していたが、前期は売上高で20億円、営業利益で3億円上乗せ。営業利益は13年3月期以来6期連続増益。期初計画は売上高が270億円、営業利益48億円だったが、円高目減り、開発費増、本社移転費用などで営業利益の着地は下振れ。
●1963 日揮
総合エンジ国内首位、世界で有力。海外各地で石油・ガス、化学、発電等プラント幅広く手掛ける。5月10日発表18年3月通期の連結業績は、17年3月期比4.3%増収、経常増益は17年3月期152億円の赤字から18年3月期は249億円の黒字に。アルジェリア向け原油・ガス処理プラントの工期遅れと一部海外子会社の採算悪化、円高影響で計画を下回る着地となった。尚、19年3月通期の連結業績では売上高は7000億円(前期比3.2%減)、営業利益は230億円(同7.0%増)、経常利益は290億円(同16.3%増)、純利益は100億円(同39.7%減)を見込む。低採算案件が減少するものの、イクシスLNGの発電プラント工事で一定のリスクをみていることが主因。
●2292 エスフーズ
牛肉、内臓肉輸入の先駆。『こてっちゃん』が主力。子会社で食肉小売り・外食も。米国に自社工場。4月13日発表18年2月通期の連結業績は、前期比12.5%増収の同5.9%経常増益となった。17年10月に鶏肉事業を行う日鶏食産をグループ化、鶏肉事業を強化。定番商品である「こてっちゃん」や「こてっちゃん牛もつ鍋」などの販売基盤を強化、フードリエを中心に、ハム・ソーセージ事業の再編成と、新製品の開発と販売促進に取り組んだ。パックセンターの新設、不採算店の閉鎖を実施。焼肉・しゃぶしゃぶチェーン事業とステーキレストランチェーン事業のメニュー及び料金の改定や店舗リニューアル等、競争力向上のための施策を実施。
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こだわりレーティング |
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05月31日(木)分
1662 |
石油資源開発 |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
2390円→3120円 |
1925 |
大和ハウス |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4570円→4700円 |
3994 |
マネーフォワード |
ドイツ |
新規Buy |
5950円 |
4208 |
宇部興産 |
みずほ |
買い継続 |
4100円→4300円 |
4911 |
資生堂 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
8000円→10000円 |
6407 |
CKD |
みずほ |
買い継続 |
3900円→4000円 |
6702 |
富士通 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
870円→920円 |
6752 |
パナソニック |
GS |
買い継続 |
2000円→2100円 |
7220 |
武蔵精密工業 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
4300円→4500円 |
7269 |
スズキ |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
7000円→7200円 |
7272 |
ヤマハ発動機 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
3700円→3900円 |
7282 |
豊田合成 |
野村 |
Neutral→Buy格上げ |
2700円→3400円 |
7832 |
バンナムHD |
野村 |
Neutral→Buy格上げ |
4000円→5600円 |
9503 |
関西電力 |
みずほ |
買い継続 |
1700円→1900円 |
9684 |
スクエニHD |
野村 |
Buy継続 |
5800円→6100円 |
9684 |
スクエニHD |
みずほ |
買い継続 |
5700円→6800円 |
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